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軽貨物ドライバーのきついポイント15選。本音を交えて紹介

ネット通販の拡大に伴い、軽貨物ドライバーは「ラストワンマイル」を担う存在としてますます需要が高まっています。個人宅や企業への配送を支える重要な仕事であり、今後も社会のニーズとともに拡大が見込まれます。

しかしその一方で、現場には時間との戦い、体力的な負担、収入面での不安など、想像以上の厳しさもあります。

この記事では、軽貨物ドライバーの仕事が「きつい」と言われる理由を、実際の現場感を交えながら掘り下げていきます。

目次
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【仕事内容編】軽貨物ドライバーがきついと言われる理由

貨物ドライバーの仕事は、自由度が高く個人の裁量で働ける反面、現場の負担が大きいという一面もあります。荷物を運ぶという単純な作業に見えて、実際にはスケジュール管理・接客対応・リスクマネジメントなど、多くの責任を背負っています。

ここでは、仕事内容に関わる「きつい」と言われる5つのポイントを、現場の具体例を交えながら紹介します。

1)長時間労働になりやすい

軽貨物ドライバーは、稼働時間が長くなりがちです。理由は単純で、仕事量と収入が比例する出来高制(配達1件あたりの報酬)で働く人が多いからです。

たとえば、ヤマトや佐川の委託案件では、1日100件以上の配達をこなすことも珍しくありません。朝7時に荷物を積み込み、夜20時を過ぎてもまだ配達が終わらない日もあります。以下はある配達員の稼働スケジュール例です。

  • 朝7:00に出勤し、配送センターで自分が担当する荷物の積み込みを開始
  • 時間指定の荷物をひたすら19:00まで配達
  • 会社や事務所に戻って本日の締め作業などの雑務を終え、21:00ごろ退勤

また、繁忙期には深夜の積み込みや翌日の準備作業が加わり、実質的に休む時間が少なくなることもあります。自由な働き方というより「働いた分だけ稼ぐしかない」現実に直面するのが、きつさの一因といえます。

2)荷物の積み下ろし・仕分けが体力的に負担

配送の仕事は運転よりも「荷物の上げ下ろし」で体力を消耗します。1日に何百回も車の乗り降りを繰り返し、腰をかがめて段ボールを積み替える動作が延々と続きます。

特に、宅配便では荷物のサイズや重さがバラバラで、家具や家電を扱うこともあるため、腕や腰に負担がかかります。

特に新人ドライバーが最初に体調を崩すのは、暑さよりもこの積み下ろし作業です。夏場は車内温度が40度を超える中での作業になるため、熱中症対策が欠かせません。配送というより「肉体労働」に近い日もあります。

3)時間指定や再配達対応に追われる

EC需要が増えた今、顧客の「時間指定配達」は当たり前になりました。しかし、交通渋滞や天候などの外的要因で遅れが出ることも多く、スケジュールが常にギリギリです。

さらに厄介なのが「不在」。一度届けられなかった荷物は再配達になり、これが積み上がると効率が大きく落ちます。

たとえば、昼に100件配達しても、夕方に20件の再配達が待っていることもあります。ドライバーの中には「不在票を入れる瞬間が一番つらい」という人も少なくありません。

効率を上げようとルートを工夫しても、現実は思うようにいかず、精神的な消耗が積み重なります。

4)事故・トラブルのリスクを常に抱えている

軽貨物ドライバーは一日中運転をしているため、事故のリスクは常に隣り合わせです。

配送先は住宅街や狭い路地が多く、バック中にフェンスや車をこすってしまうケースもあります。小さな接触でも修理費は自己負担になることがあり、1回のミスが大きな損失につながるのが現実です。

また、配送中の荷物破損や、誤配によるトラブルも珍しくありません。

たとえば、配送先の名前が似ていて誤って別の住所に届けてしまった新人が、顧客対応と再配送で半日を費やしたというケースもあります。

「走る=リスクを背負う」という感覚が常につきまとうのが、軽貨物業の厳しさです。

また、個人事業主の場合、賠償金や破損した商品の代替品の手配などは、すべて自分でおこなわなければなりません。

このような事案に遭うかもしれないと考えると、業務の割に責任が重いと感じる方もいるでしょう。

https://twitter.com/okomechan803/status/1961688140101685341

5)人とのやり取りやクレーム対応に神経を使う

軽貨物の仕事は一見「人と関わらない仕事」に思われがちですが、実際はむしろ逆です。

たとえばAmazonフレックスなどの宅配業務では、置き配が主流で接客は少ないものの、「荷物が濡れていた」「玄関前の対応が悪かった」といった苦情が入ることもあります。

一方で、生協や企業配などのルート配送では、商品説明や追加注文の営業を兼ねるケースもあり、笑顔での対応や雑談力が求められます

人によっては荷物よりも「人間関係のストレス」が大きいと感じるほど。個人事業主であっても、相手は顧客であり取引先。営業職に近い気配りが求められるのです。

https://twitter.com/enmtty9341/status/1684050519747346433

【収入・手取り編】軽貨物ドライバーがきついと言われる理由

軽貨物ドライバーの収入は、働き方によって大きく変わります。

企業専属の正社員や企業配ドライバーであれば、ある程度の固定給が保証される場合もありますが、多くの委託ドライバーは出来高制。つまり、働いた分だけが収入に直結します。その自由さの裏側には、安定しにくい現実があるのです。

ここでは、収入や経費に関する「きつい」と言われる要因を見ていきましょう。

1)出来高制のため収入が安定しない

軽貨物ドライバーの多くは「1件あたりいくら」「1日あたりいくら」といった出来高制で働いています。

たとえば宅配業務では、1件あたりの単価が150〜200円前後。日々の配達件数が多ければ収入は伸びますが、天候やエリアの荷量によって仕事量が左右されます。繁忙期と閑散期の差も大きく、月収が30万円を超える月もあれば、20万円台に落ちる月も珍しくありません。

企業配や正社員ドライバーの場合は固定給で安定していますが、通常の委託ドライバーにとって「毎月同じだけ稼ぐ」ことは容易ではないのが実情です。

https://twitter.com/4VA8dCiB48IF70D/status/1842902244884361677

2)燃料代などの経費負担が大きい

委託ドライバーは、車両を自分で保有・管理しているケースが多く、経費もすべて自己負担です。

なかでも影響が大きいのが燃料代。ガソリン価格が高騰した時期には、1リットルあたり20円上がるだけで月の負担が数千円〜1万円近く増えることもあります。

ほかにも任意保険料やタイヤ交換、オイル交換、車検費用などがあり、年間で20万円以上が経費として消えていくことも少なくありません。

走った分だけ稼げる一方で、走るほど支出も増える。ここに軽貨物の厳しさがあります。

とある軽貨物ドライバー(個人事業主)の1カ月の収入例を見ていきましょう。

週2日の休日で1カ月に22日働いたとします。毎日の売り上げが15,000円の場合、1カ月の総売り上げは330,000円です。

契約内容や運送業者によっても異なりますが、ここから売り上げの15%が業務委託手数料として引かれると、残りは280,500円です。そこからさらに自動車の維持費やガソリン代、保険などが差し引かれます。

3)ロイヤリティで実入りが減る

委託契約のほとんどで売上からロイヤリティ(手数料)が引かれる仕組みがあります。相場は10〜15%前後。

たとえば1カ月の売上が50万円の場合でも、手数料が15%であれば7万5,000円が差し引かれ、実際の手取りは42万円台になります。

このロイヤリティには、案件紹介料・システム利用料・保険料などが含まれることが多いものの、実際には「何に使われているのか分からない」と感じるドライバーも少なくありません

独立して働いているように見えて、実際は下請け構造の中で取り分が減っていくという構造的な問題を抱えています。

https://twitter.com/u4osDSYK2DHlidY/status/1795787568241377558
https://twitter.com/QyRRoCOHW9b0BRz/status/1612711403068227584

一般的な業務委託手数料の相場 → 10〜15%

4)閑散期は仕事が減り、収入が落ち込みやすい

軽貨物業界には明確な繁閑があります。

最も忙しいのは、年末年始の通販需要やボーナス時期、Amazonのプライムデーや楽天スーパーセールなどが重なる11〜12月。一方で、1〜3月は荷物が減りやすく、収入が大きく下がる傾向があります。

また、企業便やルート配送でも、年度末の契約更新や予算調整で仕事量が変動することがあり、安定的に案件を確保できるかどうかが収入を左右します。

繁閑差が激しい職種だからこそ、ドライバーは「貯められるときに貯める」必要があるのです。

5)休むと即無収入になる

委託ドライバーの多くは、労働基準法上の社員ではなく個人事業主。そのため、有給や休業補償といった制度はありません

特にAmazonフレックスのようなスポット便では、アプリで予約した枠の分だけが収入になるため、体調不良で休めば即日ゼロ。さらに、キャンセルを繰り返すとシステム上で仕事が取りづらくなることもあります。

また、委託ドライバーでも代わりのドライバーを自分で探さなければならず、気軽に休むのは難しいのが実情です。

https://twitter.com/maasan_keiba/status/1595204003398578176

【その他】軽貨物ドライバーがきついと言われる理由

軽貨物ドライバーの厳しさは、現場の体力面や収入面だけではありません。働く環境や業界構造、将来設計のしづらさなど、長期的に見て負担となる要素も多く存在します。

ここでは、実際に多くのドライバーが「見落としがちだがきつい」と感じる5つのポイントを紹介します。

1)悪質な運送会社・委託元が存在する

軽貨物業界は個人委託契約が主流であるため、契約内容や報酬体系が不透明な会社も少なくありません。なかには、仕事を紹介する代わりに高額な加盟金や毎月の手数料を請求する悪質な業者も存在します。

「月収60万円可能」などの甘い募集文句に惹かれて契約しても、実際は荷量が少なく、燃料費や手数料を引くとほとんど手元に残らないケースも。

契約時には以下の3つを必ず確認しましょう。

  • 契約書の有無
  • 手数料の内訳
  • 案件単価の根拠

2)他職種へのキャリアチェンジが難しい

軽貨物ドライバーは、運転技術やルート構築のスキルは身につくものの、それが他業種に直接転用できるケースは限られます。

企業の採用現場では「経験=キャリア」と見なされにくく、再就職の際に職歴として評価されづらいのが現実です。

また、長期間この仕事を続けていると勤務時間が不規則になりがちで、資格取得や転職準備の時間を確保しにくい点もハードルになります。

独立した個人事業主という立場は自由である反面、キャリア形成という観点では孤立しやすい働き方と言えるでしょう。

3)社会的信用を得にくい(ローンや賃貸審査など)

軽貨物ドライバーの多くは個人事業主として働いているため、社会的信用を得にくいという側面もあります。

会社員のように給与明細や社会保険の記録がない場合、住宅ローンやクレジットカードの審査で不利になることがあります。

また、確定申告で経費を多く計上していると「所得が低く見える」ため、賃貸契約でも断られるケースがあるほどです。

安定した収入があっても、形として証明しづらいことが、長く働く上での大きなストレスになっています。

4)天候・季節・災害の影響を直接受けやすい

軽貨物ドライバーの仕事は、雨でも雪でも基本的に止まりません。台風や猛暑の日でも荷物は届くため、過酷な環境での業務が避けられません。

特に夏場の車内温度は40度を超え、エアコンを切らざるを得ない積み込み中は汗が止まりません。冬は雪道でのスリップや渋滞による遅延リスクが増え、プレッシャーも大きくなります。

災害時には道路の通行止めや停電による配達不能など、外的要因に振り回される場面も多く、「自然相手の仕事」であることを痛感します。

5)生涯続けられる仕事ではない

軽貨物ドライバーは、体力と集中力を必要とする仕事です。長距離運転や頻繁な荷物の積み下ろしは、年齢とともに負担が大きくなります。

実際、50代を過ぎると腰痛や関節の痛みで離職する人も増え、60代まで現役で続ける人はごく一部です。

また、個人事業主の場合、退職金や企業年金といった老後の備えがないため、自分で貯蓄や保険を整える必要があります。

短期的には高収入を得やすい仕事でも、長期的には「いつまで続けられるか」という現実的な壁にぶつかる職種です。

https://twitter.com/suzuhiro5555/status/1911965805857972478

正社員の軽貨物ドライバーならではのきついポイントはある?

軽貨物ドライバーには、業務委託だけでなく正社員として働くケースもあります。固定給や社会保険がある点は安心ですが、その分だけ別の厳しさがあります。

まず、出来高制の委託ドライバーと異なり、どれだけ多く配達しても給与が変わらない点です。繁忙期に長時間働いても月給は一定で、実働に対する報酬割合が低く感じられます。

また、会社の指示でシフトが組まれるため、早朝・深夜・休日出勤など勤務時間の自由がなく、拘束時間も長くなりがちです。配達以外に倉庫内作業や車両管理、応援業務を任されることも多く、業務範囲が広いのも特徴です。

さらに、成果よりも勤続年数や上司の評価で昇給・昇進が決まる傾向があり、努力が直接報われにくいという声もあります。安定した働き方である一方、柔軟さや成果主義のメリットが得にくい点が、正社員ドライバー特有のきつさといえます。

反対に軽貨物ドライバーの楽しいところは?

軽貨物ドライバーの仕事はきつい面ばかりではありません。現場で働く中で、多くの人が「この仕事でよかった」と感じる瞬間もあります。

  • 働き方の自由度が高く、自分の裁量でシフトや稼働時間を決められる
  • 出来高制のため努力が収入に直結し、成果を実感しやすい
  • 荷物を届けたときにお客様から感謝の言葉をもらえる
  • 運転が好きな人にとっては一人の時間が心地よい
  • 個人事業主として独立や事業拡大を目指せる

自由度と成果のバランスが取れた働き方であり、自分の工夫や努力がそのまま結果に結びつくのが軽貨物ドライバーの魅力です。

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軽貨物ドライバーの働き方は、選ぶ案件や委託元によって大きく変わります。収入の安定度も、働きやすさも、契約先の質次第です。悪質な業者に当たれば、想定外の手数料や不透明な契約で苦労することもあります。だからこそ、信頼できる情報源から仕事を選ぶことが重要です。

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