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軽貨物で1日に100個は多い?少ない?ドライバーは1日に何個運べるのか

軽貨物ドライバーとしてデビューしたあと、最初にぶつかるのが、配達個数100個の壁です。

壁をなかなか越えられない人もいれば、壁は越えたものの、客観的に見て多いのか少ないのかわからない人もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、軽貨物で1日に100個の配達数が多いのか少ないのか、一般的な軽貨物ドライバーは1日に何個くらい配達しているのかについて、解説します。記事を読めば、配達個数を伸ばすコツもわかります。ぜひ最後までご覧ください。

目次

軽貨物で1日に100個配れるのはすごいこと?

軽貨物で1日に100個配達するのは、多い部類に入るのでしょうか、それとも少ないのでしょうか。

ここでは、一般的な軽貨物ドライバーが1日に配達できる荷物量や、150個、200個と配達することが可能なのかどうかについて、解説します。

一般的な軽貨物ドライバーは1日に何個運べる?

一般的な軽貨物ドライバーが1日に配達できる荷物量は、平均で100個程度といわれています。

しかし、配達個数には個人差があり、1日かけて50個以下という人もいれば、余裕で100個以上配達できる人もいるなど、千差万別です。

配達個数に関しては、センスや向き不向きもあり、一概には語れない面もあります。しかし、それよりも大事なのは、コツをつかめているかどうかと慣れです。そう考えると、誰もがたくさん配達できるようになる可能性を秘めているといっても過言ではありません。

1日に150個や200個も可能?

では、1日に150個や200個を配達することもできるのでしょうか。その答えは「物理的には可能」です。

ベテランの軽貨物ドライバーの中には、1日に250個から300個を配達する達人もいます。

ただし、それだけたくさんの配達をするのは、卓越した配達スキルに加え、慣れているエリアである、不在が少ない、当日の天候に恵まれたなど、さまざまな好条件がそろわないと厳しいでしょう。

また、複数口の荷物が多いかどうかによっても、配達できる個数は左右されます。

たとえば荷物が100個あっても、同じ届け先のものがたくさんあれば、回る軒数は少なくて済みます。しかし、100個すべての届け先が違う場合は、100軒回らなければなりません。

このように、努力だけではどうにもならない面もあるのが、配達の難しいところです。

軽貨物で1日に100個配るために必要な条件

配達の難しさはあるものの、できれば1個でも多く配達して、収入につなげたいところです。軽貨物で1日に100個を扱うためには、どのような条件が必要なのでしょうか。

ここでは、1日に100個配るために必要な条件、反対にどのような条件だと厳しいのかを紹介します。

それぞれの条件を確認し、配達個数の増加に役立ててください。

エリア

慣れているエリアかそうでないかによって、1日に配達できる個数は大きく変わります。

慣れているエリアなら地図を確認しなくても次の配達先に行けますが、慣れていないエリアでは、地図を細かく確認しなければなりません。地図に表示されている道が、車両通行できるのかどうかわからないこともあるためです。

狭い道が多いエリアの場合、車両が入れず引き返すこともあります。道路事情がわからずに、立ち往生してしまうこともあるでしょう。いずれも、大きな時間のロスです。

このような時間のロスがあるのとないのとでは、配達スピードも天と地ほど変わってきます

さらに、エリアによって配りやすさはまちまちです。

新しい住宅街であれば駐車もしやすく、一筆書きのように回ることができますが、昔ながらの街並みの場合は道が狭く、配達先から離れたところでないと駐車できないこともあります。

都会の場合は交通量だけでなく信号も多く、効率的に回ることはなかなか困難です。

そのほか、配達個数には、在宅率も影響があります。

不在の場合は不在票を書くのに時間がかかり、再配達依頼が来れば再度訪問しなければなりません。

不在が続くとイライラが募り、精神衛生上、決してよいことではありません。

しかし、専業主婦や高齢者が多いなど在宅率が高い地域であれば、不在票を書く手間もなく、イライラを募らせることもなく、順調に配達ができます。

このように、100個の配達を達成するにあたっては、エリアの条件が大きいのですが、エリアは自分で選べないことが多く、運に左右される部分かもしれません。

委託会社や案件の種類

1日に配れる個数は、委託会社や引き受ける案件の種類によっても異なります。

そもそも、1日の荷物量が100個以下であることが当然の委託会社に所属している場合は、1日100個以上の配達は、どう考えても不可能です。

案件の種類でいうと、たとえばアマゾンフレックスでは、すでに荷物がロールボックスパレットにまとめられているので、それをアプリで読み込んで車両に積めば、すぐに配達に出られます。また、アマゾンフレックスは置き配がメインです。そのため、不在でも配達を完了でき、時間のロスがありません。

では、ほかの案件はどうなのでしょうか。

たとえばヤマト運輸の場合は、アマゾンフレックスに比べると、集荷センターでの作業に時間がかかります。

というのは、朝の便で届いた荷物に関しては、仕分け専門のスタッフがエリアごとに分けてくれますが、それ以降は、自分たちで分ける必要があるためです。

また、置き配の指示があればそれに従いますが、基本的には対面での配達が多く、1軒あたりの時間がかかります。不在であれば、不在票対応しなければなりません。

ただ、ヤマト運輸はセンターが細分化されており、1つのセンターが受け持つ範囲はそう広くありません。

そのため1人のドライバーに割り当てられるエリアも狭く、センターからそれほど離れていないことが多いため、移動距離は短くて済むでしょう。

じつはヤマト運輸の委託ドライバーの中には、毎日200個以上を配達する人もいます。慣れてくれば、それだけの個数をこなせるようになる可能性が、誰にでもあるということです。

労働時間

1日に100個の配達ができるかどうかは、単純に労働時間も関係します。

午前中のみ、午後のみといったスポット的な働き方の場合、条件によっては、100個の配達は難しいでしょう。

1時間で配達できる個数は、平均10〜20個程度といわれています

1時間に10個とすると、100個で必要な時間は10時間です。100個を目指すなら、ある程度の労働時間は確保しなければならないといえます。

参考:1個あたりの単価が高い荷物は、多く運べない?

多くの場合、荷物単価は一律です。

所属している運送会社や委託会社にもよりますが、荷物1個につき130〜200円が相場となっています。ただ、中には荷物の大きさによって単価を分けている会社があることも事実です。たとえば、一般的な荷物単価が160円であるのに対し、大型の荷物単価が300〜600円というケースがあります。

単価だけを見ると、大型の荷物は一度に多く稼げ、お得に思えるかもしれません。

しかし、大型の荷物をたくさん配達するには、それだけのスペースが必要です。

大型の荷物がいくつもあるためにほかの荷物が積めず、積み直しのために行ったり来たりしなければならないこともあります。そう考えると、高単価な大型荷物だけをたくさん運ぶのは、難しいといってよいでしょう。

軽貨物ドライバーの1日の流れ(荷物100個の場合)

さて、100個の荷物を受け持ったドライバーは、どのようにすれば、すべてを配達できるのでしょうか。軽貨物ドライバーの1日の流れをモデルパターンとして紹介します。

9:00〜12:00 配達開始:午前指定と1便の指定なし荷物(40個)

午前中は、朝、センターに届いた1便の荷物の中から、午前指定の荷物と指定なしの荷物だけを積み込みます。

指定なしの荷物は、午前中にすべて配りきることが理想です。数が多い場合は、持っていくエリアとそうでないエリアに分け、持っていくエリアの荷物だけを積み込みましょう。分け方は、午前指定の荷物を配達するエリアを確認しながら考えます。午前指定がないエリアの荷物なら、午後に回してもよいでしょう。

1時間に15個を配達できれば、12時には終了するはずです。配達を終えたら昼休憩をとり、13時すぎにはセンターに戻ります。

14:00〜17:00 配達再開:昼〜夕方指定と1便、2便の指定なし荷物(40個)

昼に届いた2便の荷物と、午後から夕方までの時間指定の荷物を積み込みます。

1便で残した指定なしの荷物があれば、一緒に積みましょう。

午前中と同様に、1時間15個のペースで配達すれば、夕方までには40個の配達が完了します。夜間の配達に備え、17時すぎにはセンターに戻りましょう。

18:00〜20:00 配達再開・夜間指定と、3便、不在の荷物(20個)

夜間指定の荷物を積み込み、最終の配達に出ます。

3便が届いている場合は、その荷物も積み込んでください。

夜間は視界が悪く、どうしても配達スピードが落ちてしまいます。しかし、1時間に10個ペースで配達できれば大丈夫です。落ち着いて安全第一でいきましょう。

この時間帯では、午前中から夕方までに配達した荷物のうち、不在だったものを再配達することをおすすめします。夜間は在宅率が上がるからです。回るエリアは同じなので、不在だった家の前を通りかかったときに配達できてしまえばラッキーです。

もちろん、当日中の再配達依頼がきていない場合は、必ずしもその日のうちに配達しなければならないというわけではありません。余裕がなければ翌日に回しても問題はないのですが、「1個でも多く配達しよう」という気持ちが、配達個数を伸ばことにつながります。

軽貨物で1日に100個以上を配達するには

100個を配達するモデルパターンは、わかりました。では、もっと収入を上げるために、軽貨物で安定して1日に100個以上の配達を達成するには、どうすればよいのでしょうか。

ここでは、1日に100個以上配達するコツを紹介します。

自分にとってベストな積み方の模索を続ける

配達個数を伸ばすためには、荷物の積み方を工夫することがもっとも重要です。

なぜなら、配達においていちばん無駄なのが、荷物を探す時間だからです。

たとえば1日(8時間稼働)に150個配達するとしましょう。この場合、1時間に18個を配達する必要があります。

1時間に18個ということは、1軒当たり3分程度の時間しかかけられないということです。にもかかわらず、荷物探しに何分もかけていたのでは、配達個数は伸ばせません。

しかし、荷物を探す時間は、積み方次第でいくらでも短縮できます。

基本は、エリア別に積むこと、できるだけ手前から出せるようにすることですが、実際のところ正解はありません。たくさん配っている人の積み方を参考にしつつ、自分にとってベストな積み方の模索を続け、配達のスピードアップにつなげていきましょう。

あらゆる無駄をなくす

荷物を探す時間が無駄であることは前述しましたが、下記のように、ほかにも無駄はあります。

  • 同じところを何度も回ってしまう
  • 配達先から離れたところに車両を停める
  • 顧客のライフスタイルを把握していない

それぞれ解説します。

同じところを何度も回ってしまう

無計画に配達を始めてしまうと、同じところをぐるぐる回ることになりかねず、とても非効率です。次の配達先はもちろん、2〜3軒先の配達先も考慮してルートを組み立てると、効率がよくなります。

配達先から離れたところに車両を停める

配達先から離れたところに車両を停めると、徒歩での移動距離が長くなり、その分配達スピードが遅くなります。よくあるのは、玄関側ではなく裏に停めてしまい、玄関まで遠くなってしまったというパターンです。

玄関の向きは地図ではわかりませんし、隣家と同じ向きとも限りません。

一度行ったところは覚えておくようにすると、このような無駄を省けます。

顧客のライフスタイルを把握していない

毎回同じエリアを回っていると、自然に顧客の名前や家の場所を覚えてくるものですが、効率のよい配達のためには、できればライフスタイルも把握しておくとよいでしょう。

たとえば、ひとり暮らしで平日は19時以降にしか帰ってこない、週末は午前中しかいない、という顧客なら、指定なしの荷物であっても、平日は夜間に配達すれば無駄がありません。

このように、少しずつ顧客のライフスタイルや行動パターンをつかむことができれば、徐々に無駄も減っていきます。

配達しやすそうなエリアにあるセンターで働く

同じ100個でも、配達しやすいエリアで100個配達するのと、配達しにくいエリアで100個配達するのとでは、難易度が大きく変わります。

たとえば、エリアが広く、さらに家と家が離れているようなところは、1軒ごとの移動距離が長くなり、配達にも時間がかかりがちです。配達する荷物が少ないことも多く、1日通して働いても、それほど稼げないかもしれません。

一方で、新しい住宅が多い新興エリアは、不在率は高いかもしれませんが、宅配ボックスを設置するケースも多く、配達しやすい点が大きなメリットです。

そう考えると、できれば配達しやすいエリアで働きたいもの。これから軽貨物ドライバーへの応募を考えている人、たくさん配達するために別の委託先を検討したいという人は、応募の際に地図でエリアを確認することをおすすめします。

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軽貨物で1日の配達個数が100個というのは多いのか少ないのか、たくさん配達するにはどうしたらよいのかについて解説しました。

一般的なドライバーの配達個数は1日100個程度ですが、さまざまに工夫し、経験を積むことで、配達個数は伸ばせます。

ぜひ自分なりに工夫して、配達個数を伸ばしていってください。

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