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ウーバーイーツが本業だと人生終わり……?専業が危険と言われる理由は?

ウーバーイーツは自由度の高い働き方が魅力ですが、収入の不安定さや身体的負担などの課題もあります。

一方で副業として取り組む場合や、軽貨物ドライバーといった別の選択肢を検討することで、安定した収入を得られる可能性が広がります。

この記事では、ウーバーイーツを専業にすることのリスクや、月収シミュレーションを通じてみえてくる現実を詳しく解説します。

目次

ウーバーイーツを本業(専業)にしている人は多い?

ウーバーイーツを本業として活動する人は一定数存在しますが、多数派とはいえません。

これは、収入や働き方の自由度が魅力的である一方で、安定性に欠ける点や身体的な負担が理由で、専業として続けるのが難しいと感じる配達員が多いためです。

一方で、フルタイムで稼働することによって生活費をまかなえるほどの収入を得ている人もいます。

しかし、そうした人々の多くは都市部など注文が集中しやすいエリアに住んでいるか、長時間稼働することを前提にしています。

また、2020年頃のピーク時と比較すると稼ぎにくくなった点や、競合サービスの台頭など、外的要因の面でも安心して働き続けられるとは限りません。

現在の環境でなんとかやれているとしても、将来への不安を完全に払拭することは難しいのが現状です。

ウーバーイーツが本業(専業)は「人生終わり」と言われる理由

ウーバーイーツを本業にすることに対しては、ネガティブな印象をもっている方が多くいます。

この背景には、収入の不安定さや身体的負担、社会的な偏見といった複数の要因が絡んでいます。本業としてのリスクが副業に比べて明確に高いことも、この見方を助長する一因です。

ここでは、それぞれの要因について詳しく解説します。

1)収入の見通しが立てられず安定しないから

ウーバーイーツを本業にする際の課題の1つが、収入の安定性です。

配達単価や需要は日々変動し、繁忙期と閑散期で稼ぎが大きく異なるため、将来的な収入の見通しを立てることが難しくなります。

一方、副業として取り組む場合は本業での固定収入があるため、このような不安は生まれにくいでしょう。

また、雨天や極端な暑さの日は需要が増える一方で、体調を崩すと収入が途絶えるリスクも本業では避けられません。

副業であれば必要な稼働日数や時間を調整しやすく、一定の安定感を保てます。

2)身体的な負担が大きいから

本業としてウーバーイーツで長時間稼働する場合、身体への負担が副業よりも顕著に現れます。

特に自転車での配達では膝や腰への負担が大きく、疲労が蓄積しやすくなります。本業で行うためには、1日の稼働時間も7~8時間、それ以上になることもあるでしょう。

その間、休憩を挟みつつも自転車に乗り続けるというのは、想像しているよりも大変なことです。

副業であれば、配達に充てる時間を限定することで身体的な負担を軽減できます。

例えば、週末や短時間だけでの稼働でも、健康を維持しながら収入を補えます。

3)世間体や一部の偏見の目が気になるから

ウーバーイーツを本業としている場合、世間からの偏見に直面することがあります。

「安定した職ではない」という先入観や、「手軽な仕事」という誤解が、ネガティブな評価につながることが少なくありません。

また、本業がウーバーイーツでは、社会的信用が求められる場面で不利になるケースも考えられます。

4)事故や怪我のリスクと隣り合わせだから

ウーバーイーツの配達業務は、事故や怪我のリスクと常に隣り合わせです。

本業として長時間稼働する場合、このリスクは高まります。特に交通量の多いエリアでの配達は注意を払うべき場面が多く、精神的にも疲弊しやすいでしょう。

さらに、2024年11月から道路交通法が改正され、自転車利用者に対する罰則が強化されました。この改正では、「ながらスマホ」に関する罰則も含まれており、自転車運転中にスマートフォンの画面を注視した場合、懲役または罰金が科せられるようになりました。

配達中に交通ルールを守ることは当然の前提ですが、配達ルートを確認しようとしてスマートフォンを使用することで、思わぬ危険にさらされるケースも考えられます。

5)保障が限定的だから

ウーバーイーツが本業の場合、健康保険や年金などの保障が十分に整っていない点が問題となります。

配達中の事故に対する補償制度はあるものの、適用範囲が限定的です。

一方、副業であれば本業での福利厚生を活用できるため、保障の不安を軽減できます。

6)キャリア形成にはつながりにくいから

ウーバーイーツの配達業務は、将来のキャリア形成に直結しづらいという課題があります。

フードデリバリーの配達は、「気軽かつ自由に稼げる仕事」である一方で、「誰にでもできる仕事」という印象があるため、本業として働き続けても、スキルや経験が他業種への転職に生かされにくいといえるでしょう。

本業とは別で、「収入を増やしたい」「楽しいから」等の理由があり、副業として行う分にはよいでしょう。

7)収入の上限が見えやすいから

ウーバーイーツは歩合制であるため、収入に上限がある点も本業にするデメリットです。

稼働時間を増やしても配達単価が低ければ、思うように収入が伸びないケースが多々あります。

また、2025年1月現在では配達員のランク制度などは設けられていないので、10,000回配達した人でも、10回しか配達したことのない人でも、同じ稼働で得られる収入は変わりません。

配達エリアや配達時間の選定、クエストの利用などによってじょうずに稼げるようにはなっていきますが、やることは同じなので収入は頭打ちというのが実情です。

ウーバーイーツを本業(専業)にしている人の声

ここで、ウーバーイーツを本業にしている人の声をみていきましょう。

https://twitter.com/uber_wave125i/status/1771852198684557512

やはり、ウーバーイーツを本業にしている人から多いのは「稼ぎ」に関する声のようです。

中には、最低時給と比較して今後の進退を決めたという人もおり、収入の軸にするのは難しいという意見が多くみられます

また、20代の時間の使い方に言及している方もおり、専業とそうでないかによってウーバーイーツでの働き方にも賛否が分かれるようです。

ウーバーイーツを本業(専業)にした場合の月収シミュレーション

ウーバーイーツを本業として働いた場合の月収を、以下の条件に基づいてシミュレーションします。

稼働条件月20日、1日8時間
配達単価平均400円
1時間あたりの平均配達件数4件
クエスト報酬週次6,000円
ウーバーイーツの月収シミュレーション

まず、1時間での収入を計算します。1時間あたり4件の配達を行うと、400円 × 4件 = 1,600円になります。これを1日8時間稼働すると、1,600円 × 8時間 = 12,800円が1日の収入です。

月20日間稼働した場合、12,800円 × 20日 = 256,000円が月収の基本となります。

さらに、週次クエスト報酬として1週間あたり6,000円が加算されるため、月4週間で6,000円 × 4週 = 24,000円が追加されます。

したがって、総月収は256,000円 + 24,000円 = 280,000円となります。

一見十分な稼ぎがあるようにみえますが、本業として稼働する場合には、その他の支出を考慮しなければなりません。

まず、国民健康保険や国民年金などの社会保険料が収入に応じて発生します。これらは数万円単位の負担となることが多く、固定費として計上されます。

また、バイクを利用して配達を行う場合には、燃料費やメンテナンス費が月間で数千円から1万円程度かかる可能性があります。

加えて税金の支払いも必要になるため、収入の一部が差し引かれることを念頭に置く必要があります。

これらを差し引いた場合、月収280,000円から5万~7万円程度が経費として消えるため、手取り額は約20万円前後となります。

ただし、悪天候や体調不良などで稼働できない日がある場合、この手取り額はさらに減少する可能性もあります。

ウーバーイーツを本業として安定した収入を得るには、効率的な稼働時間の管理やエリア選定が必要です。また、支出を最小限に抑える工夫も求められます。

これらの要素を考慮したうえで、本業としての可能性を判断することが重要です。

ウーバーイーツは本業(専業)ではなく副業にしたほうがよい理由

ウーバーイーツを本業にする選択にはメリットもありますが、副業として取り組むほうが多くの人にとって現実的で安定した選択肢となる場合があります。

以下では、副業としての利点を具体的に説明します。

収入源を分散できるから

副業としてウーバーイーツを選ぶ大きな利点は、収入源を分散できることです。

本業の収入が基盤となるため、ウーバーイーツの収入が一時的に減少しても生活への影響を最小限に抑えることができます。

例えば、天候や季節によってウーバーイーツの需要が減少しても、本業での安定収入があれば生活費を補填できます。

精神的な余裕がもてるから

副業としてウーバーイーツに取り組むと、本業が収入面の基盤となるため、精神的な余裕をもちながら働けます

本業として取り組む場合、収入を確保するために長時間稼働する必要があり、特に閑散期のオファーが少ない時期などはプレッシャーが大きくなる傾向にあります。

休日に数時間だけ配達を行う形であれば、生活に無理のない範囲で取り組めます。

ウーバーイーツを楽しみながら収入を得るというポジティブな体験が得られる点も、魅力の1つです。

別に本業があれば保険周りの負担が軽減されるから

ウーバーイーツを副業にすることで、本業で提供される社会保険や年金といった保障を維持できます。

本業が提供する福利厚生を活用することで、配達業務に伴う経済的なリスクを軽減できます。

具体的には、個人事業主として国民健康保険や国民年金を全額負担する必要がなくなるため、手取り収入が実質的に増えることになります。

このように、本業の保障を活用することで副業の収入がより実用的に活用できる点は、大きなメリットです。

気分転換になるから

副業としてのウーバーイーツは、本業とは異なる環境で働くことができるため、気分転換としての役割も果たします。

特に、デスクワークや単調な業務が中心の本業をもつ人にとっては、外に出て身体を動かしながら仕事をすることでリフレッシュできるでしょう。

また、短時間でも配達を行うことで気分転換になるだけでなく、運動不足の解消にもつながります。

副業として取り組むことで得られる健康面や精神面でのポジティブな効果は、本業にはない魅力の1つです。

ウーバーイーツを本業(専業)でやっていくための条件

ウーバーイーツを本業として安定した収入を得るには、戦略的な働き方が求められます。

本業として活動する場合、収入を最大化し、効率を高めるためにさまざまな条件を満たす必要があります。

ここでは、具体的な条件について解説します。

都心部エリアで稼働する

ウーバーイーツの配達業務で安定的に稼ぐには、都心部での稼働が重要です。

都心部では注文数が多く、短時間で複数の配達をこなせるため、効率的に稼げます

一方で地方エリアでは注文の間隔が長くなりやすく、稼働効率が低下するリスクがあります。

例えば東京都心や大阪の中心部では、飲食店の密集度が高く配達の平均距離が短いため、1時間あたりの配達件数を増やせます。これにより、単価の低下や待機時間のロスを最小限に抑えることができるでしょう。

自転車ではなくバイクを利用する

バイクを利用することも本業でウーバーイーツをするには最低条件です。

自転車では対応しにくい長距離の注文や、短時間で多くの配達をこなす必要がある場合においては、やはりバイクのほうが有利です。

また、需要の高まる雨の日なども屋根付きのルーフスクーターがあれば、ある程度快適に稼働できます。

ただし、バイクにはガソリン代やメンテナンス費が必要となるため、これらを収支計算に組み込む必要があります。

ピークタイムでの稼働やクエストは確実に押さえる

ウーバーイーツで高収入を目指すには、ピークタイムでの稼働と不定期で発生するクエスト達成が欠かせません。

特に昼食(11:30~13:30)や夕食の時間帯(18:30~22:00)は注文が集中するため、必須で稼働する必要があります。ウーバーイーツは出来高制であり、何時間稼働しても実際に食事を運ばなければお金になりません。

また、クエスト報酬を確実に獲得することで、収入をさらに増やすことができます。クエストにはさまざまな種類がありますが、繁忙期の土日祝や雨予定の日はあらかじめ稼働できるように時間をとっておくのが鉄則です。

また、本業で行う場合はピーク帯以外の稼働も検討しましょう。ピーク帯は需要に応じて副業配達員の稼働も増えるので、本業の方はそれ以外の時間も稼働して差別化していく必要があります。

【FAQ】最近のウーバーイーツに関するよくある質問

ウーバーイーツを取り巻く環境は年々変化しており、昨今では特に報酬や配達員数に関する話題が注目されています。

以下では、最近の動向に関するよくある質問について解説します。

2024年12月から配達単価(報酬)は下がっている?

2024年12月以降、ウーバーイーツの配達単価(報酬)が一部で引き下げられたという報告があり、配達員の間で「稼ぎにくくなった」との声が増えています。

特に、通常であれば報酬アップやクエスト(特定の条件を達成した際に得られるボーナス)が多く発生する年末の繁忙期に、この変化を実感している配達員が多いようです。

報酬が下がった背景には、競争の激化やウーバーイーツの収益構造の見直しがあるとされています。

また、専門家の意見では、「Uber One」の導入も影響があるとされています。「Uber One」は、定額制の会員プログラムで、会員には配達料金の割引や配達手数料の無料化といった特典が提供されるもので、これが結果的に配達員の報酬に間接的な影響を及ぼしているという声もあります。

Uber社は、「プラットフォーム全体での報酬は下がっていない」と主張しています。しかし、2020年から2021年にかけてのパンデミック時のピークと比較すると、稼ぎにくさを感じる配達員が多いのも事実です。

参考:
【Uber】本社は否定も…報酬の引き下げの声!アルゴリズムは?業界は飽和状態?|アベプラ
Uber Eatsに何が?業界に課題?繁忙期に報酬10%減…配達員は涙目?運営会社「プラットフォーム全体で報酬水準は下がっていない」|ABEMA TIMES

配達員は減っている?

配達員の人数は地域によってばらつきがあるものの、全体としては減少傾向にあるとされています。

これは、配達単価の低下や稼働条件の厳しさに加えて、ほかのデリバリーサービスとの競争激化が要因とされています。

特に報酬面での変化により、新規配達員の参入が鈍化している一方で、既存の配達員が稼働を減らすケースも増えています。

一部の配達員は、ほかのプラットフォームや副業へと移行する動きがみられています。

もう稼げないって本当?

「ウーバーイーツはもう稼げない」という声が増えています。以前のように単価が高い時期と比べると同じ稼働時間で得られる収入は減少しているのは否めません。

また、2024年12月の単価引き下げの件などもあり、今後はさらに稼ぎにくくなる可能性もあるでしょう。

このような状況を考慮すると、ウーバーイーツを本業とするにはリスクが高まる一方、副業として取り組む場合には収入源を補う手段として依然として有効であると考えられます。

配達の仕事で本業(専業)向きなのは軽貨物ドライバー◎

ウーバーイーツを本業とするには、収入の不安定さや身体的負担といった課題がつきまといます。そのため、本業ありきで副業としてウーバーイーツの仕事をするほうが現実的だといえるでしょう。

とはいえ、同じ配達の仕事でも本業で安定して稼いでいける仕事もあります。その1つが軽貨物ドライバーです。

軽貨物ドライバーは収入が安定しやすく業務の自由度も高いため、配達を本業にしたい方には現実的な選択肢となります。また、軽貨物業界はEC需要の高まりから、新規参入する人も増えています。

ただし、軽貨物の案件はさまざまであり、悪質な運送会社と契約してしまうと理不尽な働き方を強いられることも……。

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