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軽貨物とは?運送業の仕事内容や1日の流れ、手取りや平均年収を解説

昨今、ネットショッピングの需要の高まりの影響もあり、配送業の仕事を始める人が増えています。

なかでも注目されているのが軽貨物の仕事です。軽貨物専門で配達をおこなう軽貨物ドライバー。その仕事内容や収入はどうなっているのでしょうか。

この記事では、軽貨物とはそもそも何を指すかをはじめ、軽貨物ドライバーの種類や仕事内容、収入などを網羅的に解説していきます。「軽貨物の仕事についてひと通り知っておきたい」という方はぜひご覧ください。

目次

「軽貨物」とは?

「軽貨物」とは、貨物の運搬を前提とした軽自動車のことです。

黒地に黄文字のナンバープレートで、「4」から始まる4ナンバーが記載されています。黄色地に黒文字の場合は自家用車です。

この軽貨物車を使って貨物を配送することを「軽貨物自動車運送業」と呼びます。

「軽貨物」という言葉を使うときは、軽自動車そのものを指すときと、軽貨物自動車運送業を指すときの2パターンあります。

軽貨物ドライバーの種類

軽貨物ドライバーとして働く場合は、以下の3種類のどれかになります。

正社員運送会社の社員として雇用される。正社員の他にも、契約社員・アルバイト・パートなどの雇用形態がある。
業務委託会社に雇用される形態ではなく、個人事業主として開業し、企業と業務委託契約を締結する。歩合で稼ぐことが多い。
フリーランス会社に雇用される形態ではなく、個人事業主として開業する。単発で依頼されるスポット便を請け負う。働き方の自由度が高い。
軽貨物ドライバーの種類

それぞれの働き方に特徴があるため、自分に合ったものを選択しましょう。

軽貨物ドライバーの業務委託契約

軽貨物ドライバーは主に以下の2つの働き方があります。どちらも仕事の請け負い方が違うだけで、仕事の内容は同じです。ただ一つ大きく違うのはマージンがあるかないかです。

  • 企業と直接業務委託契約を結ぶ
  • 軽貨物事業者と業務委託契約を結び、そこで仕事をもらう

直接企業と業務委託契約を結んだ場合はマージンをひかれることはありませんが、業者と業務委託を結んだ場合は売り上げからマージンをひかれます。

マージンは業者により差がありますが、だいたい売上の15%ほどです。

マージンをひかれるなら、企業と直接契約したほうがいいじゃないか!

と思うかもしれませんが、直接契約を結ぶ場合は自ら営業をかけ、仕事をとりにいかなければいけません。

どちらにするかは自分で決められるるので、ライフスタイルや経験の有無なども含めて判断するのがよいでしょう。

軽貨物ドライバーの仕事内容

軽貨物ドライバーの仕事内容は言わずもがな荷物を運ぶことです。荷物を運ぶと一口にいっても、どのような荷物なのか、配達先はどこなのかなど、どんな配達の仕事をするかによって大きく変わります。

軽貨物ドライバーの案件のタイプには主に以下の4つがあります。

  • 宅配
  • 企業配
  • ネットスーパー
  • スポット配送

それぞれの仕事内容はどのようなものでしょうか?

荷物配達先
宅配小包~スーツケースのように大きいものまで幅広い個人宅
企業配小包~コピー用紙程の物企業、事務所等
ネットスーパー食品や日用品個人宅
スポット荷量は多くなく小さいものから大きいものまで企業、倉庫等

それぞれ紹介していきます。

宅配便

宅配は、ユーザーが注文した商品を出荷元から依頼を受けて、ユーザーのもとに届ける仕事です。だいたい朝は8時くらいから稼働して、夜は20時台の最終便の配達をしています。

個人宅への配送が多いため不在がつきものです。そのため、配達しても配達しても荷物が減らない場合もあります。

しかし、個人宅への配達がほとんどなので極端に重い荷物などもありません。戸建てやマンションが多いので、階段などが少ない部類です。また、日用品や衣類、個人から個人への荷物が多いので、小包程度の荷物がほとんどです。

企業配

企業配は、企業からの注文に対して企業に配達を行うものになります。企業配は不在が少ないのが特徴です。会社が営業中であれば、誰かしら荷物を受け取ってくれる人がいます。

そのため、不在をデメリットに感じているドライバーには嬉しい仕事です。一方で、事務用品などから小さな家具まで幅広い配達があり、コピー用紙などは比較的重く運ぶのが大変です

また、雑居ビルなどの配達はエレベーターがない場合もあるので、その場合はドライバー泣かせです。

ネットスーパー

基本的に食品の配達ですが、日用品の配達もおこないます。多いのはティッシュや洗剤、トイレットペーパーなどです。スーパーで売られている物が配達の対象と考えるとよいでしょう。

ネットスーパーの配達はドリンクのケース販売などもあるため、荷物が極端に重い場合もあります。また、基本的には個人宅への宅配ですが、なかには団地などもあり、5階建て、エレベーターなしなどの案件もあります。

一日あたりの件数は少ないかもしれませんが、意外にも体力が必要な配達かもしれません。

スポット配送

単発で1つの荷物を配達する場合が多いです。一番の特徴は、県をまたいでの仕事が多いということ。この中で一番、走行距離が多いと言えます。

荷物一つだけを数100キロかけて届けるという案件も多くあります。その分報酬は高めですが、いつくるかわからない仕事なので安定的とは言えません。

そのため、スポットだけで生計をたてていくのは難しいといえます。

軽貨物ドライバーの仕事はきついって本当?

軽貨物ドライバーは、軽量で小さい荷物を扱うことが多いため、荷物の積み下ろしそのものに対してのきつさを感じることは少ないといえます。

しかし、稼ぐためには1日あたりの配達数を増やす必要があるため、車の運転時間が長くなり、階段を上り下りしたりと、体力的に負担がかかることがあります。

体力や運転スキルに自信のない方にとっては、軽貨物ドライバーの仕事がしんどいと感じる場面もあるでしょう。

しかし軽貨物運送業は、大型トラックなどを含む運送業界のなかでも、負担が少ないとされています。

軽貨物ドライバーとして働いてる女性もいます。また、軽貨物ドライバーは、近場での配送が多いです。

慣れない間はしんどいと感じることも多いですが、徐々にコツを掴んでいけば、楽しく働ける可能性が十分にある仕事でしょう。

軽貨物ドライバーは稼げる?平均の手取り収入は?

軽貨物ドライバーの平均手取り月収は、働き方によって差があります。

運送会社に雇用される正社員の場合は、月収およそ30〜50万円が相場とされています。社会保険や住民税などの税金およそ6万円を引かれた24〜44万円が手取り収入と考えられるでしょう。

一方、個人事業主の場合は、1日の売り上げがおよそ10,000円〜14,000円が相場とされています。1日の売り上げ×稼働日数から、経費や税金など諸々を引いた金額が、実際の手取り収入となります。

個人事業主の軽貨物ドライバーの中には、月収100万円を稼ぐ強者も存在します。フリーランスの場合は、働き方や仕事のこなし方で大きく儲けるチャンスもあるのです。

軽貨物運送業のメリット・デメリット

軽貨物ドライバーの仕事にはメリットとデメリットの両方が存在します。それでは具体的な内容を紹介します。

軽貨物運送業のメリット

軽貨物運送業のメリットは主に以下の2つです。

  • 頑張りが反映される
  • 自由に働ける

個人事業主の軽貨物ドライバーとして働く場合は、自分が頑張った分が報酬に反映されます。

稼働時間や配達個数によって報酬が決まるため、頑張れば頑張るほど稼げて「楽しい」と感じられます。

また、委託ドライバーとして企業と契約を結んでいる場合、委託先の企業と合わないと感じたら変えることも可能です。自由度が高い働き方ができるのもメリットといえます。

軽貨物運送業のデメリット

軽貨物運送業のデメリットは以下の2つです。

  • トラブル発生時は自分が責任を負う必要がある
  • 怪我をすると収入が途絶える可能性がある

個人事業主の軽貨物ドライバーは正社員と違って、何かあったときに守ってくれる人がいません。

交通事故などのトラブルで荷物を破損したり荷物を紛失したりしたときは、すべて自分で責任をとる必要があります。

また、怪我や病気をして働けなくなると、収入が途絶えてしまい生活できない事態に陥る可能性もあります。万が一何かあったときのための備えは常に準備しておきましょう。

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軽貨物ドライバーの1日の流れ

ここからは仕事の種類別に軽貨物ドライバーの1日の流れを簡単に紹介します。

宅配便の場合

  • 800

    着車、積み込み

  • 900

    配送

  • 1200

    昼食

  • 1300

    積み込み

  • 19:00〜

    夜の時間指定が終わり次第終了

  • 20:00

    締め作業

ネットスーパーの場合

  • 10:30

    着車・朝礼・積み込み

  • 11:00

    配送

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    戻り・積み込み

  • 17:00

    戻り・積み込み

  • 20:00

    戻り・締め作業

企業配の場合

  • 6:30

    着車

  • 6:40

    積み込み

  • 7:15

    配送ルートを組む

  • 8:00

    配送業務開始

  • 12:00

    昼食

  • 14:00

    戻り・積み込み

  • 15:30

    配送開始

  • 17:00〜

    業務終了

※1日の流れは一例です。

配達先や、配達するものにより始業時間や終業時間が大きく変わります。

また、宅配や企業配が歩合制であるので対して、ネットスーパーは個数での配達ではなく日当制であることが多いです。

ネットスーパーは個数や件数をこなすというよりは、その日のうちに配達をさばくことを目的としています。また、朝遅いぶん終業時間もほかと比べると遅いでしょう。

軽貨物の業務委託は請負元の選定が命!

委託ドライバーとして働く際は、請負元の企業を見極めることが大切です。

「少し条件が悪くてもとにかく仕事を獲得したいから」という理由で、請負元の企業の選び方を間違えると、手数料を多く取られたり配送単価が安く割に合わなかったりする可能性もあります。

悪徳な募集案件を避けるためにも、優良求人を取り扱う求人サイトの利用がおすすめです。

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