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タクシー運転手は「勝ち組」って本当?ドライバーの本音も紹介

「稼げない」と言われることもある一方で、「勝ち組」と言われることもあるタクシー運転手。

タクシー運転手への転職を検討している人の中には、なぜ勝ち組と言われるのか、現役ドライバーの本音はどうなのか、実際どの程度稼いでいるかなど、タクシー運転手について気になっている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、タクシー運転手が「勝ち組」と言われることについて、また、ドライバーの本音やタクシー運転手として「勝ち組」に近づくポイントを解説します。

目次

タクシー運転手にかかわらず、仕事における「勝ち組」の定義は?

仕事における「勝ち組の定義」と聞くと、「高収入」「貯金額が多い」といったことを思い浮かべる人もいるでしょう。

何をもって「勝ち組」と判断するかは人によって異なるため、「ある条件にあてはまれば勝ち組」といった明確な基準はありません。

しかし一般的に、「安定」「ラク」「稼げる」の3つの要素が揃っていると、勝ち組と言われやすい傾向にあります。

タクシー運転手が「勝ち組」と言われる理由

タクシー運転手が「勝ち組」と言われるのはなぜでしょうか。

ここでは、タクシー運転手が「勝ち組」と言われる理由について解説します。

実は稼げる仕事だから

タクシー運転手が「勝ち組」と言われる理由の1つは、「実は稼げる仕事だから」です。

中には未経験からタクシー運転手を始め、たった半年で月収60万円に達したケースや、月収100万円を超えているケース、週3日の勤務で月収50万円超えというケースもあります。

稼げる理由として挙げられるのは、コロナウイルスの影響や高齢化による人手不足の深刻化です。

さらに「2024年問題」を迎えたことで、多くのタクシー会社が人材確保に力を入れています。

たとえば二種免許取得までの日給保証や入社祝い金など、業界未経験者の人でも参入しやすいよう工夫している会社もあります。

「稼げない」と言われることも多いタクシー運転手ですが、条件次第では大きく稼げる可能性があるといえるでしょう。

働き方によっては年収1,000万円も可能?

タクシー運転手は、働き方によっては年収1,000万円も不可能ではありません。

誰もが達成できるものではなく、稼働する地域やスキルなども関係しますが、現に年収1,000万円を超えるドライバーも存在します

1,000万円は難しくても、700万円や800万円など、大きく稼いでいるドライバーもいます。

自由度の高い仕事だから

自由度が高い点も、「勝ち組」と言われる理由の1つです。

タクシー運転手は自分のペースでできる仕事です。

営業場所や営業方法、走行ルートなども自分で決められます。

そのため、サラリーマンのように会社に縛られる働き方が向かない人にはもってこいの仕事であるといえます。

人と関わることや話すことが好きな人、運転が好きな人はストレスを感じずに仕事ができるでしょう。

年をとっても続けられる仕事だから

タクシー運転手が「勝ち組」と言われるのは、年をとっても続けられる仕事であるためです。

法人では60〜65歳を定年としている会社が多いものの、健康状態に問題がなければそのまま雇用契約を継続したり、非正規社員・嘱託社員になったりすることで65歳以降も働き続けられます。

タクシー運転手は労働年齢に制限がないため、会社に規定がなければ80歳でも続けられる可能性があります。

個人タクシーの場合は、75歳以降は更新ができないというルールがありますが、そのあと雇用してくれる中小企業などに移れば、75歳を超えて続けることも可能でしょう。

タクシー予約アプリなどが浸透し始めているから

「タクシー予約アプリ」などが浸透し始めており、仕事を獲得しやすくなったことも「勝ち組」と言われる理由として挙げられます。

タクシー予約アプリとは、スマートフォンやタブレットといった端末からタクシーを予約したり呼んだりできるアプリのことです。

たとえば目的地と乗車場所を入力すると、5分程度で乗車場所にタクシーが到着します。

アプリが存在しなかったころよりも、効率的に稼ぎやすくなっているといえるでしょう。

なお、一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の統計によると、2020年末のタクシー予約アプリ利用者数が858万人だったのに対し、2024年末の利用者数(予測)は1,664万人であるとのデータがあります。

2年で2倍近くも増加しており、今後も増え続けることが予想されます。

今後さらに稼ぎやすくなるのではないでしょうか。

出典:2024年タクシー配車アプリ・ライドシェア利用動向調査|ICT総研

インバウンド需要が高まっているから

タクシー運転手が「勝ち組」と言われるのは、「インバウンド需要」の高まりもあるでしょう。

「インバウンド」とは、外国人が観光で日本に訪れることを指します。

訪日外客数はコロナウイルス感染症の流行で一時激減したものの、2024年6月には313万5,600人と前年同月比で51.2%増、コロナウイルス流行前の2019年と比べても8.9%増と、月単位では過去最高を記録しました。

外国人にとって電車やバスの利用は難しいため、訪日外客数が伸びればその分タクシーの利用率増加にもつながります。

また、円安の影響もあり、今後さらに訪日外客数の増加が期待できます。

これからタクシー運転手に挑戦したい人にとって、大きなチャンスとなるでしょう。

出典:訪日外客数(2024年6月推計値)|日本政府観光局

国も認可している事業だから

国が認可している事業であるという点も、「勝ち組」といえる理由の1つでしょう。

たとえば厚生労働省から委託を受けた「全国ハイヤー・タクシー連合会」が、35〜54歳の「就職氷河期世代」を対象に、タクシー会社への就職を一部無料で支援する「短期資格等習得コース事業」を行っています。

短期資格等習得コースでは、以下のような支援が受けられます。

  • 普通自動車第二種運転免許の取得
  • 職業相談
  • 職場見学・体験
  • タクシー会社への正社員での就職

職場見学・体験したうえで就職を決められるため、未経験者でも安心して始められ、長く続けられる可能性が高いといえます。

参照:タクシー業界まるわかりHANDBOOK|厚生労働省

タクシー運転手は「勝ち組」に関する実際の声

ここまで、タクシー運転手が「勝ち組」である理由について解説しましたが、現役タクシー運転手の本音はどうなのでしょうか。

ここでは、タクシー運転手が「勝ち組」であることに関する実際の声を紹介します。

https://twitter.com/djsHBLk03hdUxkD/status/1748747399315730896
https://twitter.com/xx_TAXI_xx/status/1071592723398897665

多くのタクシー運転手が「稼げる」「ホワイトな業種」というようなボジティブな投稿をしています。

上記で紹介した投稿者のように、中には月収100万円を突破している人もいます。

ただし、「会社選びさえ間違えなければ」という意見もあるため、タクシー運転手になれば誰でも大きく稼げるというわけではなく、稼ぐためには工夫が必要なようです。

タクシー運転手として「勝ち組」に近づくためのポイント

タクシー運転手を始める場合、「せっかくなら勝ち組になりたい」と思う人もいるでしょう。

ここでは、タクシー運転手として「勝ち組」に近づくためのポイントについて解説します。

稼げる都市部エリアで稼働する

タクシー運転手として「勝ち組」に近づきたいなら、稼げる都市部エリアで稼働することが重要です。

地域によって、稼ぎやすさに大きな差があるためです。

たとえば、東京都などの都市部エリアでは大きく稼げる可能性がありますが、地方では人口が少なくマイカー所有率が高い分稼ぎにくい傾向にあります。

通院にタクシーを利用する高齢者などもいますが、都市部ほどの需要があるとはいえません。

そのため、タクシー運転手として高収入を目指すなら、地方で稼働するよりも都市部に出て稼働したほうがよいでしょう。

身軽に動ける人は、上京することも視野に入れることをおすすめします。

タクシー運転手の年収が高い都道府県ランキング

ここでは、タクシー運転手の年収が高い都道府県をランキング形式で紹介します。

1〜10位の都道府県と年収は以下のとおりです。

順位都道府県名年収
1大阪府437万1,600円
2東京都425万9,800円
3兵庫県399万1,100円
4神奈川県386万600円
5愛知県385万4,000円
6千葉県365万1,400円
7滋賀県361万8,700円
8石川県360万5,500円
9岡山県354万8,800円
10福岡県349万8,000円
タクシー運転手の年収が高い都道府県ランキング

出典:令和4年タクシー運転者の賃金・労働時間の現況|一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会

1位は大阪府、2位は東京都と、都市部が続きます。

なお、最下位は茨城県の208万4,100円でした。

同じ職業であるにもかかわらず大阪府の半分以下の年収しかないところを見ると、タクシー運転手で稼ぐためには、やはり稼働場所が重要であることがわかります。

大きく稼ぎたいなら個人タクシーを開業するのもあり

大きく稼ぎたいなら、個人タクシーを開業するのも1つの手段です。

法人タクシーは「安定的に稼げる」「福利厚生が整っている」といったメリットがありますが、売上の40%程度が会社の取り分になります。

一方、個人タクシーであれば収入がすべて自分のものになるため、大きく稼ぐチャンスがあります。

ただし個人タクシーで稼いでいくためには、自分で工夫しなければなりません。

会社に守られていないため、給料保証や福利厚生などもありません。

また、以下のような条件を満たす必要があります。

  • タクシー等の乗務経験が10年以上あること
  • 申請前3年間は無事故無違反であること
  • 法令地理試験に合格すること

個人タクシーを開業するなら、法人タクシーで十分に経験を積んでからでなければ独立できないことを念頭に置いておきましょう。

タクシー運転手には厳しい現実もある

大きく稼ぐ「勝ち組」のタクシー運転手がいる一方で、思うように稼げず辞めてしまったりメンタルを病んでしまったりといった厳しい現実があるのもまた事実です。

タクシー運転手になれば誰でも稼げるというわけではなく、運転手自身の資質や所属するタクシー会社にもよります。

また、以下の理由からタクシー運転手の仕事を「きつい」と感じる人もいます。

  • 接客がきつい
  • 長時間の運転がきつい
  • 勤務形態が特殊できつい

利用客にもさまざまな人がいるため、ときには理不尽なクレームをつけてくる客や酔っ払いなどの相手もしなければなりません。

人と関わることが好きではない人にとっては、苦痛に感じる可能性があります。

また、タクシー運転手は1日のほとんどを車内で過ごします。

そもそも運転が好きでなければ、長く続けることは難しいでしょう。

そのほか、変則的な勤務形態に馴染めず「きつい」と感じる人もいるようです。

「勝ち組」と言われることのあるタクシー運転手ですが、タクシー運転手として働くつもりなのであれば、甘い世界ではないことを知っておく必要があるでしょう。

働き方によっては軽貨物ドライバーも「勝ち組」になれる可能性あり◎

タクシー運転手が「勝ち組」と言われることや、現役ドライバーの本音について解説しました。

タクシー運転手にこだわらず、「車を運転する仕事がしたい」と思っている場合は、軽貨物ドライバーも選択肢に加えることをおすすめします

軽貨物ドライバーも、働き方によっては「勝ち組」になれる可能性があります。

たとえば、安定して月収50万円以上稼ぎ続けるドライバーや、年収1,000万円を達成しているドライバーも珍しくありません。

興味があるなら、軽貨物専門の求人サイト「ハコボウズ」でぜひ軽貨物案件を探してみましょう。

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