インターネット環境も発展しスマートフォンの普及率も高くなるにつれ、通販サイトの利用者数も増えています。通販だけでなく、メルカリやヤフオクといったセカンドハンズ商品の個人間でのやりとりも増加する一方です。
そのため、軽荷物の集配件数も増大しており、今軽貨物ドライバーの需要が高くなってきています。また、災害時や感染症拡大といった有事の際にも軽貨物ドライバーの活躍によって、生活を維持できている人も多いです。
今全世界で社会的にも注目されている職種の1つが軽貨物ドライバーの仕事でしょう。業務委託にて仕事を行う軽貨物ドライバーの業務はきついと言われることもあります。
軽貨物ドライバーの仕事の実態はどのような状況なのか、ご紹介していきましょう。
きついことばかりではない!軽貨物ドライバーで働くメリットとは
どんな仕事でもきついと思う瞬間はありますが、
軽貨物ドライバーの仕事でよかった!
と思える点も多いです。軽貨物ドライバーの仕事を行う上で、どんな点がメリットだと言えるのか大きく分けて6つほど、ご紹介していきましょう。
軽貨物ドライバーで働くメリット①:仕事をした分だけ収入になる
軽貨物ドライバーの仕事の最大のメリットは、仕事をした分だけ収入になるということです。
やる気と仕事があればどんどん配送件数をこなしていくことで、売り上げを増やしていくことができるでしょう。
配送荷物が増える時期や配送量が多い地域ですと、より高額な給料になることもあります。自分の働いた分はきちんと収入として得たいと考えている人にとって、軽貨物ドライバーの仕事は最適だと言えるでしょう。
軽貨物ドライバーで働くメリット②:個人事業主であるため勤務地や勤務時間が自由
軽貨物ドライバーの仕事は個人事業主として集配を業務委託されることで仕事を行なっていくことが多いです。
業務委託の形も大きく分けて、「毎月定額型」「成果報酬型」「単発業務型」の3種類があり、自分に適した形の業務委託で働いていくことも理論上可能になります。
毎月定額型
「毎月定額型」とは、毎月決まった額の報酬を支払ってもらう業務委託の形で、最も安定して収入を得られる方法。
仕事量に対しての収入ではないので気を付けてください。
成果報酬型
「成果報酬型」とは、報酬が変動することを定めている業務委託の形で、配達量に対して金額が決まる形。
配達した量が多ければ多いほど、基本的に収入が上がっていく業務委託の形だといえるでしょう。
単発業務型
「単発業務型」とは、原則1度きりの業務を委託される時にかわす業務委託の形式。
1度きりの仕事の例としては、単身者の引っ越しでしょう。単身者の引っ越しが軽貨物ドライバーに依頼されることも時にはあります。
また、個人事業主ですので、勤務地や勤務時間帯といったことは自分の自由裁量である程度決めることができるのも良い点です。
自分のペースや生き方に合わせて仕事をしていきたいと考えている方にとって、軽貨物ドライバーの仕事は適していると言えるでしょう。
また、個人事業主になりますので、自分で確定申告していく形になります。確定申告時に、思わぬものが経費として税金の控除対象になる可能性があるのも、個人事業主である軽貨物ドライバーの良い点でしょう。
軽貨物ドライバーで働くメリット③:人間関係の煩わしさがない
組織や大きな部署に勤めるという形ではないのも軽貨物ドライバーの仕事のメリットの一つです。
さまざまな業務委託の形があるので、一概には言えませんが、定期的な顧客の方との時間も一瞬ですし、単発の業務委託ですと、1度きりという取引も多いです。
煩わしい人間関係や出世競争といった社会の嫌な面を味わう機会は、会社勤めと比べて非常に少ないのではないでしょうか。会社勤めが嫌になって転職してきた人も大勢いる業界です。
煩わしい人間関係や出世競争といったことが苦手な方にとって、業務委託型の軽貨物ドライバーの仕事は向いていると言えるでしょう。
軽貨物ドライバーで働くメリット④:学歴不問で真面目でやる気がある人が稼げる
軽貨物ドライバーの仕事は学歴不問。どれだけ真面目にこつこつ仕事をこなしていけるかが問われる仕事です。
逆に言えば今の自分の人間性と仕事に対する熱意、真摯さで勝負していく仕事が軽貨物ドライバーだと言えます。
仕事を得るために営業活動することもあるでしょう。営業活動時には、礼儀正しさや人として信頼できそうかどうかといった人間力を試されることもあります。
学歴といったことではなく、今の自分のやる気や熱意、人間性で仕事に邁進したいと考えている人にとって、軽貨物ドライバーの仕事はまさに適職でしょう。
軽貨物ドライバーで働くメリット⑤:体を動かす仕事が好きな人に適正あり
机に座ってパソコンの画面を見ながらデスクワークに勤しむというのが苦手な方は、軽貨物ドライバーの仕事に向いているかもしれません。自分の体を動かして仕事をしていくのが軽貨物ドライバーの仕事です。
体力勝負である仕事でもありますので、学生時代に運動部経歴がある方は非常に有利に仕事を進めていくことができるのではないでしょうか。軽貨物ドライバーの仕事は体が資本であることは間違いありません。
体を動かす仕事に就きたいと考えている方におすすめしたい働き方です。体力自慢の軽貨物ドライバーもたくさんいます。
軽貨物ドライバーで働くメリット⑥:女性の進出も多く需要も高まっている
現在どの仕事でも女性の社会進出がより加速していますが、軽貨物ドライバーの仕事でも女性の需要が高まっています。女性ならではの心遣いや雰囲気が業務委託先のクライアントに重宝されることも多いです。
特に、男性ではなく、女性に運んで欲しいという荷物の需要もあり、女性の軽貨物ドライバーの方の指名も年々増加しています。
体を動かしながら自分で働いた分だけしっかり稼ぎたいという女性が、軽貨物ドライバーの仕事に就いているという事も多くなってきているでしょう。
軽貨物ドライバーで働くデメリット
どんな仕事でもきついことはあります。軽貨物ドライバーで働くデメリットはどういうときなのかについても、ご紹介しておきましょう。
しっかりと軽貨物ドライバーの仕事の厳しさを事前に理解しておくことで、実際に仕事に就いたときのギャップに苦しまなくて済むはずです。
軽貨物ドライバーで働くデメリット①:仕事が安定してないとき
軽貨物ドライバーの仕事が一番きついと思う時は、仕事が安定していないときでしょう。業務委託での仕事ですので、仕事の繁盛期があるのも事実。
仕事が少ない月や年というのもどうしても出てきてしまいます。安定して業務委託で仕事を得るためには、営業力も必要です。
日々の配達業務での好印象も重要なことでしょう。どのようにしたら仕事がもらえるのかや、どうやったら仕事が増えるのかを考え続けるのも軽貨物ドライバーの仕事のきついところです。
軽貨物ドライバーで働くデメリット②:休日が少ない
働いた分だけ収入になるのは軽貨物ドライバーで働くメリットですが、裏を返せば、休んだだけ収入が減ってしまうということです。
収入を増やすためには、休日を減らすという選択をしなければならないというのも軽貨物ドライバーの仕事のきついところでしょう。
特に、体調がすぐれない日や天候が悪い時でも仕事をしなければ収入に繋げられません。健康にはくれぐれも気を付けていく必要があります。
軽貨物ドライバーで働くデメリット③:なにがあっても自己責任
軽貨物ドライバーは業務委託型の個人事業主です。個人事業主になりますので、なにか問題やトラブルがあっても、自分で解決していかなければなりません。
業務委託先のクライアントと金銭で揉めることもあるでしょう。配送先から荷物の破損や故障などのクレームも受けることがあるかもしれません。
仕事の依頼がなくなってしまえば倒産ということもあり得るでしょう。配送中に事故に遭っても、自分で各種保険に入っていなければ、大きな経済的損失につながってしまう恐れもあります。
個人事業主は自由である反面、自分で責任を取らなければならない場面も多いですので、自己責任はきついなと思うことも多々あるでしょう。
軽貨物ドライバーで働くデメリット④:病気や怪我になった場合
人間、いつ病気や怪我をしてしまうか分かりません。仕方のない部分もあるでしょう。ですが、個人事業主である軽貨物ドライバーの仕事は、業務委託である以上、病気や怪我で仕事ができないということは避けなければなりません。
病気や怪我で仕事を完遂できないということになってしまっては、依頼主との関係性も悪くなってしまいます。もう2度と、配送の仕事を発注してもらえなくなるということも考えられるでしょう。軽貨物ドライバーの仕事のきついところです。
重ね重ね、病気や怪我は、仕事を失うことに直結しかねませんので、健康には気を付けなければなりません。
まとめ「軽貨物ドライバーは業務委託として、自由度も高く仕事ができる反面、何かあってもすべて自己責任」
軽貨物ドライバーで働くメリットとデメリットについてご紹介していきました。業務委託型の個人事業主として、自由度も高く仕事ができる反面、何かあってもすべて自己責任であるというきつさも混在しています。
怪我や病気といった自分でも思いがけないアクシデントに見舞われて、依頼主からの信頼をなくしてしまったり、仕事を失うリスクもあったりするでしょう。
しかし、自分自身の努力をそのまま収入に変えたい!煩わしい人間関係から解放されたい!体力に自信がある!という人にとって、業務委託型の軽貨物ドライバーの仕事は天職です。
一生の仕事として軽貨物ドライバーへの転職や事業開始を考えてみるのも、自分らしく生きながらキャリアアップしていくことに繋がるのではないでしょうか。
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