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ウーバーイーツ配達員の「やめとけ」「やばい」は本当?報酬がおかしい?

CMなどで一躍有名になり、街中でもウーバーイーツをよく見かけます。

配達で高収入を得られると聞き、「自分もウーバーイーツの配達員をしてみようか」と考えている方もいるのではないでしょうか。

一方で、「ウーバーイーツの配達員はやめとけ」という声を耳にすることもあります。

実際どうなのか、今回は、ウーバーイーツの配達員の実態に迫ってみましょう。ぜひ最後までご覧ください。

目次

ウーバーイーツの配達員は「やばい」「やめとけ」と言われる理由

ウーバーイーツの配達員には、ネガティブなイメージがつきまといがちです。

なぜ「やばい」「やめとけ」などと言われてしまうのか、具体的にみていきましょう。

納得のいく報酬がもらえない

「ウーバーイーツの配達員は稼げる!」と噂されています。耳にしたことがあるという方もいるかもしれませんが、ウーバーイーツの配達は、基本的に完全歩合制の仕事です。配達をしない限り、報酬は発生しません。

また、現在の報酬は、1件当たり300~350円程度が相場となっています。

この金額では、納得のいく稼ぎは得られにくいでしょう。「ウーバーイーツの配達員はやめておけ」といわれる理由の1つと考えられます。

世間からよくないイメージを持たれている

ウーバーイーツの配達員に対する見方は人それぞれですが、マイナスイメージを持たれるケースも少なくありません。

実際に、「底辺の仕事」「恥ずかしいやつら」といった見方をする人々もいるようです。

あるいは、ウーバーイーツの配達員自らが、世間の評価を下げたケースもあります。

たとえば、2022年10月、ウーバーイーツの配達員が、岡山市内で配達を頼んだ女性客にけがを負わせるという事件がありました。

このような報道があると、どうしてもよくないイメージにつながってしまいます。

副業がバレることもある

ウーバーイーツの配達員を副業としておこなっていた場合、会社にバレてしまうことがあります。これも、「ウーバーイーツはやめとけ」といわれる理由の1つといってよいでしょう。

「黙っていればバレないのでは?」と思うかもしれませんが、ウーバーイーツの配達員は個人事業主となるため、一定の収入を得たら確定申告をする必要があります。

その際、住民税の徴収方法によっては、会社側に副業がバレてしまうのです。

そうではなくても、配達しているところを会社の関係者に目撃され、バレてしまうこともあります。

細かな交通ルールを守るのが大変

ウーバーイーツの配達員として仕事をする場合、当然のことながら交通ルールを守らなければなりません。しかし、細かな交通ルールを守りながらの配達は、思いのほか大変です。

たとえば、配達先の近くにバイクを止めたために駐禁を切られたというケース、自動車専用のバイパスを通り、摘発を受けたというケースも報告されています。

細かな交通ルールを守りながら配達をしなければならないことが「やばい」「やめとけ」の声につながることもあるのです。

配達員の選ばれ方にも不満がある?

「ウーバーイーツの配達員には、優先的に配達を振られる優先組とそうでない組がある」という噂があります。

そのため「やばい」「やめとけ」といわれているのではないかという意見もありますが、これは噂にすぎません。いわゆる都市伝説のようなものといえます。

配達員同士のいじめもあるって本当?

ウーバーイーツの配達員がよくないイメージを持たれる理由には「配達員同士のいじめがある」という噂話も、関係しているようです。

本当のところはわかりませんが、トラブルに発展したケースはあります。

たとえば、ウーバーイーツ専用ケースを盗む、いわゆる「配達バッグ狩り」です。また、配達員同士の小競り合いが目撃されたこともあります。いじめの真偽は定かではないものの、もめることもあるようです。

ウーバーイーツの現役配達員による評判・口コミ

では、実際に配達員をしている人はウーバーイーツについてどう思っているのか、SNSから声を拾ってみましょう。

https://twitter.com/macaroni1980/status/1477151594479484930
https://twitter.com/gami0831_delive/status/1676571983574872066
https://twitter.com/takahukugyou/status/1619703716722143234

投稿を見ると、「ウーバーイーツは稼げる」という声もあります。

一方で、割の合わない仕事だと感じている人がいることも間違いなさそうです。足の疲れを訴えている人もいます。確かに自転車での配達となると、負担もかかるでしょう。

決して、効率よく稼げる仕事ではないかもしれません。

ウーバーイーツの配達員の給料は?

ウーバーイーツを始めようかと考えている方にとっては、報酬も気になるのではないでしょうか。実際にどのくらい稼げるのか、みてみましょう。

配達員の平均給料

まず、ウーバーイーツの配達員の場合は個人事業主という立場になっており、賃金は固定給ではなく歩合制の形が取られています。内訳としては以下の通りです。

  • 受け取り料金・・・飲食店の料理を受け取った時点でカウントされる料金
  • 受け渡し料金・・・客に渡した時点でカウントされる料金
  • 距離料金・・・1キロごとの配達距離で加算される料金

上記の料金のトータルから、ウーバーイーツ側の手数料10%を差し引いた額が1件分の報酬となり、相場としては500~650円程度になりますが、これは過去の話。

現在は報酬の引き下げにより、つらい思いをしている配達員が多いようです。

ウーバーイーツによる報酬の引き下げとは?

ウーバーイーツでは、2021年5月ごろから基本金額と配達調整金額、ブーストという仕組みを合わせた計算方式での料金体系を導入しています。

この料金体系は報酬引き下げを目的としたものではないようですが、実質的には報酬が引き下げられ、1件あたり300〜350円の配達がほとんどという実態があるようです。

ウーバーイーツの配達員は実際に減った?

ここまで確認してきたところでは、ウーバーイーツの配達員にはネガティブ要素が多々見受けられます。

では、ウーバーイーツの配達員は減っているのでしょうか。

はっきりしたことはわかりませんが、実質的な報酬の引き下げをきっかけにやめた人がいることは、間違いないようです。

一方で、配達員は増えているという見方もあります。物価高騰をきっかけに副業を始めた人が多いこと、アマゾンフレックスのオファー減少により、フードデリバリーに人が流れてきたことなどが理由です。

ウーバーイーツの女性配達員は危険って本当?

ウーバーイーツの配達に関しては、「女性は危険だからやめるべき」という声もあります。本当に女性の配達員にとっては、危険な仕事なのでしょうか。

結論からいうと、確かに女性の配達員は、リスクが高いといえます。

なぜなら配達では、人が少ない狭い道を通らなければならないこともあるからです。日中ならまだしも、夜間にこのような道を女性が通るのは、危ないといえるでしょう。

また、夜の時間帯に見知らぬ男性が一人暮らししている家に配達するというのも、多少なりともリスクがあります。

また、ウーバーイーツでは配達員の顔写真をプロフィールに登録しなくてはいけないので、顔バレどころか、ネットに転載されるなどのリスクもゼロとはいえないでしょう。

ウーバーイーツは「終わった」と言われるその他の要因

最近は「ウーバーイーツの時代は終わった」という声も聞かれるようになりました。それは、どうしてなのでしょうか。

考えられる理由を紹介します。

巣ごもり需要の終了

ウーバーイーツの利用が増えたのは、コロナ禍がきっかけでした。

巣ごもり要請によりウーバーイーツの需要も高まり、配達員は稼ぐことができたのです。

しかし、時間とともに巣ごもりの必要がなくなると、ウーバーイーツへの依頼も減ってきました。

利用する人が減れば、配達員の仕事が減るのは必然です。これが「ウーバーイーツは終わった」といわれる要因のひとつと考えられます。

フェーズの転換による単価の下落

ウーバーイーツでは、事業フェーズが投資期から回収期に転換しています。投資期とは、スタートアップ企業に対して投資を行うフェーズのことです。

一方、回収期とは、投資資金の回収を行うフェーズのことです。

このフェーズ転換が直接的に関わっているかは明言できませんが、配達単価が最低ラインの300円の案件ばかりになってきているという点から、以前より稼げなくなってしまった現実もあります。

以前に比べると稼ぎにくくなったことも、「ウーバーイーツは終わった」といわれる理由だと考えられます。

配達の仕事を始めるなら軽貨物ドライバーという選択肢もある!

今回は、ウーバーイーツの配達員の仕事について、多面的に検証してみました。配達員になれば一定の収入は得られますが、単価は決して高いとはいえません。

そのため、短期間で高収入を得ることは難易度が高いといえるでしょう。

そこで検討をおすすめしたいのが、軽貨物のドライバーです。軽貨物ドライバーであれば、同じ配達でも、より大きな稼ぎを目指せます

もしウーバーイーツをはじめとした配達員の仕事を始めたいと考えているのであれば、軽貨物ドライバーという道も選択肢に追加してみましょう。

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