車一台で始められる軽貨物ドライバーの仕事に今注目が集まっています。
通信販売全盛の現代社会で、荷物の配送量は年々増加する一方です。
本業ではなく副業として軽貨物ドライバー職を始める方も多く、新規の参入者も多くなってきています。
そういった新規の軽貨物ドライバーを狙った「内職商法」という詐欺があるのはご存知でしょうか。
内職商法に騙されないためにも、本記事で以下の知識を吸収してください。
- 軽貨物の内職商法
- 軽貨物の内職商法の手口
- 軽貨物の内職商法の回避方法
内職商法を回避していく上記の知識について、今回は詳しくご紹介していきます。
軽貨物の内職商法ってなに?
軽貨物の内職商法とは軽貨物ドライバーの仕事をしたいと思っている人を対象とした詐欺です。
残念ながら軽貨物ドライバーの仕事の斡旋を餌に、詐欺のターゲットを探しているという内職商法につながっている場合があります。
ここでは、軽貨物ドライバーを狙う内職商法についてご紹介していきましょう。
車両販売が目的の詐欺
ですが実態は、配送の仕事の案件を生活できる基準になるまで回してくれるという委託業社ではなく、軽貨物を新車で、しかもローンで購入させることが彼らの目的です。
新車を軽貨物ドライバー志望者に買わせることで、内職商法をする業者は自動車販売会社から数十万円のマージンを受け取り、それを基本的な収入にしています。
高額な収入が得られるという謳い文句を使用する業者もあり、その金額を餌にして軽貨物ドライバーを集めていたという事例が過去にありました。
新車購入に伴う高額ローンが残る
内職商法をしている委託業者から新車を購入する場合、必ずローン契約で買わされてしまいます。
ローンで分割すれば働きながら簡単に返せるといった話や、仕事を優先的に回すからなど、美味しい話で誘ってくるので気をつけてください。
また、結んだローン契約を途中で解約しようとしても、最初の契約の時点で、途中解約できないような仕組みにしていることも多く、泣き寝入りしてしまう軽貨物ドライバーもいました。
軽貨物の内職商法の手口
軽貨物ドライバーを狙った内職商法の手口は以下のようなパターンが非常に多いです。
- 高額な給料得られる!という謳い文句
- 新車購入を条件に仕事を斡旋すると誘う
- ローン契約で新車を買わせる
- 契約条件を隠して契約したり悪徳な案件を回したりしてくる
上記の内職商法の主な手口について、詳しくご紹介していきましょう。
月収○○万と高額な給料で誘う
月収40万円や月収50万円すぐに稼げるなど、高額な給料を得られるかのような話で、稼ぎたい軽貨物ドライバーの心を揺さぶっていきます。
実際、冷静になって、月収40万円や50万円稼ぐためには、単価がいくらなのかや荷物の量、日給なども計算してみれば大変なことは分かると思うのですが、業界初心者の方で知識のない方は騙されてしまうことが多いとのこと。
求人の段階で、高額な給与を保証するかのような表記をする業者は気をつけた方が良いでしょう。
新車購入を条件に仕事を斡旋すると誘ってくる
まともな委託業社は、車の持ち込みを許可しているところばかりです。
そういう方は特に内職商法に狙われやすいので気をつけてください。
様々な理由を並べ立てて、リースよりも新車購入の方がお得だと言いくるめてきます。
さらに、新車を購入してくれた人に仕事を優先的に回していくかのような話もしてくるので、新車購入した人に仕事を回すような言い方をしてきた場合は要注意です。
実際に仕事がほとんど回ってこなかったり、回ってきてもありえないほど中抜きされた案件ばかりだったりと、生活をしていくだけのお金を稼げないような案件ばかり回ってきます。
新車購入のためにローン契約させる
新車購入を持ちかけてくるだけならば良いのですが、ローン契約をさせようとする内職商法の業者が非常に多いので気をつけてください。
ローンの方が一見負担が少なくなるように見えますが、実態は、ローン契約してしまったからと自分に言い訳させてしまったり、ローン契約時にめちゃくちゃな条件が隠れていたりするということも多いです。
現金一括購入したいと言っても渋ってくる場合には要注意でしょう。
現金一括で買えても、相場以上の金額だったということもあるので、軽貨物ドライバーが仕事でよく使っている車両については事前に車種や料金を確認しておくことをおすすめします。
めちゃくちゃな契約条件を隠して契約させる
ローン契約時に非常にめちゃくちゃな条件を盛り込まれてしまうことが手口の一つです。
例えば、数年間も解約できないという条項や、解約時に高額な違約金が設定されているなど、簡単には抜け出せないような内容になっています。
契約書は読むのが大変だったり、分かりづらかったりしますが、細かいところまで周遊して読んでいくことが重要です。
熟読する時間も取らせてくれないような業者や印刷が不鮮明な契約書を見せてくる場合にはかなり警戒するようにしてください。
軽貨物の内職商法を回避するために気をつけること
誰もが内職商法を交わしていきたいでしょう。どのようにして、内職商法だと見分けて交わしていくことができるのかについてご紹介していきます。
以下の点に気をつけていくことをおすすめしたいです。
- 高収入を謳う求人には気をつける
- 新車購入が条件の業者は疑う
- 加盟金0円の求人を選ぶ
- 車の持ち込みが可能な案件を選ぶ
上記の軽貨物ドライバーへの内職商法業者を見分ける方法について詳しくご紹介していきましょう。
高収入を謳う求人には気をつける
どんな仕事でもそうですが、高収入を得るためにはそれ相応なりの努力と経験が必要です。
ですが、ぱっと見では内職商法か分からないような求人もあります。
実際の面接などで、荷物の単価や平均的な依頼配達件数などをしっかりときき、その場で委託契約を結ぶのではなく、一旦持ち帰って検討しましょう。
新車購入が条件の業者は疑え!
アンダーライン新車を購入した軽貨物ドライバーのみ仕事を斡旋しますといった話や、優先的に仕事を回しますといった話の場合、内職商法の業者なのかもと疑った方が良いです。
まともな業者は内職商法があるということを知っています。
ですので、自分たちが内職商法ではないということをはっきりと見せてきますし、配送する荷物で稼いでいけるほどの仕事量があれば、内職商法に手を染めなくても稼いでいけるでしょう。
本来の配送という業務ではなく、別の車両購入ということを強くアピールしてくるのはおかしな話です。
気をつけていきましょう。
加盟金0円の求人を選ぼう
ローン契約時に、「あなたを信頼したいから、加盟金を払って私たちの仲間になりましょう。」などと、いかにも仲間意識を植え付けるような誘い文句で、高額な金を要求してくる業者は気をつけましょう。
まともな業者は加盟金で稼ぐよりも、お互いがwin-winの状況で長く仕事をする方がより利益になりますし、安定することを知っています。
ですので、高額な加盟金や少額でも怪しい雰囲気を感じる加盟金を求められる場合、最大限警戒する必要があるでしょう。
車の持ち込みが可能な案件なら安心度高し
まともな業者は、そもそも、車両購入よりも配送の仕事をしてもらいたいわけです。
効率よく多くの荷物を運んでもらえるために愛車を持ち込んで仕事をしてもらって構わないという考えがあります。
ですので、車の持ち込みを許していない業者は気をつけましょう。
ただし、大手のフランチャイズで、企業のブランド維持や証明を含めて指定の配送車がある場合もあります。
その場合は、どのような料金体系になるのかしっかりと確認しましょう。
大手の名前を出して騙してくる悪徳な業者もあるので、確認を怠らないようにしてください。
まとめ:「内職商法を見分けて稼げる軽貨物ドライバーになろう!」
駆け出しの軽貨物ドライバーを狙う内職商法についてご紹介していきました。
新車の購入やローン契約、加盟金が高いといったはっきりした内容の内職商法は年々少なくなってきています。
手口も新しいものも今後出てくるでしょう。
既存の内職商法の手口はしっかりと知識として頭に入れながら、今後軽貨物ドライバーを狙った新手の内職商法が出てきてないかニュースなども確認していくと、より安心して稼いでいける軽貨物ドライバーになれるのではないでしょうか。
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