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黒ナンバーはレンタカーで借りられる?軽貨物配送をしても違法にはならない?

軽貨物ドライバーは、普通自動車免許と軽貨物車両さえあれば誰でもできる仕事です。

しかし、黒ナンバーの軽貨物車両がすぐに用意できずに困っている人や、とりあえずレンタカーで始めたいが利用できるのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、黒ナンバーの軽貨物車両がレンタカーで借りられるかどうかや違法にならないかなどについて解説します。

そのほか、リース契約との違いや費用感などについても解説しているため、ぜひ参考にしてください。

目次

黒ナンバーはレンタカーで借りられる?

黒ナンバーの軽貨物車両はレンタルできます。

普通車をレンタルするのと同じように、黒ナンバー付きの商用車をレンタカー会社から借りられるのです。

1日から借りることも可能なため、購入費用のない軽貨物初心者にはおすすめな方法と言えます。

レンタカーとリースの違いは?

レンタカーとリースは似て非なるものです。

どちらもレンタカー会社やリース会社から車両を借りて事業に使用するという点では同じですが、仕組みや費用など、異なる点がいくつかあります。

ここでは、レンタカーとリースの違いについて、双方を比較しながら解説します。

レンタカーリース
仕組み・借りる際には店舗で車両を受け取り、返却する必要がある
・車検証上の所有者、使用者がレンタカー会社
・一度リースしてしまえば、いつどれだけ使用しても構わない
・車検証上の所有者はリース会社だが使用者はリースの契約者
期間1日から借りられる中〜長期が一般的
費用3,980〜円/1日25,000〜60,000円/月20,000〜40,000円/月
向いている人軽貨物ドライバー未経験者委託ドライバー志望の人
委託会社・マッチングサービスでの登録の可否できない場合がほとんどできる
レンタカーとリースの違い

仕組みの違い

レンタカーの場合、事前にレンタルする期間を決めてからレンタルするため、期日に返却する必要があります。期日を超えた場合は、その分の費用が追加で発生します。

また、車検証上の所有者、使用者はともにレンタカー会社であるため、委託会社やマッチングサービスには登録できない場合がほとんどです。

一方リースの場合は、一度リース契約を済ませれば、リース期間中いつどれだけ使用しても構いません。

車検証上の所有者はリース会社ですが、使用者はリースの契約者であるため、委託会社やマッチングサービスでの利用も可能です。

期間の違い

期間については、レンタカーが1日などの短期から借りられることに対し、リースの場合は中〜長期が一般的です。

リース会社にもよりますが、3カ月から借りられる場合や6カ月から、8カ月からというところもあります。

なかには、買取前提で48か月契約となる場合や、5〜10万円程度のデポジットを預けることで、リースでも1日単位で借りられるところなどさまざまです。

費用の違い

レンタカーのレンタル費用相場は、1日あたり3,980円程度からであり、リースよりも割高になりがちです。

期間にもよりますが、月単位での契約でも25,000〜60,000円と、リースよりも高額になる傾向にあります

なお、費用は前払いであるため、事前に用意しておく必要があります。

リースの場合はリース会社によって異なりますが、月額20,000〜40,000円程度とレンタルする場合よりも安く済む可能性が高いです。

また、初期費用は不要で、事前に準備しておく必要はありません。

レンタルに向いている人とリースに向いている人

レンタカーは、軽貨物の仕事を始めてみないことには続けられるかどうかわからない、軽貨物ドライバー未経験者に向いています

たとえば6カ月契約でリースを組んでしまった場合、始めてすぐに辞めたくなったとしてもその6カ月間はリース料を支払い続ける必要があります。

続けられる自信がない場合は、リスクを最小限にするためにレンタカーを選択することをおすすめします。

一方でリースに向いている人は、委託ドライバーを希望している人です。レンタカーは委託会社への登録ができません。

そのほか、マッチングサービスを利用して軽貨物配送をする場合もレンタカーが利用できないため、その場合は購入かリースかの2択になるでしょう。

黒ナンバーをレンタルして軽貨物の仕事をしようと考えている方は、どのような仕事なら利用可能なのかを事前に確認しておきましょう。

レンタルできる黒ナンバーの車種は?

レンタカー会社からレンタルできる黒ナンバーの車種は、以下のものが一般的です。

  • 日産:NV100クリッパー
  • スズキ:エブリィ
  • ダイハツ:ハイゼットカーゴ

NV100クリッパーやエブリィは荷室が広く、バックドアの開口部が広いつくりになっているため、荷物の積み込みが楽に行えます。

ハイゼットカーゴは荷室高があり、荷室の空間を広く使えるところが魅力です。スタイリッシュなデザインが人気の車種で、普段使いも抵抗なくできるでしょう。

1日だけのレンタルは可能?

レンタカー会社にもよりますが、黒ナンバーを1日だけレンタルすることも可能です。

1日だけレンタルが必要なシーンとして挙げられるのは、配達中に車両が故障してしまった場合や事故を起こしてしまった場合などでしょう。

最短で、その日の3時間後に納車が可能なレンタカー会社もあるため、場合によっては配達の続行も可能です。

黒ナンバーをレンタカーして配送するのは違法?

黒ナンバーの車両をレンタルして軽貨物配送を行うことは違法ではありません。

ただし、先述した通りレンタカーでは委託会社やマッチングサービスへの登録ができないケースが多いため、これらの働き方を希望しているのであれば、購入やリースといったほかの手段で軽貨物車両を手配する必要があります。

黒ナンバーはどこでレンタルできる?

黒ナンバーの軽貨物車両をレンタルできる会社はいくつかあります。

ここでは、黒ナンバーの軽貨物車両をレンタルできる代表的な3つの会社を紹介します。

  • 日本軽バンレンタリース株式会社
  • 軽バンリース・レンタル本舗
  • 帝都産業株式会社(ビージーレンタル)

それぞれ紹介します。

日本軽バンレンタリース株式会社

日本軽バンレンタリース株式会社は最短で当日の3時間後に納車できるため、急な事故や故障の際にも安心です。

審査が早く、審査基準がやさしいことから、審査に自信がない人でも安心して申し込める点がポイント。

LINEから気軽に問い合わせ可能で、対応エリアは関東(1都3県)、関西です。

軽バンリース・レンタル本舗

軽バンリース・レンタル本舗では、緊急代車プランを利用すれば1日3,980円でレンタルできます。

レンタルは割高になりがちですが、1カ月のプランでも月額41,800円(税込)とリーズナブル。

3カ月分前払いでお得に利用できる得特プランでは、1カ月あたり30,800円(税込)で契約可能です。

ただし対応エリアが限られており、車両の貸出と返却は埼玉県さいたま市曲本にて行われます。

ビージーレンタル

帝都産業株式会社のビージーレンタルは、月額55,000円(3か月、応援キャンペーン価格)と良心的な価格設定です。

対応エリアが広く、関東や名古屋、関西、広島、福島などさまざまな地域で利用できる点も魅力です。また、レンタルした車両は最終的に買い取れます。

ただし、他の会社の契約期間と比較すると、レンタル期間は最短3カ月からと長めである点は把握しておきましょう。

参考:アマゾンフレックスで黒ナンバーをレンタルできる?

アマゾンフレックスでは、そもそもレンタカーの登録ができません

車両登録するには車検証上の使用者が登録者本人でなければなりませんが、レンタカーの場合は車検証上の使用者がレンタカー会社であるためです。

そのため、アマゾンフレックスを始める場合は、軽貨物車両を購入するかリース契約を結ぶ必要があります。

なお、アマゾンフレックスでレンタカーを借りることはできませんが、アマゾンフレックスと提携しているリース会社とリース契約を交わすことは可能です。

黒ナンバーのレンタカーの費用相場

黒ナンバーをレンタルする際の費用相場は1日3,980円程度から、月単位で契約すると月々25,000〜60,000円程度です。

契約期間が長期になればなるほど1日あたりの費用は安くなる傾向にある一方で、1日単位でレンタルするなど、利用の仕方によっては割高になる可能性もあるでしょう。

一方、リースの費用相場は月々20,000〜40,000円程度。リース会社によっては1万円台から借りられるところもあるため、ある程度続けるのであればリース契約のほうが費用を抑えられるでしょう

ただし、リースの場合は中〜長期での契約が一般的であるため、すぐに辞めたくなった場合でも契約の途中解約ができず、無駄な費用がかかってしまうことがあります。

契約期間や自分がどれだけ続けられるかなどを考慮したうえで契約を決めましょう。

黒ナンバーのレンタカー代は経費になる?

黒ナンバーのレンタカー代は、全額経費として計上できます。故障や事故などで代車として利用した際に発生した費用も同様です。

ただし、プライベートでも同じ車両を利用する場合、プライベートで利用した分のガソリン代は経費として扱えません。

軽貨物で黒ナンバーをレンタルするメリット・デメリット

ここからは、黒ナンバーの軽貨物車両をレンタルする場合に考えられる、メリットとデメリットについてそれぞれ解説します。

黒ナンバーをレンタルするメリット

黒ナンバーの軽貨物車両をレンタルする場合のメリットは以下のとおりです。

  • まとまった資金がなくても仕事が始められる
  • レンタル料を全額経費として計上できる
  • すぐに辞めても金銭的なダメージが少ない
  • 税金や保険、メンテナンス料も含まれている場合がある

軽貨物車両を一括で購入する場合は初期費用としてまとまった資金が必要ですが、レンタカーの場合は契約期間分の費用を事前に支払うだけでよいため、初期費用を抑えられます

また、車両を購入した場合とは異なり減価償却を気にする必要がないため、レンタル料を全額経費として計上できる点もメリットです。

そのほか、軽貨物の仕事をすぐに辞める可能性がある場合、数日や1週間などの短期の契約にしておくことで、途中解約ができずに費用を支払い続けなくてはならなくなったり、違約金が発生したりといった金銭的な問題を避けられます。

さらに、レンタカー会社にもよりますが、多くの場合税金や保険、メンテナンス料、車検代もレンタル料に含まれているため、別途かかる費用が少ないところもメリットと言えるでしょう。

黒ナンバーをレンタルするデメリット

黒ナンバーの軽貨物車両をレンタルする場合のデメリットは以下のとおりです。

  • 費用が割高になる
  • 途中解約ができない

レンタルの場合、購入やリースと比較すると費用が割高になりがちです。

軽貨物ドライバーを長く続けるつもりなら、はじめから購入やリースを検討したほうがトータルの費用を安く抑えられるでしょう。

また、途中解約ができない点も要注意です。

レンタカー会社によっては、レンタルであっても数カ月単位でないと契約できない場合があります。

基本的に契約途中での解約はできず、解約できたとしても残りのレンタル料に加え、違約金が発生する場合があることを念頭に置いておきましょう。

初期費用を抑えたいなら、黒ナンバーのリースを取り扱う運送会社と委託契約を結ぼう

黒ナンバーの軽貨物車両をレンタルする場合の費用相場やリースとの違い、メリット・デメリットについて解説しました。

レンタカーは短期で契約できますが、リースと比較すると割高になる傾向にあり、最初に費用が発生します。

初期費用を抑えたいなら、リースを検討するのも1つの手です。

また、購入費用の用意が難しく、レンタルかリースで迷っている人は、黒ナンバーの軽貨物車両をリースしてくれる運送会社と委託契約を結ぶのもありでしょう。

リースを取り扱っている運送会社と契約すれば、事前に自分で車両を手配する必要がありません。

ただし、運送会社の中には、割高な請求や違法契約を結ぼうとしてくる悪質な会社もいるため、よく見極めてから契約に臨むようにしてくださいね。

何社か説明を聞き、比較したうえで運送会社を選ぶとよいでしょう。

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