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アマゾンフレックスで黒ナンバーのレンタル・リースはできる?車両条件は?

自由に自分の働きたいときに仕事ができるアマゾンフレックス。

アマゾンフレックスを始めたいと思っている人の中には、黒ナンバーの車両をどのように手配すればよいのか分からない人や、黒ナンバーの車両がないために諦めている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、アマゾンフレックスで黒ナンバーの車両がレンタル・リースできるかどうかや車両条件などについて解説します。

記事を最後まで読み、アマゾンフレックスデビューに役立ててください。

目次

アマゾンフレックスは車がなくても登録できる?

アマゾンフレックスで働くためには、原則軽貨物車両が必須です。

なぜなら、登録時に車両登録する必要があるためです。

そのため、購入するかレンタルやリース契約を結ぶなど、なんらかの方法で軽貨物車両を用意しなければなりません。

アマゾンフレックスに登録できる車両条件は?

アマゾンフレックスで利用する車両の登録にはいくつか条件があります。

以下のように規定されています。

  • 荷室長、荷室高、荷室幅の合計が4,000mm以上
  • ワンボックスタイプ、またはそれと同等の車両
  • 最大積載量が350kg

アマゾンフレックスで使用する軽貨物車両は、以上の条件すべてを満たしたものでなければなりません。

ちなみに、車体の色に関しての規定はとくにありません。白やシルバーなど、市場に出回っている一般的な色のものであれば問題ないでしょう。

また、車両本体だけでなく、名義や保険に関する条件もあるので1つずつ見ていきましょう。

黒ナンバーであること

アマゾンフレックスにかぎらず、軽貨物ドライバーとして配達の仕事をするには黒ナンバーの登録を済ませておく必要があります

荷物を配達して報酬を得る場合、使用する軽貨物車両には黒ナンバーを取り付けることが義務づけられているためです。

白ナンバーや黄ナンバーなどの自家用ではなく、営業用である必要があるのです。

黒ナンバーの軽貨物車両を入手するには、黒ナンバーの軽貨物車両をレンタル・リースまたは購入するか、所有している車両を黒ナンバーにする必要があります

自分で黒ナンバーを取得する場合は、管轄の運輸支局に対し貨物軽自動車運送事業の届出をしなくてはなりません。

運輸支局で押印をもらった事業用自動車等連絡書を軽自動車検査協会に提出すると、黒ナンバーが発行されます。届出自体は難しいものではなく、書類に問題がなければ30分程度で完了します。

時間の都合上自分で手続きすることが難しいという場合は、手続きを誰かに委任することも可能です。

黒ナンバーの軽貨物車両をリースまたは購入する場合は、リース会社や販売店が黒ナンバー取得のための手続きを代行してくれるため、自分で手続きする必要はありません。

本人名義の車両であること

アマゾンフレックスで使用する車両は、登録者本人が使用者として登録されている車両である必要があります。

使用者が親や知人の名前になっているものは登録できません。

ただ、使用者が本人であればいいため、リースやレンタルも認められています。

自賠責保険、任意保険に加入していること

自賠責保険はもちろん、任意保険に加入していることも登録の条件とされています。

ただし、加入していればどのような内容でもよいというわけではなく、任意保険は対物1億円以上、対人無制限の補償のものでなくてはなりません。

また、黒ナンバーの車両が加入できる自動車保険は、取り扱いのある保険会社がかぎられているうえ、加入できたとしても保険料が自家用車に比べて高くなる傾向にあります。

加入の可否や保険料については、事前に調べておいたほうがよいでしょう。

アマゾンフレックスはレンタル車でも登録できる?

アマゾンフレックスでは、黒ナンバーであればリースやレンタルで調達した車両でも登録できます。

ただし、リースやレンタルの場合も自賠責保険や任意保険に加入しておく必要はあります。

アマゾンフレックスで黒ナンバーはレンタル・リースできる?

アマゾンから直接黒ナンバーの車両をレンタルやリースすることはできません

しかし、アマゾンはいくつかのパートナー企業と提携しており、パートナー企業によるサービスを利用して黒ナンバーの車両をレンタル、リースすることは可能です。

さまざまな企業がパートナー企業としてアマゾンに協力しているため、何社か比べてみて決めるとよいでしょう。

Amazon Flex パートナー企業のご案内

リースの場合は通常、3年や5年などの長めの契約になる場合がほとんどですが、なかには短期リースを取り扱っているパートナー企業もあり、最短1カ月からの契約が可能です。

短期リースであれば、「やってみないことには長く続けられるかどうか分からない」という方でも安心です。

自分の働き方に合わせて選ぶことをおすすめします。

黒ナンバーをリースしてアマゾンフレックスに登録するまでの流れ

ここでは、車両をリースしてからアマゾンフレックスに登録するまでの流れを3段階に分けて解説します。

  1. 黒ナンバーの軽貨物車両をリースする
  2. アマゾンフレックス専用のアプリをダウンロードする
  3. アカウントを作成する

順に解説します。

黒ナンバーの軽貨物車両をリースする

まず、黒ナンバーの軽貨物車両をリースします。

リースは、アマゾンのパートナー企業やカーリース会社にて契約が可能です。リース会社の中には事業用の軽バン専門の会社もあり、月額1万円台で契約できるものもあります。

注意しなければならないのは、原則契約期間中の解約ができないこと。自己都合で途中解約する場合は解約金が発生する場合があり、解約金が残リース料と同等額になることもあります。

リース契約の際は、契約内容をしっかり確認したうえで契約するようにしましょう。

また、契約後は任意保険にも忘れず加入しましょう。

アマゾンフレックス専用のアプリをダウンロードする

黒ナンバーの軽貨物車両が手配できたら、アマゾンフレックス専用のアプリをダウンロードしましょう。

アプリは、ただオファーのチェックや受託ができるだけのツールだけではなく、アマゾンの配送センターや配達先へのルートの確認までできる優れものです。

配達前の体温チェックもアプリ上でできます。

操作に慣れないうちはもたついてしまうかもれませんが、使いこなせるようになれば効率が上がり配達スピードも向上します。積極的にどんどん使っていきましょう。

アカウントを作成する

アプリをダウンロードしたあとは、アカウントを作成します。アマゾンのアカウントがあれば、新たに作成せずとも既存のものをそのまま使用できます。

アマゾンのアカウントがない場合でも、メールアドレスがあればアカウントの作成が可能です。

そのあとはアプリの指示に従って、以下の項目を入力、選択していきます。

  • 希望配達エリアの選択
  • ユーザー情報
  • 配送方法
  • 必要書類の提出
  • アマゾンフレックスの保険要件
  • 税務情報
  • 振込口座

順番に解説します。

希望配達エリアの選択

アプリをダウンロードしたら、まず配達エリアを選択します。

配達エリアを選択する際は、広めに設定しておくのがおすすめ

エリアを広げすぎると不要なオファーも飛んできてしまいますが、行ける範囲であれば選択しておいてもよいでしょう。

ユーザーの情報

氏名や住所、携帯番号などを入力します。

ハンドルネームのようなものではなく、きちんと本名で登録しましょう。

配送方法

どのような方法で配達するかを選択します。

軽貨物車両のほかに徒歩という選択肢もありますが、ここでは「軽貨物」を選択しましょう。

必要書類の提出

必要書類は、アプリ上でアップロードすることで提出が可能です。

以下の書類を揃えましょう。

  • 運転免許証
  • 過去5年間の車検証
  • 貨物軽自動車運送業経営変更等届出書
  • 自賠責保険証明書、任意保険の保険証券

それぞれアプリの指示に従ってアップロードしていきます。アップロードするデータは、スマートフォンで撮影したものでも構いません。

貨物軽自動車運送業経営届出書は、軽貨物ドライバーとして事業をする際に必要な届出書です。

そのほか、自賠責保険や任意保険など、保険関係の証券も提出が必要です。任意保険に加入し忘れている場合はすぐに手続きしましょう。

アマゾンフレックスの保険要件

アマゾンフレックスの配送をするにあたって、自賠責保険と任意保険に加入していることが必要である旨の説明が表示されます。

目を通し、要件を満たしている場合はチェックボックスにチェックを入れましょう。要件を満たしていない場合は、まずは要件を満たす必要があります。

税務情報

税務情報として再度氏名、住所を入力します。

この項目で入力した情報は、コンプライアンスに使用されます。

振込口座

報酬の振込先として設定する銀行口座を入力します。

入力が必要な情報は以下のとおりです。

  • 口座名義人の氏名
  • 口座種別
  • 銀行コード
  • 支店コード
  • 口座番号

事前に通帳など、上記の情報が分かるものを準備しておくとスムーズです。

口座情報の入力が完了したら説明動画の視聴、身辺調査に関する質問に回答したら登録完了です。

登録後1〜3営業日で結果が分かり、正式に登録されればすぐに活動が開始できます。

アマゾンフレックスにおすすめの車は?

アマゾンフレックスで使用できる車両には条件があります。

荷室の長さと幅、高さの合計値や最大積載量が規定に満たないものは、アマゾンフレックスでは使用できません。

規定をクリアできる車両といえば、軽バンやホロ車、保冷車などが挙げられます。なかでも多くの軽貨物ドライバーが使用しているのが軽バンです。

ここでは、アマゾンフレックスにおすすめの軽バンを3つ紹介します。

スズキ|エブリイ

エブリイが優れている点は、荷室が広いところ。

助手席を最前までスライドさせた状態での荷長は1,955mm、助手席を前に倒した状態では2,640mmあるため、積載に困る長物でも積載可能です。

また、広めにつくられた開口部と低い床面地上高により、後席ドア、バックドアでの積み下ろしが無理なく行えます。

なお、エブリイにはバンとワゴンがありますが、軽貨物車両として使用できるのはエブリイバンです。

エブリイワゴンは軽貨物車両として使用できないため、リース契約や購入の際には間違えないよう注意しましょう。

日産|NV100クリッパー

日産NV100クリッパーは前項で紹介したエブリイのEMO車で、エブリイをベースにつくられています。

そのため、エブリイ同様に荷室や後席、バックドアの開口部が広めにつくられています。

フロントウインドウも広く設計されているため、その分視野も確保しやすく、軽量衝撃吸収ボディにより耐久性にも優れています。

ダイハツ|ハイゼットカーゴ

ハイゼットカーゴの魅力は、なんといっても洗練されたデザインです。

荷室の広さに定評があるエブリイよりも荷室高が1,250mmとわずかに高く、軽貨物車両に求められる積載性を重視しながらも、ほかの軽貨物車両にはない格好よさが備わっています。

そのため軽貨物車両としてだけではなく、普段使いも抵抗なくできる車種であるといえるでしょう。

アマゾンフレックスを始めるなら黒ナンバーはレンタル・リースしたほうがよい?

アマゾンフレックスで黒ナンバーの軽貨物車両がレンタル・リースできるかどうかや車両条件などについて解説しました。

黒ナンバーの軽貨物車両をどのような方法で手配すればよいのかは、働き方によって異なります。

短期的に働く場合やアマゾンフレックス以外では利用しない場合、初期費用を抑えたい場合などはレンタルやリースをおすすめします。

一方で、本腰を入れて軽貨物事業をやっていくつもりであれば、購入するのも1つです。

レンタルやリースの場合、契約しているかぎりレンタル料やリース料を支払い続けることになるので、長く続ける場合は損をすることもあるでしょう。

そのため、軽貨物事業を長く続ける場合は、購入してしまったほうが結果的に安く済む可能性があります。

自分がしたいと思っている働き方に合わせて、レンタル・リースにするのかどうかを検討するとよいでしょう。

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