軽貨物ドライバーを始めるにあたって、準備しなければいけないものが出てきます。
配達業務をしていると、細かな悩みも生まれてくるでしょう。便利グッズをうまく使っていくことで、配達をする上で発生する細やかな悩みを解消できたという声も多く聞きます。
うまく自分の業務に取り入れることで、より効率的に働くことができたり、現場の悩みを解消したりすることもできるのではないでしょうか。
そこで今回は、 軽貨物ドライバーが現場で絶賛する軽貨物ドライバーの必需品についてご紹介します。
是非参考にして、自分にあったものをみつけ、快適な軽貨物ドライバーライフを送ってください。
軽貨物ドライバーの必需品
台車
です。台車がなければ仕事をすることができないと言っても過言ではありません。荷物を運ぶ際は必ずといっていいほど、台車を使います。
台車があるだけで、効率よく配達をすることができます。台車と一括りに言っても、種類や値段もさまざまです。台車は数千円~2万前後で販売されており、値段の幅が広いです。
ただ、値段だけで決めてしまうのではなく、業務にあったものを購入することをおすすめします。
また、共通していえることは、台車は必需品ですし、使用頻度も高いので丈夫な耐久性のあるものがおすすめです。台車にはスチール製、プラスチック製、ステンレス製の3つの素材が主流です。
- スチール製は丈夫で安い
- プラスチック製は軽くて女性でも扱いやすい
- ステンレス製は丈夫で、さびにくいので衛生的
といった特徴があります。どれを購入するかはどの業務に就くかで判断するべきです。業務内容が決まったら、すぐに購入を検討しましょう。
また、台車にはブレーキが搭載されているものがあります。購入する台車にブレーキがついていた方がいいかどうかは一概には言えません。そのため、業務委託先に確認をとるのがいいでしょう。ブレーキ付きは確かに安全です。
どこで配達するにも安全を確保することができます。しかし、ブレーキ付きの台車は重くなります。そのため、ブレーキをさほど重要視しない配達であれば必要ありません。
重くなるだけで、配達のスピードが落ちたり、扱いにくくなって効率が悪くなる場合もあります。購入する前にブレーキ付き台車にするかは、相談の上、決定することをおすすめします。
事務用品
と思う人もいるかもしれませんが、必需品です。事務用品と一口にいっても、どんなものか想像しづらいので細かく説明します。
事務用品の必需品
- ボールペン
- カラーマーカー
- 目玉クリップ
- 手袋(軍手、作業用手袋)
- カッター
- ガムテープ
- セロハンテープ
ボールペンはサインをもらったり、メモ記入をする際に必要です。カラーマーカーは住宅地図にエリア分けをするために使用する場合があります。目玉クリップは伝票を管理するのに使用します。
伝票ひとつひとつは小さく紙一枚なので紛失の危険があります。そのため、目玉クリップは必需品です。カッターはハサミでも代用可能です。
ただ、カッターの方がきれいに切ったり、開封したりする際に便利でハサミよりかさばらないのでおすすめです。ガムテープは、ときどき梱包が甘くなっていたりする場合があるのでそこで使用します。
そのようなときに、補強するために使用するのがほとんどです。セロハンテープについては、細かいものの補強、修正に使えるので便利です。手袋は、安全面などを考えたときに使用したほうがケガなどを防ぐことができます。
必ず滑り止めつきのものを購入しましょう。滑り止めがついていないと、手袋をしたまま伝票をはがすことができなかったり、荷物が手から滑り落ちてしまう場合があります。
また、この事務用品をひとつにまとめて置けるケースがあると便利です。すぐに使うことができますし、車内もきれいに保つことができます。
住宅地図
地図は軽貨物ドライバーにとっては、必需品です。
と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。住宅地図がなければ配達ができないこともあります。確かにナビがあれば目的地にたどり着くことはできますが、最短ルートかと言われれば必ずしもそうではありません。
また、同じ番地が並ぶ場所も多くあるので、ナビだと細部にわたって判断することはできません。しかし、住宅地図があれば一軒一軒細かく確認することができますし、ナビが案内しない最短ルートを見つけることもできます。
スマートフォンだと画面が小さく配達エリア全体をひと目で確認することは難しいですが、住宅地図ならエリア全体を拡大した状態で確認することができます。もちろんナビが活躍するときもありますが、住宅地図も必ず準備しておきましょう。
軽貨物ドライバーでは配達アプリ-ゼンリン住宅地図でサポートという地図アプリが人気となっています。
住宅地図に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
[clink url=”https://hakobozu.com/articles/compared-a-paper-map-with-a-smartphone-map-application/”]
軽貨物ドライバーが持っていたら便利なもの
ここからは軽貨物ドライバーの必需品とは言わずともあったら便利。もしくは業務内容によっては必需品というアイテムをご紹介します。
仮伝票、領収書
これは必需品でない理由は自分で用意しなくても、委託先指定のものがあったり、契約先から支給してもらえることもあるからです。
Amazonで仮伝票、領収書を探す
・仮伝票、領収書をAmazonで探す
・仮伝票、領収書を楽天で探す
ヘルメット
と思われるでしょうが、業務内容によっては必需品となります。軽貨物ドライバーの業務は幅広いため、時には建設関係の配達業務もあります。その場合、現場でヘルメットを貸してもらうのは難しいので、ひとつ準備しておいたほうがいいでしょう。
毛布
これは必ず毛布というわけではなく、保護できる大きな集めの布だったり、緩衝材でも構いません。なにに使用するのかというと、集荷に行った際に、割れ物などを集荷する場合があります。車内には他の荷物が乗っている場合もあるので、その保護のために使用します。
軽貨物ドライバーがよく使っている便利グッズ
効率よく荷物を運んでいきたいというのは軽貨物ドライバー共通の悩みでしょう。
次に紹介する11個の便利グッズを使っていくことで、より効率よく仕事をこなしていくことができます。
是非とも日頃の配送に便利グッズをうまく取り入れて、より多くの荷物を運んでいきましょう。
折りたたみコンテナ
小さな荷物が多い時に、車内でバラバラになったり、荷物の間に入ってしまって取り出すのにイラついてしまったりした経験のある軽貨物ドライバーの方も多いはず。
折りたたみコンテナ、通称オリコンは、小さな荷物をまとめて収納でき、かつ、折りたためるボックスになっています。
折りたためるのに、軽くて丈夫であるため、1つ荷台に入れておいても重宝すること間違いなし。
小さな荷物が多い時にはオリコンを広げて、その中にまとめて入れておけば、車内でバラバラになったり、荷物の間に挟まったりといった煩わしさから解放されます。
・折りたたみコンテナをAmazonで探す
・折りたたみコンテナを楽天で探す
目玉クリップ
「1日で数十枚にもなる伝票を簡単にまとめられれば、バラバラになってイライラすることもないのに・・・」と考えている軽貨物ドライバーの方も多いのではないでしょうか。
大型の目玉クリップを使うと、数十枚の伝票を簡単にまとめることができ、非常に便利です。
金属製の目玉クリップよりもプラスチック性の目玉クリップの方が挟む力が強すぎることがなく、伝票を止めたり出したりすることが多い軽貨物ドライバーの仕事には向いています。
伝票を目玉クリップで簡単にまとめることで、用紙がバラバラになってイライラすることもなくなるでしょう。
・目玉クリップをAmazonで探す
・目玉クリップを楽天で探す
納品書
スポット便やチャーター便で、緊急時や臨時に配送が入り、本伝票が発行できない時にどうしたらよいか悩んだという方も軽貨物ドライバーに多いはず。
納品書を仮の伝票として使うことで、後日荷主の方に書いてもらった正式な伝票と入れ替えることが可能です。
受領書控え、受領書、納品書の3枚が模写式で綴られている納品書を買われることをおすすめします。
本伝票が発行できない緊急時に重宝しますので、車に1冊用意しておくと良いでしょう。
腰袋
軽貨物ドライバーが配達先に荷物を持っていく際には、ボールペンやメモ帳、不在票といった細々としたものも必要になります。
細々としたものを全て手に持って、さらに荷物を持って配達というのは荷物を落としてしまう危険もあり、避けたいものです。
ベルトに通して使う腰袋を使用していくことで、細々とした小物をまとめて持ち歩くことができます。
手が空き、荷物を持つことに専念できるので、荷物を落とすという事故を防いで配達していくことが可能です。
腰袋を使って小物をまとめておくと、配達の際に重宝するでしょう。
ワイヤレスヘッドセット
不在荷物の再配達の依頼などの電話を受ける際に、いちいち路肩に止まって、対応しないといけないことに煩わしさを感じている軽貨物ドライバーも多いのではないでしょうか。
ワイヤレスヘッドホセットを使うことで、配達の際に不在荷物の再配達の依頼の電話が来ても、いちいち路肩に止まらずに、対応することができます。
また、携帯電話をしようしながらの「ながら運転」は年々罰則が厳しくなってきているのが現状です。
ながら運転をしてしまって、免停になってしまっては稼ぐこともできません。
路肩に止める労力が減るだけでなく、ながら運転を避けることもできるので、ワイヤレスヘッドセットは軽貨物ドライバーにとって必需品です。
・ワイヤレスヘッドセットをAmazonで探す
・ワイヤレスヘッドセットを楽天で探す
レインスーツ
雨の日にびしょ濡れになりながら配達した経験もある軽貨物ドライバーの方も多いはず。
レインスーツを1着車に入れておけば、突然の雨や雨の時期の配達も濡れずに済みます。
ゲリラ豪雨も多くなってきた日本の気候のもと配達をしていく際に、レインスーツが活躍するでしょう。
・レインスーツをAmazonで探す
・レインスーツを楽天で探す
消臭スプレー
真夏の配達の際にどうしても汗の臭いが気になってしまうという軽貨物ドライバーの方も多いでしょう。
軽貨物ドライバーの中には、喫煙者の方もいるとおもいますが、近年、配達先の方からのクレームで配達員のタバコの臭いというのが増えています。
臭いのクレームで定期の仕事がなくなったという軽貨物ドライバーもいますので、消臭スプレーを使ってケアをしていくことが大切です。
・消臭スプレーをAmazonで探す
・消臭スプレーを楽天で探す
カーチャージャーソケット
配達中にスマホの充電がなくなってしまって、焦った経験がある軽貨物ドライバーの方もいるのではないでしょうか。
カーチャージャーソケットを1つ車に置いておけば、スマホの充電がきれそうな時でも、充電しながら配送業務を行なっていくことができます。
スマホがなければ、再配送の依頼や、臨時の仕事などを受けることができず、稼ぐ時間をうしなってしまうでしょう。
車に1つカーチャージャーがあれば、充電切れを気にせず配送できます。
・カーチャージャーソケットをAmazonで探す
・カーチャージャーソケットを楽天で探す
保護カーペット
配送で使われる段ボールは意外と汚れやほこりがついていることも多く、荷物を出し入れしていると車の荷室が汚れてしまったとった経験をしている軽貨物ドライバーも多くいます。
すのこ状で、発泡ポリプロピレンで作られた保護カーペットを使用することで、直接荷室を汚すことなく、荷物の出し入れが可能です。
さらに、硬くないので、荷物の出し入れの際に膝をついても痛くないため、体の負担も軽減できます。
車内を汚さず、スピーディーに荷物を出し入れすることができる便利グッズです。
・保護カーペットをAmazonで探す
・保護カーペットを楽天で探す
ブースターケーブル
「なぜブースターケーブルが必要なの?」と思う軽貨物ドライバーの方もいるでしょう。
実は、軽貨物の車体は、他の乗用車と違い、業務上停車の回数や発車の回数、ハザードランプの使用回数も多くなるため、バッテリーに負荷がかかりやすいです。
そのため、急にバッテリーが使い物にならず、車体が動かないというトラブルも多く発生しています。
ロードサービスを呼ぶと時間も費用もかかりますが、ブースターケーブルがあれば、配達仲間からバッテリーの容量を分けてもらうことができ、緊急事態からの一時凌ぎができるでしょう。
突然のバッテリートラブルからの回復を早くしたり、安くしたりするためにも、安心という観点でブースターケーブルを用意しておくことをおすすめします。
・ブースターケーブルをAmazonで探す
・ブースターケーブルを楽天で探す
まとめ
軽貨物ドライバーの必需品のご紹介でした。今抱えている悩みを解消するためのグッズになるかもしれません。
より効率的な配達を行なっていきたいと考えている方にとって、一生の相棒となるグッズもあるでしょう。
便利グッズをうまく使うことで、効率的に働くことができ、より稼げる軽貨物ドライバーになっていけるのではないでしょうか。
[clink url=”https://hakobozu.com/articles/what-are-some-of-the-best-ways-that-a-profitable-keikamotsu-driver-can-deliver-fast/”]