軽貨物ドライバーの仕事は車の準備と運転免許証があれば誰でも始められます。ですが、稼げる軽貨物ドライバーになるためには、努力が必要です。
仕事面の努力はもちろん、どのような意識で仕事をしていくのかということも稼ぐようになるためには必要になるでしょう。
今回は、稼げる軽貨物ドライバーになるために必要な意識についてご紹介していきます。
稼げる軽貨物ドライバーになるためには「売り上げから経費を引いた分」を意識しよう


稼げる軽貨物ドライバーになるためには、収入は「売り上げから経費を引いた分」になるということを強く意識することが大切です。
1日の売り上げと経費をしっかりと知り、目標金額を設定していくことでモチベーションを上げることも重要。
目標金額は経費を引いた金額で設定するのも忘れないようにして下さい。
1日の売り上げと経費をしっかりと知ることが大事
1日の売り上げをいくらぐらいに設定するのかということも大事ですが、軽貨物ドライバーの仕事はどうしても経費がかかってしまいます。
ですので、1日にかかる経費もきちんと計算してから、計画を練って仕事をしていきましょう。
例えば、1日の収入が15000円でしたら、そこからガソリン代や高速代といった経費を差し引いた金額がその日の手取りになります。



1日にかかる経費の平均金額を計算しながら業務を進めていくことが最初のうちには必要です。
目標金額は経費を引いた金額で設定しよう
目標金額をしっかり決めて働いていくことが、日々の軽貨物ドライバーの仕事の稼ぐモチベーションになるでしょう。1ヶ月にどのくらいの月収を稼ぎたいのかや、年収を決めて働いている方が多いです。
気をつければならないのは、目標金額を設定していく際に、経費を引いた分で目標金額を設定していくことでしょう。経費を差し引いた分が収入になりますので、経費込みで目標金額を設定すると、自分が想定していた金額以下の手取りになってしまうので気をつけて下さい。
どこまでを経費として考えるかは人それぞれですが、以下の項目も経費として考えている人が多いです。
- ガソリン代や高速代
- 車検代
- 車のメンテナンス代
- 車のローン
- 仕事中の飲食費
- 各種保険金
- 各種税金など
目標金額を決める際には経費をしっかりと計算しておくことを忘れないようにして下さい。
軽貨物ドライバーとして稼ぐための意識とは?


ただただ日々仕事を一定数請け負って仕事をしていくことでも、ある一定金額は稼いで行くことができるでしょう。
ですが、軽貨物ドライバーとして稼ぐということからすると、惰性で仕事を続けていくのは得策だとは言えません。
個人事業主として、自分のリズムで仕事ができるのですから、自分なりの意識を持って仕事をしていくことで、稼ぎも自分の仕事のリズムを作っていくことができるでしょう。
自分だけの仕事のやり方やリズムを確立していくことで稼ぎも増えていきます。稼ぐ軽貨物ドライバーがどのような意識で仕事をしているのかについてご紹介していきましょう。
計画的に仕事する
稼ぐ軽貨物ドライバーになるためには、計画的に仕事をしていくというのが基本です。
先ほどの見出しでもご説明した通り、月収や年収、経費などを計算するだけでなく、1日の収入の予測をしながら働くことやどのような勤務形態をとるのか、どのような経路で荷物を運ぶのかといったことについて、計画を立てて仕事をしていきましょう。
1日の収入を予測しながら働く
委託先からの1日の荷物量からざっくりとその日の売り上げを計算してから仕事をし始めると良いでしょう。
1日の売り上げを予想したら



「経費がどのくらいかかるかな?」「どのくらい今日は収入にしようかな?」
といったことを考えることで、経費を調整して収入を増やすという選択もできます。配達前にしっかりと頭の中で、1日の収入を予測しながら働くことで、収入を少しでも上げていくこができるでしょう。
どのような勤務形態をとるのか
軽貨物ドライバーの仕事は個人事業主です。ですので、「平日や休日にどのような営業時間で働くのか」や、「休みをいつに設定するのか」なども全て自己判断になります。
様々な働き方を試してみて、自分が一番身体も心も元気に働けるリズムをしっかりと知って実行していくことが重要です。
人によっては3日働いて1日休みというのが良い方もいるかもしれません。もしくは、平日の午前中に集中して働いて、早めに切り上げるようにするのが好きという方もいるでしょう。
夕方から深夜にかけての方が楽しく働けるという人もいます。自分なりの働く時間をしっかりと決めて働ける人が、稼げる軽貨物ドライバーとして活躍しているのが現状です。
注意点としては、すこしゆったりめに勤務日数を考えることでしょう。自分の思い通りにいかないこともありますので、臨機応変に対応できるような勤務形態の方が効率よく働けます。
どのような経路で荷物を運ぶのか



どのような経路で荷物を運ぶのがベストなのかを考えることも重要です。
効率的に荷物を運ぶことで、時間を節約できるだけでなく、ガソリン代も節約していくことができます。
運べる荷物の量の増減も経路によって決まるといっても過言ではありません。荷物の配送先を確認して、どのような経路で運んでいくことが1日を効率的にできるのかを考え、毎日経路設定をしていくことが稼げる軽貨物ドライバーになる近道だと言えます。


時間への意識を高める
時間への意識を高めることでも効率よく仕事を行うことができ、稼ぐ軽貨物ドライバーになることができるでしょう。



今から1時間で20件配達する
昼休みや休憩をどのくらい仕事をしたらとるのかや、昼休みや休憩をどのくらいとるのかといったことも決めておくと、なお良いでしょう。だらだらと仕事をするよりも時間を決めて仕事をしていくことで、効率的に軽貨物ドライバーの仕事ができるようになります。
自分のペースで仕事していくのも大事
自分のペースで仕事をしていくというのも大事です。自分の体を無理して仕事をしていっても、長く働くことができません。8割くらいの力で仕事をしたり、余力を残しながら仕事をしたり。
繁盛期にはガツガツ仕事をする一方、閑散期には休みを多くしたり、就業時間を減らしたりするなど、自分らしく働けるように調整できるのが軽貨物ドライバーの仕事の良さでもあります。
自分なりのペースを見つけながら仕事をしていくことで、無理なく稼げる軽貨物ドライバーになることができるでしょう。
何のために稼ぐのか意識をしっかり持とう!
何のために稼ぐのかということを意識することで、仕事のモチベーションやメリハリを作ることができます。
「家族のために一生懸命働く!」「年一回の海外旅行のために頑張る!」「マイホームを買う!」という目標など。
人それぞれだと思いますが、自分なりに何のために稼ぐのかという意識を持つことで、楽しみながら仕事をしていくことができます。
楽しみながら仕事をしていくことで精神的なゆとりができますので、より稼げる軽貨物ドライバーになるためには必要なことです。
人あたりの良さを意識する
どんな仕事でもそうですが、人あたりの良さやコミュニケーション能力の高さは仕事をしていく上で重要な能力になるでしょう。多くの依頼先やお客様と良い関係を築けることは稼ぐ軽貨物ドライバーになるためには重要です。
リピートでの依頼や何かあった時に依頼してくれるなど、仕事の確実性だけでなく人柄でも選んでもらえることが多い仕事でもあります。
明るさや社会人としての礼儀などもしっかりと勉強して実行していくことで、依頼主からの信頼も増していくでしょう。



人あたりの良さを磨いていくことも意識して仕事をしてくことをおすすめします。
まとめ
稼げる軽貨物ドライバーになるために必要な意識についてご紹介してきました。売り上げと経費についての意識は常に必要です。
効率よく、かつ仕事を楽しめるためにも様々な意識づけが必要になるということも感じてもらえましたでしょうか?
自分なりの働き方や考え方、目標をもって働いていくことが稼げる軽貨物ドライバーの必須条件です。試行錯誤しながら自分らしく稼ぐ軽貨物ドライバーを目指していきましょう。

