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軽貨物で1日いくら稼げる?日当・単価の相場とリアルな手取り
軽貨物ドライバーとして働き始めたら、1日で実際にどれくらい稼げるのか気になりませんか?
働き方や案件によって幅はありますが、1日の売上相場はおよそ1.5万〜2.5万円がひとつの目安になります。
ただし、ここからガソリン代や車両関連の経費が引かれるため、手元に残るリアルな手取りは約1.2万〜2万円前後です。
この記事では、給与形態ごとの計算方法や1日に配れる個数の目安、手取りを伸ばすポイントまで分かりやすくまとめました。

軽貨物は1日いくら稼げる?売上と手取りの相場目安
結論からお伝えすると、軽貨物ドライバーが1日に稼げる金額は、売上で約1.5万〜2.5万円、経費を差し引いた手取りで約1.2万〜2万円が一般的な目安です。
ただし、この金額は稼働時間や契約形態、個人の配達スキルによって上下します。
軽貨物運送業の大半は個人事業主としての業務委託契約です。
会社員の給料とは異なり、支払われる売上がそのまま全額手元に残るわけではない点に注意が必要です。
1日の売上相場は約1.5万〜2.5万円が目安
軽貨物の現場では、1日あたりの売上は1.5万〜2.5万円前後に収まるケースが多く見られます。
未経験から始めたばかりの頃や、拘束時間が短いルート配送などでは1.5万円前後からのスタートになることが一般的です。
一方で、配達個数を多く配れる熟練ドライバーや、繁忙期にフル稼働した場合は1日で2.5万円以上の売上を立てる人もいます。
ドライバーの習熟度・働き方 | 1日の売上目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
初心者・短時間稼働 | 約12,000円〜15,000円 | 配達に慣れていない時期や、固定ルートの短時間案件など |
一般的なフル稼働(標準) | 約15,000円〜20,000円 | 日当制の案件や、1日100〜130個程度を配達する宅配 |
ベテラン・繁忙期 | 約20,000円〜25,000円以上 | 宅配で1日150個以上を完了させる、または複数案件の組み合わせ |
このように、契約形態が「日給制(固定)」か「完全歩合制(個数単価)」かによっても1日の売上は変動します。
仕事内容や走るエリアの広さによっても得られる売上に幅が生まれます。
経費を差し引いた1日の手取りは約1.2万〜2万円
個人事業主として働く場合、売上からガソリン代や車両リース代、委託手数料(ロイヤリティ)などの事業経費を自己負担します。
1日の売上からこれら日割りの経費を差し引くと、実際に手元に残る1日の手取り目安は約1.2万〜2万円となります。
たとえば1日の売上が18,000円あっても、ガソリン代が2,000円、委託手数料や保険代などの日割り経費が2,000円かかれば、手元に残る実質的な日給は14,000円です。
売上の大きさだけに惑わされず、経費を差し引いた手元に残る利益で稼ぎを計算することが重要になります。

軽貨物の1日の収入はどう決まる?歩合制と日給制の計算方法
軽貨物ドライバーの1日の売上は、主に「完全歩合制」か「日給制(固定日当制)」のどちらで稼働するかによって計算方法が大きく異なります。
完全歩合制は配達個数と単価の掛け算で決まる
完全歩合制の売上は、「1個あたりの配送料金単価 × 配達完了個数」というシンプルな計算式で決まります。
配れば配るほど収入が増えるため、自分の頑張りや配達スピードがダイレクトに売上へ反映される仕組みです。
たとえば荷物1個の単価が160円の場合、1日に100個配達完了できれば売上は16,000円になります。
これが150個配れるようになれば1日24,000円となり、まとまった日商を上げることが可能です。
ただし、不在などで持ち戻った荷物はカウントされない契約が一般的なため、配達完了数をどれだけ稼げるかがポイントになります。
日給制(固定日当制)は安定した収入を得やすい
日給制(固定日当制)の案件では、契約上の条件を満たせば配達個数にかかわらず1日あたり1.5万〜2万円前後の固定報酬が設定されるケースが一般的です。
ネットスーパーのルート配送や企業間輸送(企業配)、または大手宅配の新人向けサポートプランなどでよく見られる形態です。
配達個数が少なかったり悪天候で配送が遅れたりしても一定の売上が見込めるため、業務に不慣れな期間でも収入が大きく落ち込むリスクを抑えられます。
未経験からスタートするドライバーにとっては、精神的な余裕を持って作業を覚えられる点が大きな魅力です。
給与形態 | 1日の売上計算方法 | 日商の目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
完全歩合制 | 単価 × 完了個数 | 約1.5万〜2.5万円以上 | 配るほど稼げるが、個数が少ないと収入が下がる |
日給制(固定日当制) | 固定金額(定額) | 約1.5万〜2万円前後 | 個数に関係なく売上が安定しやすく、初心者でも始めやすい |
軽貨物を始めたばかりの時期は、配達エリアの地理や効率的な荷積みに慣れていないため、どうしても個数が伸び悩みがちです。
そのため、最初は固定日当制の案件で基礎を固め、配達ペースが上がってきた段階で完全歩合制に挑戦して高収入を狙うのが無理のない進め方といえます。

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軽貨物宅配で1日に配達できる個数と単価の相場
完全歩合制の宅配案件で1日に得られる売上は、「荷物1個あたりの単価 × 配達完了個数」のシンプルな掛け算で決まります。
歩合制で無理のない売上計画を立てるためにも、現場における単価の基準と、1日に配れる個数の現実的な目安を把握しておきましょう。
荷物1個あたりの配達単価相場は約150円〜200円
大手ECモールの宅配やネットスーパーの配送における個口単価は、荷物1個あたり150円〜200円前後が一般的な相場です(2026年時点)。
都市部や繁忙期、荷物のサイズ規定によって多少前後しますが、多くの委託ドライバーはこの価格帯の中で稼働しています。
また、元請け会社からの直受けか、二次受け・三次受けの委託会社を挟んでいるかによっても手取り単価は変わります。
初心者は1日60〜80個、ベテランは130〜160個が目安
1日に配達できる個数は、ドライバー自身の配達スピードだけでなく、担当する配送エリアの環境によっても大きく変動します。
未経験者からベテランまでの目安は次のとおりです。
ドライバーの習熟度 | 1日の配達完了目安 | 日当売上目安(単価170円計算) |
|---|---|---|
未経験・初心者(1〜2ヶ月目) | 60〜80個 | 約10,200〜13,600円 |
中堅(3〜6ヶ月目) | 90〜120個 | 約15,300〜20,400円 |
ベテラン(半年以上) | 130〜160個 | 約22,100〜27,200円 |
軽貨物を始めたばかりの頃は、ルートの組み立てや不在対応、荷室からの荷物の探し出しに時間がかかるため、1日60〜80個程度からスタートするのが標準的です。慣れて動線やマンションの構造が頭に入ってくると、徐々に100個以上のペースを維持できるようになります。
また、配達個数は配送エリアの住宅密度に大きく左右されます。団地や大型マンションが集中するエリアは移動距離が短いため個数を伸ばしやすい反面、エレベーター待ちやオートロックの解錠に時間がかかります。
一方、戸建てが広がる地域は移動距離が伸びるため、ベテランでも1日の個数は120〜140個前後に落ち着く傾向があります。

軽貨物ドライバーの1日の売上から引かれる経費の内訳
軽貨物ドライバーとして稼働して得た売上は、そのまま全額が手元に残るわけではありません。
1日の手取り額を正確に把握するためにも、どのような経費がいくら引かれているのかを理解しておきましょう。

軽貨物ドライバーの経費の実情について
ガソリン代と駐車場代などの走行経費
日々の稼働で必ず発生するのがガソリン代です。宅配エリアの広さや移動距離によって異なりますが、一般的な宅配案件では1日に50〜80kmほど走行します。燃費や燃料価格によって変動するものの、1日あたりのガソリン代は1,000円〜1,500円程度が一般的な目安です。
また、配送エリアによってはコインパーキング代の実費が発生するケースや、月極駐車場の費用が必要になる場合もあります。走行距離が伸びるほどタイヤやエンジンオイルの消耗も早くなるため、日々のメンテナンス費も少額ながら発生していると考えておきましょう。
車両リース代や任意保険料の日割り計算
月額で支払う固定費も、稼働日数で割ることで1日あたりの負担額を算出できます。車両をレンタルまたはリースしている場合、月額費用は3万〜4万円前後が相場です。月20日稼働とすると、1日あたり約1,500円〜2,000円の計算になります。
さらに、事業用車両として加入が欠かせない黒ナンバー用の任意保険料は、月額1万5,000円〜2万円程度かかります。これも日割りにすると1日あたり700円〜1,000円前後のコストです。車両を所有していない場合は、固定費だけで1日2,000円〜3,000円ほど差し引かれる計算になります。

軽貨物車のリースは「やめとけ」と言われる理由10選
業務委託手数料(ロイヤリティ)の有無
元請け会社や運送会社から案件の斡旋を受けている場合、売上から手数料として差し引かれるのが軽貨物のロイヤリティです。
契約内容によって異なりますが、売上の10〜15%程度に設定されているケースが多く見られます。
たとえば1日の売上が20,000円でロイヤリティが10%の場合、1日あたり2,000円が元請け会社に引かれます。直請け案件や手数料が引かれないプラットフォームを利用しない限り、売上の1〜2割は経費として見込んでおく必要があります。
経費の項目 | 1日あたりの目安額 | 備考 |
|---|---|---|
ガソリン代 | 1,000円〜1,500円 | 走行距離50〜80kmの場合の実費目安 |
車両リース代(日割り) | 1,500円〜2,000円 | 月額3万〜4万円・月20日稼働で計算 |
任意保険料(日割り) | 700円〜1,000円 | 黒ナンバー専用保険の月額相場から換算 |
ロイヤリティ(手数料) | 2,000円〜3,000円 | 売上2万円に対して10〜15%の場合 |
このように、売上が1日20,000円あったとしても、合計で5,000円〜7,500円前後の経費が差し引かれることになります。
軽貨物で1日の収入を安定して伸ばすためのポイント
軽貨物で1日の売上を伸ばして手残りを増やすには、単に稼働時間を延ばすのではなく、配達効率を高めて無駄な経費や時間ロスを減らす工夫が欠かせません。
荷積みの順番とルート配送の効率化を徹底する
1日の配達個数を増やして売上を伸ばすためには、1件あたりの配達にかかる時間を削る必要があります。
とくに重要なのが、配達する順番を逆算した荷室への積み込みです。荷物を探す時間をなくすだけでも、1日で数十分単位の時間短縮につながります。
また、配送専用の地図アプリを活用して最適なルートを組むことも有効です。一方通行や駐車しやすい場所を把握し、右折待ちの少ないルートを選ぶことで、移動のロスを減らしながらガソリン代の節約にもつながります。
不在率を下げる時間指定管理と顧客対応
歩合制の宅配案件では、荷物を届けて初めて報酬が発生するため、不在による持ち戻りは売上の機会損失になります。
不在率を下げるためには、時間指定の荷物を確実に配完させつつ、エリアごとの在宅傾向を把握することが大切です。
平日の日中に不在になりやすい単身者世帯は夕方以降に回るなど、時間帯に合わせた配達ルートを工夫すると再配達の手間を大きく減らせます。
また、インターホン越しの丁寧な挨拶や指定場所への確実な置き配など、基本的な顧客対応を徹底することが受取人とのトラブル防止に役立ちます。
自分のスキルに見合った案件と契約形態を選ぶ
早く稼ぎたいからといって、初心者のうちから無理な個数を詰め込むのは避けましょう。
焦りから運転や確認が雑になると、交通事故や誤配によるペナルティを招き、結果として収入を大きく減らす原因になります。
慣れるまでは日給制や企業配送などで着実に基礎を身につけ、1日の配達完了個数が安定して増えてきてから完全歩合制の案件へシフトするなど、スキルに合わせた案件選びが大切です。日々の体調管理と安全運転を徹底し、無理のないペースで稼働を継続することが、安定した日当を稼ぎ続ける一番の近道となります。

この記事を書いた人

小副川 祐貴
株式会社Lic 代表取締役。軽貨物専門求人サイト「ハコボウズ」運営者。 2019年に株式会社Licを設立し、Amazon配送を中心とした軽貨物配送事業を運営。ドライバー採用・教育・品質管理まで一貫して携わり、日々現場の運営を行っています。 自身の現場経験をもとに、ハコボウズでは軽貨物ドライバー向けの求人情報や業界知識、働き方、収入、開業に関する情報を発信。未経験者にも分かりやすく、信頼できる情報提供を心掛けています。







