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コンビニ配送は「やめとけ」と言われる理由。「きつい」って本当?

コンビニ配送を検討している人の中には、「コンビニ配送はやめとけ」「きつい」という声を聞き、実際はどうなのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

コンビニ配送はたしかに体力面や収入面などさまざまな面できつさを感じる仕事です。

しかし、中には楽しんで働いているドライバーがいるのも事実です。

この記事ではコンビニ配送が「やめとけ」と言われる理由や本当に「きつい」のかどうかについて解説します。コンビニ配送の将来性についても解説しているため、ぜひご覧ください。

目次

コンビニ配送ってどんな仕事?

コンビニ配送とは、自分が担当しているエリア内のコンビニに荷物を届ける仕事です。コンビニで買い物をしているとき、よく見かける人もいるのではないでしょうか。

ここでは、コンビニ配送の仕事内容や業務の流れ、コンビニ配送をするのに必要な資格やスキルについて解説します。

仕事内容

前述のとおり、コンビニ配送は配送センターや倉庫から食品・雑貨といった商品をコンビニへと届ける仕事です。

日によって異なる配送先に届けるのではなく、毎日自分のエリア内にある決まったコンビニに決まったルートで配送します

荷物は主に以下の4種類です。

  • 常温の食品や飲料
  • 冷凍食品やアイスクリーム
  • 要冷蔵の食品
  • 弁当や惣菜

扱う商品によって1日の配送回数は異なり、1日1回の配送で済むものもありますが、おにぎりやパンなどは1日に2〜3回配送する必要があります。

慣れればルーティン化できるため、変化を好まない人や淡々と仕事をこなしたい人に向いているでしょう。

逆に、変化に富んだ日々を送りたい人やにぎやかな環境で仕事をしたい人は、物足りなさを感じる可能性があります。

業務の流れ

多くの場合、コンビニ配送の勤務時間は日中と深夜の2部構成になっています。

それぞれの業務の流れは以下のとおりです。

日中の便深夜の便業務内容
16:0015:00出社し点呼、アルコールチェックを受ける
26:1015:10トラックを点検する
36:3015:30トラックで物流センターや倉庫に向かう
47:0016:00商品を検品し、トラックに積み込んだら出庫する
58:0017:00それぞれの店舗に商品を納品し、伝票を受け取る
617:302:30会社に戻り点呼、アルコールチェックを受ける
718:003:00退社する
コンビニ配送のスケジュール

上記の流れで業務を行うことが多いですが、細かい作業や時間などは運送会社によって異なります。

上記の例では、一度出庫したあとは業務終了まで会社に戻らないスケジュールになっていますが、会社によっては6で会社に戻ったあといったん休憩をとり、また2に戻って2〜6を複数回繰り返すパターンもあります。

必要な資格やスキル

コンビニ配送に特別なスキルは必要ありません。初心者でも比較的始めやすい仕事だといえるでしょう。

ただし、自らトラックを運転して配送を行うため「普通自動車免許」は必須です。

注意点は、普通自動車免許を取得したタイミングです。

2007年6月1日以前に免許を取得しているのであれば、普通自動車免許だけで中型の4tトラックまで運転できます。

しかし、2007年6月2日以降に取得した場合、普通自動車免許とは別に「中型免許」または「大型免許」を取得しないと3t以上のトラックを運転できません。

また、2017年3月12日以降に取得した場合、普通自動車免許では小型の1tトラックや軽トラなど、2t未満の車両しか運転できません。

つまり2t以上のトラックを運転するなら、「準中型免許」を取得する必要があります。

コンビニ配送に使用されるトラックの多くは2t・3tトラックです。

普通自動車免許を取得したタイミングによっては、新たに免許を取得しなければコンビニ配送の仕事ができない場合があるため注意しましょう。

これからコンビニ配送を始めるなら、どのような免許があればよいかを応募の際に確認する必要があるでしょう。

コンビニ配送が「やめとけ」と言われる理由

ネット上では、「コンビニ配送はやめとけ」というようなネガティブな意見が多く見られます。

「やめとけ」と言われる原因は、どのようなところにあるのでしょうか。

ここでは、コンビニ配送が「やめとけ」と言われる理由について解説します。

体力的にきつい

コンビニのルート配送が「やめとけ」と言われる理由のひとつに、体力的な負担が大きいことが挙げられます。コンビニによって異なりますが、基本的には手作業で荷下ろしを行うためです。

中には米や飲料といった重いものもあり、それをトラックから店舗まで何往復もして運ぶ必要があります。

店舗によっては、駐車場が狭くトラックを駐車場から離れたところに駐車しなければならないこともあります。その場合はさらに負担がかかるでしょう。

上記のような作業を1日に何十回も繰り返すことを考えると、体力的なきつさを感じても不思議ではありません。

中には激務のあまり体力的にも精神的にも疲れ果て、バックレてしまったドライバーもいます。

給料が安い

年収や手取りが安いことから、コンビニのルート配送は「やめとけ」と言われる場合もあります。

コンビニ配送をしているドライバーの平均月収は20〜25万円程度だといわれています。年収にすると平均で300〜350万円程度です。

ボーナスの有無や会社によって収入は異なりますが、全体的に低い印象です。

勤務時間の長さから考えると、「割に合わない」と思う人も少なくないでしょう。

たとえば宅配なら、同じような勤務時間で月に50万円以上稼いでいるドライバーが多くいます。

しかし、コンビニ配送は宅配のような稼ぎ方ができる仕事ではありません。

「稼ぎたい」という思いが強い人は、ほかの仕事を探したほうがよいでしょう。

勤務時間が長い

勤務時間の長さもネックになっています。

前述した業務の流れからもわかるように、1日の勤務時間が10時間を超えるケースは少なくありません。

中には翌日の準備をしてから退社しなければならない会社などもあり、その場合はさらに勤務時間が延びます。

時間帯も一般的な仕事と比べると変則的であるため、受け入れられにくいのかもしれません。

日中の勤務は出社時間が早く、深夜の勤務は中途半端で空いた時間を活用しにくいこともあり、続けるうちに嫌気が差してしまい退職に至る例もあります。

身だしなみに関するルールが厳しい

コンビニ配送を行う会社の中には、身だしなみに関する厳しいルールが設けられているところがあります。

コンビニの利用客からすると、コンビニ配送業者もコンビニの関係者であるように見えることから、コンビニ側のイメージが悪くならないための配慮としてあえて厳しくする傾向にあるようです。

たとえば、以下のようなルールがあります。

  • 長髪・派手な髪色禁止
  • ピアス禁止
  • 香水・派手な化粧禁止
  • タトゥー禁止
  • 帽子着用必須
  • シャツをズボンから出さない

ほかの仕事でも、あまりにも派手な身なりをしていると注意を受けることがありますが、とくに厳しいと感じる人もいます。化粧にまでルールがあることに不満を覚える人もいるでしょう。

コンビニ配送ドライバーの体験談

実際にコンビニ配送を行っているドライバーは、コンビニ配送の仕事をどのように思っているのでしょうか。

ここでは、コンビニ配送ドライバーの体験談を紹介します。

まずはネガティブな口コミです。

続いてはポジティブな口コミです。

ネガティブな口コミでは、やはり給料の安さについて嘆く投稿が多く見られます。一時的にする仕事ではあっても、長期でやる仕事ではないという意見もありました。

また、重労働がたたり、中には体を壊してしまったドライバーも。

ポジティブな意見では、意外に「楽しい」との声がいくつか見られました。ルーティン作業を楽しめる人には向いているのかもしれません。

コンビニ配送のきつさは店舗によって異なる?

コンビニ配送のきつさは店舗によっても異なります。

店舗ごとのルールが存在するほか、立地状況などにも仕事のしにくさが左右されるためです。

たとえば、納品する荷物を商品棚の前に置くよう指示される場合もあれば、すべてバックヤードまで運ぶよう決められていることもあります。

また、駅前などで顧客の出入りが多い店舗は、できるだけ買い物の邪魔にならないよう配慮する必要があります。

顧客をどかしての作業はできないため、商品棚から顧客が離れるのを待たなければならず、納品するだけでも一苦労です。

しかし比較的空いている店舗や駐車場が広めにつくってあるところなら、それほど納品時に苦労せずに済むでしょう。

報酬面に関してはコンビニによっても会社によってもさまざまです。

ネット上にはセブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど、それぞれのコンビニへの配送案件が出ているため、自分の希望に合う案件を探してみるとよいでしょう。

コンビニ配送は楽しいという意見も

コンビニ配送の仕事については「やめとけ」「きつい」といった意見がある中で、「楽しい」という意見も目立ちます。

コンビニ配送の仕事はきつい部分もありますが、メリットや楽しめる要素もあるためです。

楽しいと思う理由は以下のとおりです。

  • 人間関係に振り回されない
  • 業務をするうえで覚えなければならないことが少ない
  • 運転のスキルが上がる
  • 時間さえ守れば自分のペースで仕事ができる

仕事は基本的にひとりで行うため、人間関係によるストレスがありません。

苦手な同僚や上司がいても、出社したときや退社のときなど会社にいる間に顔を合わせる程度であるため、ストレスを感じにくいでしょう。

また、店舗ごとのルールは覚える必要がありますが、仕事自体がシンプルでありそれほど難しくありません。

毎日トラックを運転するため運転技術が上がるのもメリットです。「事故を起こしてはいけない」というプレッシャーはありますが、その分運転が丁寧になります。

そのほか、自分のペースで仕事ができるところも楽しいと思えるポイントです。納品時間は守る必要がありますが、時間さえ守ればあとは自分の思うように仕事ができます。

ただし、楽しさを感じながら仕事をしていても、やはり収入面で不安を抱えているドライバーは少なくありません。

「コンビニ配送ドライバーの体験談」で紹介した口コミにもあったように、長期的にできる仕事とはいえないかもしれませんね。

コンビニ配送の将来性は?

コンビニ配送の仕事自体の将来性は「ある」といえます。

なぜなら、コンビニの店舗数が増え続けているにもかかわらず、物流業界では常にドライバー不足に悩まされているためです。

たとえば以下の表は、セブンイレブンのここ5年間の店舗数です。

年度店舗数(累計)
平成30年度20,876
令和元年度20,955
令和2年度21,167
令和3年度21,327
令和4年度21,402
コンビニ店舗数推移

平成24年度には15,072軒だった店舗が、10年で21,402軒まで増えています。増え方は以前より落ち着きましたが、それでも増加傾向にあるのは間違いありません。

それに対し、コンビニ配送のドライバーは毎年減り続けています。どこも人手不足であるため、案件は豊富にあります。

また、取引先がセブンイレブンやファミリーマート、ローソンといった大手企業である点も、将来性があるといえる要因になるでしょう。

ただし、2024年問題の影響により、ただでさえ多いとはいえない収入がさらに減る可能性があります。2024年問題については後述します。

2024年問題はコンビニ配送にも影響あり?

2024年問題はコンビニ配送にとっても他人事ではありません。

セブンイレブンは加工食品の発送を発注した当日から翌日に延ばし、ローソンは弁当の配送回数を1日3回から2回に減らすなど、各コンビニが対策を進めています。

ドライバーが受ける影響としては、時間外労働時間の上限規制によって労働時間が減ることで、その分収入が減少する可能性があることです。

より待遇のよい会社への転職を検討しなければならないケースや、コンビニ配送以外の仕事への転職も視野に入れなければならないこともあるでしょう。

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楽しみながらコンビニ配送をしているドライバーがいる一方で、収入の低さや勤務時間の長さ、体への負担などからきつさを感じているドライバーも少なくありません。

コンビニ配送にこだわらなくても、配送の仕事がしたいならこれを機にほかの配達案件を探すのもひとつです。

たとえば、アマゾンと直接契約している企業と業務委託契約を結び、軽貨物案件を振ってもらう「アマゾン配送サービスパートナー(DSP)」で働くという選択肢があります。

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