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「タクシー運転手は稼げる」というのは嘘?年収の実態も解説

タクシー運転手への転職を検討している人の中には、「タクシー運転手が稼げるというのは嘘」などの噂を聞いて、このまま目指すかどうか迷っている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、年収の実態などタクシー運転手の収入に関するテーマで解説します。

稼ぎにくいタクシー運転手の特徴や条件についても触れているため、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

「タクシー運転手は稼げる」というのは嘘と言われている?

「タクシー運転手が稼げるというのは嘘」と言われることがあります。

稼げると聞いて始めたものの、期待以上の収入を得られない運転手は少なくありません。

ただし、一概にタクシー運転手は稼げない職業とはいえません。

たしかに稼げない人もいますが、一方でサラリーマン以上の収入を得ている人もいるためです。

タクシー運転手で稼げるかどうかは、向き不向きや稼ぐための工夫をしているかどうかによっても変わります

また、タクシー会社によっては誇大表現など、嘘ともとれる情報で求人を出しているところもあるため、タクシー会社の選び方も重要でしょう。

【実態】タクシー運転手の年収

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会が公表する資料「タクシー運転者賃金・労働時間の現況」によると、令和4年のタクシー運転手の平均年収は361万3,300円とされています。

年収361万円であれば月収30万円を超えていることになるため、それほど「稼げない」とはいえないようにも思えます。

しかし、上記の年収はあくまで全国平均であり、「地域によって収入が大きく異なる」点に着目する必要があります。

たとえば、岩手県と東京都、大阪府、沖縄県を比較してみましょう。

県名平均月収年間賞与平均年収
岩手県22万4,400円2万2,700円271万5,500円
東京都34万7,700円8万7,400円425万9,800円
大阪府36万4,300円0円437万1,600円
沖縄県19万3,200円8,500円232万6,900円
タクシー運転手の年収

出典:タクシー運転者賃金・労働時間の現況|一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会

47都道府県の中でもっとも平均年収が高かったのは大阪府でした。

また、東京都や大阪府といった都市部では稼ぎやすく、反対に岩手県や沖縄県などの地方になると稼ぎにくくなることがわかります。

さらに、都市部であっても年収700万円、1,000万円というように大きく稼ぐことは難しいようです。

「タクシー運転手は稼げる」というのは嘘と言われる理由

「タクシー運転手は稼げる=嘘」と言われる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、その理由について解説します。

歩合制であるため人によっては稼げない

タクシーでは稼げないと言われる理由の1つは、タクシー運転手の給料の仕組みにあります。

タクシー運転手の給料体系は多くの場合、歩合制です。つまり、成績によっては稼げたり稼げなかったりします。

たとえば、営業が得意な運転手や顧客を降ろした先でも効率良く顧客を獲得できる運転手は自分でどんどん稼いでいける可能性があります。

一方で、営業が苦手、送り先で営業できず毎回自分のエリアに戻ってしまうというような運転手は効率的に稼げないでしょう。

また、タクシー会社によって「歩合率」が異なる点も稼ぎに直結するポイント。

歩合率とは、「売上からどのくらい給料として受け取れるか」を示す割合です。

歩合率が高いほど収入は増えるため、歩合率の高いタクシー会社に勤めているかどうかも稼げるか稼げないかの分かれ道になると考えられます。

求人情報に嘘がある

求人情報の内容と実態で、収入が大きくかけ離れていた場合も、タクシーが稼げるのは嘘と言われる要因の1つです。

タクシーの求人の中には、以下のような虚偽ともとれる求人情報を記載しているものがあります。

  • 「誰でも◯◯万円以上稼げる」と誤解させる記述がある
  • 「入社祝い金」をもらえる条件が厳しい
  • 応募した際に記載されていた勤務地とは別のところに配属される

たとえば、求人には「月収50万円以上稼げる」というような記述があったにもかかわらず、実際には報酬の仕組みからして、どう頑張っても50万円以上稼げないというケースがあります。

過去に、1人でも50万円を稼いだ人がいるのであれば、嘘とは言えませんが、「誰でも稼げる」という謳い文句には注意すべきです。

また、入社祝い金に関しては、内容や条件について求人情報で十分に説明されていないことが多く、入社祝い金=入社したらもらえるお金と認識して入社する人がいるため齟齬が起きやすい傾向にあります。

しかし、条件もなしに入社しただけですぐもらえるケースは少ないことを覚えておきましょう。

中には、以下のような条件が設けられている場合もあります。

  • 一定の出勤率や売上を達成できた場合に支給される
  • 退職金の前払いとして支給される

また、入社祝い金が支給されるのは、入社から1〜3カ月程度が目安です。

支給される時期や条件については、入社前に確認しておくことをおすすめします。

そのほか、人手不足を理由に、求人に記載されていた勤務地とは別のところに配属される可能性もあります。

求人内容で気になった点は、必ず入社前に確認しておいたほうがよいでしょう。

個人事業主の場合はガソリン代が自己負担になる

タクシー会社に勤めるのではなく個人事業主として働く場合、ガソリン代を自分で負担する必要があります

タクシー運転手は、多ければ1日に数回ガソリンを補給しなければならなくなることもあるため、コスト負担は大きくなるでしょう。

また、タクシー会社に勤めている場合でも、タクシー会社によっては利用できるガソリンスタンドを会社から指定されていることがあります。

その場合、会社指定のスタンドで給油しないと経費扱いにできない可能性があるため、会社がどのスタンドと提携しているのかを把握しておく必要があります。

では、なぜ「タクシー運転手は稼げる」と言われる?

ここまで、タクシー運転手の収入に関するネガティブな部分を解説してきましたが、それでも「タクシーは稼げる」という声も一定数あります。

ここでは、タクシー運転手が稼げる理由について解説します。

地理に詳しくなれば効率良く稼げるようになるため

タクシー運転手としてスキルを磨いて地理に詳しくなれば、効率良く稼げるようになります。

抜け道や通るべきルートが徐々に掴めてくることで、運転業務の無駄がなくなります。無駄がなくなれば回転率が上がり、乗車率の向上にもつながるというわけです。

向き不向きもありますが、基本的に長く続ければ続けるほど稼ぎやすくなるといえる職種でしょう。

「配車アプリ」の利用で集客しやすいため

昨今のタクシー運転手が稼ぎやすくなった要因の1つとして、集客面の利便性が高まったことが挙げられます。

従来の集客方法といえば、主にタクシーを走らせて利用者を探すか、待機場所で利用者を待つかの2択でした。

しかし近年は、スマホでタクシーが呼べる「配車アプリ」が浸透したことにより、以前よりも効率良く集客できるようになっています。

配車アプリの利用率が伸びていることを活かしてより多くの利用者を運び、1日の実車率(利用者を乗車させた状態で走行した割合)を上げられれば、その分報酬アップにつながります。

歩合制であるため

タクシー運転手が稼げる理由には、歩合制であることも含まれます。

歩合制は稼げない理由にもなりますが、営業が得意な人やタクシー運転手に向いている人からすれば、稼働した分だけ報酬を増やせる仕組みです。

中には、成績次第で追加報酬が支給される「インセンティブ制度」を導入しているタクシー会社もあるため、人によっては大きく稼げるでしょう。

稼ぎにくいタクシー運転手の特徴・条件

日勤や勤務場所が地方であるなど、稼ぎにくいタクシー運転手には特徴や条件があります。

ここでは、稼ぎにくいタクシー運転手の特徴や条件について解説します。

日勤は稼げない?

日勤だからといってまったく稼げないとはいえませんが、夜勤の給料と比較すると稼ぎにくいかもしれません。

夜勤は割増料金が加算されるうえ、昼間よりも長距離移動する利用者が増える傾向にあるためです。

日勤の稼働時間は朝から夕方までであるため、一般的な会社員のような働き方になります。

そのため夜勤や、長時間働き1日おきに出勤する「隔日勤務」より体に負担がかかりにくく、家族との時間がとりやすいといったメリットはありますが、日勤だけで大きく稼ぐのは難しい可能性があります。

日勤で稼ぎたいなら、少しでも歩合率が高いタクシー会社を探したり、効率良く稼げる工夫をしたりといったことが必要でしょう。

地方タクシーは稼げない?

先述の通り、地方タクシーは都市部と比べて稼ぎにくい傾向にあります。

都市部と地方では、そもそも人口やタクシーの需要に大きな差があるためです。

また、地方のマイカー所有率の高さも稼ぎにくい原因の1つ

実際に、東京都や大阪府などの都市部と地方では、タクシー運転手の年収に100万円以上の差が出ることもあります。

自己管理できない人は稼げない?

タクシー運転手として稼いでいくためには、自己管理能力が求められます

タクシー運転手は比較的自分の好きなように動ける面もあり、さぼろうと思ったらさぼれてしまいます。

たとえば、こまめに休憩を挟みながらマイペースに活動するのも、休憩は最小限にして積極的に営業するのもその人の自由です。

そのため、稼働時間や働き方を自己管理できなければ、満足に稼いでいくことは難しいでしょう。

接客が好きでないと稼げない?

顧客とコミュニケーションをとるのが好きでないと稼げない、というわけではありませんが、あまりにも接客態度が悪いとクレームにつながるおそれがあるため、思うように売上を伸ばせないかもしれません。

また、「接客が好きでないというより嫌い」というレベルの場合、タクシー運転手の仕事そのものを苦痛に感じる場合があります。

接客が嫌い・苦手という人はそもそもタクシー運転手に向いていない可能性があるため、タクシー運転手にこだわらず、ほかの仕事を検討することをおすすめします。

車を運転する仕事なら軽貨物ドライバーも稼げる◎

今回はタクシー運転手の稼ぎをテーマにさまざまな視点から解説しました。人によっては、自分には合わないと感じた方もいるでしょう。

タクシー運転手にこだわらず、ただ「車を運転する仕事がしたい」というなら、軽貨物ドライバーを選択するのも1つです。

軽貨物ドライバーも業務委託の場合は歩合制であることが多く、運んだ荷物の数に比例して収入を増やすことができます。

ただし、中には悪質な運送会社も存在するため、クリーンな求人サイトで良質な案件を探すのがおすすめです。

軽貨物案件専門の求人サイト「ハコボウズ」は、現役の運送会社が運営しているサービスであるため、ドライバーの気持ちを汲んだサービス設計になっています。

サイトを通して軽貨物案件に応募できるのはもちろん、応募先との間でトラブルや悩みがあった場合は、運営会社が間に入って相談にのってくれます。

ドライバーは無料で登録・利用できるため、まずは自分の希望条件で案件を探してみてくださいね。

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