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アマゾンフレックスで誤配したらペナルティがある?原因や予防策も紹介

軽貨物ドライバーがもっとも気をつけなければならないミスのひとつが誤配です。

日々の心がけや対策次第で十分防止できますが、ベテランか初心者かは関係なく、誰もが犯してしまう可能性のあるミスでもあります。

今回は、アマゾンフレックスで誤配した場合のペナルティや誤配の原因、予防策について解説します。

この記事を最後まで読み、ぜひ誤配ゼロのドライバーを目指してください。

目次

アマゾンフレックスの誤配は多い?

アマゾンフレックスの配達方法は、玄関などの前に荷物を置く「置き配」が基本です。

そのため配達先の顧客と、対面での確認を行わないため、通常の配達よりも誤配が発生しやすい傾向にあります。

実際にTwitterでは、以下のような投稿が見られます。

https://twitter.com/k555xYamio/status/1664238470351687680

誤配は顧客の大切な荷物を配達するうえで、もっとも避けなければならないミスのひとつです。場合によっては、誤配が原因で大きなトラブルが起きてしまうこともあり得ます。

配達先や荷物の確認は、何度してもしすぎるということはありません。

荷物の配達先が合っているかどうかわからない、自信をもって合っていると言えないような場合は、置き配をせずに対面で確認を取るとよいでしょう。

配達中はつい「不在配達を出したくない」「1つでも多く配達完了したい」という気持ちが先行してしまいがちですが、置き配や投函用の荷物に関しては、通常よりも慎重に確認をする必要があります。

アマゾンフレックスで誤配をしてしまったときの対応は?

どれだけ気をつけていても、誤配してしまう可能性は誰にでもあります。

ここでは、誤配してしまった場合にドライバー自身がとるべき対応や、アマゾン側ではどのような対応をしてくれるのかについて解説します。

誤配に気づいたら回収すべき?

誤配に気づいた場合はすぐに荷物を回収し、正しい配達先に配達し直す必要があります。

ただし、配達方法や荷物の種類によっては回収が難しい場合があります。

配達方法別の対応について、以下の表にまとめました。

配達方法対処法
対面配達の荷物届け先に理由を話して回収※すでに開封済みの場合はそのまま回収し、サポートセンターの指示を仰ぐ
置き配の荷物届け先にて回収し、正しい配達先に置き配※ただし、誤った届け先で撮影した写真をすでに送信してしまっている場合は、その旨をサポートセンターに連絡する
ポスト投函の荷物
基本的には回収できないため、サポートセンターにその旨を連絡
宅配ボックス配完の荷物

それぞれ解説します。

対面配達の荷物

対面配達の場合、荷物を引き渡す際にきちんと住所と氏名を確認すれば、誤配をしてしまうことはありません。

しかし、届け先で応対をした相手が、子どもやお年寄りである場合など、荷物を受け取る相手によっては、届け先が間違っているにもかかわらずそのまま受け取られてしまう可能性があります

誤配に気づいた場合は届け先にもう一度出向き、理由を話して荷物を回収させてもらいましょう。

もちろん、誤った届け先に迷惑をかけてしまったことについての謝罪も大切です。

届け先からの強いクレームなど、自分だけで対応できないことが起きた場合は、サポートセンターに相談しましょう。

置き配の荷物

置き配の場合、誤って配達してしまった荷物が、まだ置いたときのままになっている場合は自分で回収し、正しい配達先に配達し直せば問題ありません。

しかし、誤った届け先で撮影した写真をすでに送信してしまっている場合は、その旨をサポートセンターに伝える必要があります。

荷物の回収のために誤配先に戻った際、置いた荷物がすでになくなっていた場合は、届け先の人に誤配した荷物について尋ねましょう。

届け先の人も置き配の荷物について知らない場合は盗難の可能性も考えられます。その場合はサポートセンターに報告して指示を仰ぎましょう。

ポスト投函・宅配ボックス配完の荷物

ポスト投函の荷物や宅配ボックスに入れた荷物は、ポストや宅配ボックスが鍵つきでなければ取り出せそうにも思えますが、一度ポストや宅配ボックスに入れた荷物を、勝手に取り出すことはやめておいたほうがよいでしょう。

配達の際は、意外と周囲から見られています。

いくら正当な理由があったとしても、「配達員が勝手にポストから荷物を抜いていった」などと周囲で様子を見ていた人からクレームをつけられるおそれがあります。

配達方法がどのような方法かにかかわらず、少しでも自分だけでは対応が難しいと感じたら、無理に自分1人でなんとかしようとせず、サポートセンターに相談しましょう。

届け先からクレームが来た場合、ドライバーはどうする?

アマゾンフレックスの場合、届け先からのクレームが直接ドライバーに入ることはありません

クレームはすべてサポートセンターに連絡が入るためです。

クレームの対応もサポートセンターがしてくれるため、ドライバーがクレームを入れた届け先に対して、お詫びに出向くなどの対応をする必要はありません。

自分でクレームに対応しなくて済むのは楽だと思うかもしれませんが、アマゾン側は個人情報保護の観点からクレームの詳細を開示しないため、自分がどこでどのような誤配をしてしまったのかがわからないという欠点があります。

たとえば、アマゾンフレックスのアプリ上で、ピンが刺さる届け先の場所が間違っているために起きた誤配の場合、アプリの問題であるため、再度誤配する可能性があります。

自分でできる対策としては、1軒1軒住所や氏名の確認を怠らず、細心の注意を払いながら配達するしか方法がありません。

アマゾンフレックスで誤配をしたらペナルティはある?

アマゾンフレックスで誤配をした場合、1度だけでペナルティを受けることはありませんが、何度か続けると致命的なペナルティを受けることになります。

ここでは、誤配がもたらすペナルティについて解説します。

アカウント停止の可能性がある

何度か誤配が続くと、最悪の場合、アマゾンフレックスのアカウントが停止になる可能性があります。

しかし、アマゾン側は誤配によるアカウント停止に対して、明確な基準を公表していないため、何回誤配をするとアカウントが停止されるのかはわかりません

そのため、アマゾンフレックスを長く続けたいのであれば、できるかぎり誤配をしないように気をつける必要があります。

自分のアカウントがどのような状態なのかを確認することはできませんが、誤配をしてしまったあと、「誤配が続くようなら、アマゾンフレックスのアカウントに影響が出ます」といった内容のメールがサポートセンターから届くため、自分が誤配をしたことだけはわかります。

このメールが届いたら、以後は誤配できないという気持ちで、緊張感を持って仕事に取り組むよりほかないでしょう。

また、アカウント停止に陥る原因は誤配だけではありません。

配達完了率の低さやキャンセル率の高さなど、誤配以外の要素もアカウント停止に影響するため、誤配にかぎらず、ミスなどをしないよう気をつける必要があります。

停止したアカウントは復活できる?

残念ながら、一度停止したアマゾンフレックスのアカウントは復活できません

期間をおいて再度登録を試みても、一度アカウント停止を経験していると審査に通らない可能性が高くなります。

アカウント停止後のことについては、アマゾンフレックスの公式サイトでも明らかにされていませんが、アカウントが停止したら、もうアマゾンフレックスの仕事ができるチャンスはないと思っておいたほうがよいでしょう。

アマゾンフレックスで誤配を起こすよくある理由

誤配を起こす理由にはいくつかパターンがあります。

誤配を起こすパターンを知り、誤配をしないよう日頃から意識して配達する必要があります。パターンを知ったら、誤配を防ぐ方法を自分の中でルール化しておくとよいでしょう。

ここでは、アマゾンフレックスで誤配を起こすよくある理由を紹介します。

住所や氏名、配達場所の確認がしっかりできていない

誤配のほとんどは、基本的に住所や氏名の確認をしっかり行えば防げます。

しかし、荷物量が多くて慌てているときや、時間指定に間に合わず時間に追われているときには、基本でもある確認作業がおろそかになりがちです。

確認作業が甘くなってしまうのは、初心者だけではありません。とくに、配達に慣れて配達スピードが上がってきた頃は要注意です。

ベテランであればあるほど慎重さが失われ、確認が雑になる傾向があるため、ベテランでも慣れで気が緩むと誤配をしてしまうおそれがあります。

対面での配達であれば、届け先の顧客が気づいて誤配を回避できる可能性がありますが、置き配がメインのアマゾンフレックスでは、自分で意識して気づくようにしなければ誤配は防げません。

そのため、対面での配達よりもさらに念入りに確認作業を行う必要がありますが、毎回きちんとできている人はそう多くないのが現状です。

アプリ上のピンを信用しすぎている

アマゾンフレックスのアプリ上のピンを信用しすぎると、誤配を招くおそれがあります。なぜならアプリは完璧ではなく、ときには誤った場所を指すことがあるためです。

ピンの位置が配達先の建物からずれている場合や、実際の配達先から離れたところに飛んでしまう場合もあります。

アプリが間違っていることに気づかず、そのまま間違ったところに置き配してしまい、誤配になるケースは少なくありません。

同じ番地に建物が複数ある

地域によっては、同じ番地に建物が複数並んでいる場所もあります。

アマゾンフレックスのアプリは、その中から正しい配達先がどの建物かを判断できないため、番地は合っていても、ピンが指している建物が正しい配達先とはかぎりません。

また、このような場所にある家は、これまでに何度も間違えられている可能性が高く、誤配に対して過敏になっているケースが多いためとくに注意が必要です。

基本的に、荷物のラベルに書かれている氏名と表札が異なる場合は、届け先への確認が必要です。

ラベルの氏名と表札が一致しない場合は、顧客に電話などで連絡を取って確認するのがベターでしょう。

そのほか、ゼンリンの地図対応の配達アプリを、アマゾンフレックスのアプリと併用するのもひとつの方法です。

アマゾンフレックスで誤配を防ぐ方法

たいていの誤配は、配達時に意識を変えるだけで防げます。

ここでは、誤配をしないための具体的な予防策をご紹介します。

配達の際は予防策を念頭に置いておき、常に意識することで誤配を減らしていきましょう。

住所・氏名・建物名などの情報を完全に一致させる

住所・氏名・建物名などの情報はしっかり確認し、荷物のラベルに書かれた届け先と完全に一致させる必要があります。

いずれかが異なる場合は置き配せず、対面での配達に切り替えましょう。

もし届け先が不在だった場合は電話で直接顧客に確認します。

絶対にこの家で合っている、という確証がもてない場合は確認が取れない限り配達しないほうが無難です。

建物名や表札がない場合は置き配しない

荷物のラベルに建物名が書かれていない場合や、家に表札がない場合は、置き配の指示が出ていても対面での配達をおすすめします。

インターホンを押すと、「置き配になっているはずなのに」と中には気を悪くする人もいますが、「置き配指示が出ていたが表札がなく、場所が合っているか自信が持てないため確認させてもらいたい」と正直に伝えると、わかってくれるケースがほとんどです。

不在の場合は顧客に電話をかけ、建物の特徴や隣家の名前などを確認すると誤配を防げます。

そのほか、見るからに家や庭が荒れており、人が住んでいるように見えない場合も置き配は避け、届け先の顧客に確認をしたほうがよいでしょう。

判断に迷ったら無理に配達せず持ち帰る

場合によっては、荷物を配達せずに持ち帰る選択をすることも大切です。

配達場所が合っているのかわからない場合や、置き配をしてもいいのか判断に迷った場合は、無理に配達せず持ち戻りの処理をしましょう。

持ち戻りは、アマゾンフレックスのアカウントに影響を与えません。

1軒でも多く配達完了したいという気持ちはあるかもしれませんが、無理に配達して誤配するよりは、持ち戻りが増えるほうが後々のことを考えると安心だといえます。

軽貨物の初心者は運送会社の委託案件から始めるのがおすすめ◎

アマゾンフレックスで誤配した際のペナルティや誤配の原因、予防策について解説しました。

アマゾンフレックスは軽貨物初心者でも登録できますが、初心者のための研修制度は用意されていません。

配達の基本がわかっていないために、誤配やキャンセルなどのアカウント停止につながるミスを連発し、気がついたらアカウントが停止していた、という事態に陥りかねません。

そこで、軽貨物初心者の人にはアマゾンフレックスで働こうと考えることからいったん離れ、委託案件を探してみることをおすすめします。

運送会社の委託案件には、先輩ドライバーの助手席に座る「横乗り」などの研修制度があり、1人で配達できるようになるまでしっかりと面倒を見てもらえるためです。

軽貨物専門の求人サイト「ハコボウズ」なら優良企業の案件のみが揃っているため、初心者でも安心して委託案件を探せます。

委託案件で配達のイロハを学び、一人前のドライバーになってから再びアマゾンフレックスに戻ってくるのもよい選択肢だといえるでしょう。

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