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自販機補充は「やめとけ」と言われる理由。仕事はきつい?

自販機補充の仕事は、「やめとけ」「きつい」など、ネット上でネガティブな評価をされることがあります。

この記事では、自販機補充が「やめとけ」と言われる理由や「仕事がきつい」に関する真偽について解説します。

自販機補充員の年収や将来性についても触れているため、ぜひ参考にしてください。

目次

そもそも自販機(自動販売機)の補充ってどんな仕事?

自販機補充の仕事内容は、その名のとおり「自動販売機の中の商品を補充する」ことです。

ここでは、自販機補充の仕事内容や契約形態、勤務時間などについて解説します。

仕事内容

自販機補充の主な仕事内容は以下のとおりです。

  • トラックへの積み込み
  • 自分が担当する自販機への商品補充
  • 売上金の回収
  • ごみ箱のごみ回収
  • 自販機周辺の清掃作業
  • 売上金の集計作業

一般的には、1日で20〜30台程度の自販機を回り、上記の作業を繰り返します。

そのほか、土地や建物の所有者に営業をかけ、自販機を新たに設置してもらえるよう交渉するのも重要な仕事です。

企業によっては、新たに自販機を設置できればその分手当がつくところもあります。

努力次第で収入を増やせる可能性のある仕事だといえるでしょう。

契約形態

契約形態は以下のとおりさまざまです。

  • 正社員
  • アルバイト
  • 派遣社員
  • 業務委託で働ける個人事業主

ただし自販機補充員は現金を扱うため、正社員の求人が多い傾向にあります。

仕事内容は、契約形態によって異なります

一般的に正社員は1人で巡回するのに対し、アルバイトは正社員の補助として同行することが多い傾向にあります。

そのため、アルバイトの場合は1人で行動する機会は少ないでしょう。

勤務時間

勤務時間は8:30〜17:15や7:30〜18:00など、企業によって異なります。なかには交代制で、夜勤が発生するところもあります。

注意すべきは、その日に予定している配送先を回り終えるまで帰れない点です。

どのように回るかは自由にスケジューリングできますが、手際が悪ければ定時を過ぎても帰れなくなってしまいます。

効率良くスムーズに業務をこなすことが重要な仕事だといえるでしょう。

また、企業によりますが、「休日出勤が当たり前」というようなところもあるため、応募の際は実態について、事前確認が必要です。

必要な資格

自販機補充に必要な資格は基本的に運転免許だけです。

ただし、どのようなトラックを運転するかによって必要な免許が変わるため注意が必要です。

自販機補充に利用するトラックは、主に小型トラックや3tトラックが多い傾向にあります。以下3つが自販機補充の仕事で必要になり得る運転免許です。

  • 普通自動車運転免許証
  • 準中型自動車運転免許証
  • 中型自動車運転免許証

普通自動車運転免許証を「いつ取得したか」によって、運転できる車両が異なります。

例えば平成19年6月1日までに取得した場合は4tトラックでも運転できますが、平成29年3月12日以降に取得した場合は最大積載量2t未満のトラックでないと運転できません。

なお、「自動販売機調整技能士」という国家資格が存在し、取得すると手当が支給されることもあります。

自販機補充の雇用先、契約先の会社は?

自販機補充の主な雇用先、契約先の会社は以下のとおりです。

  • 飲料会社
  • 飲料会社と取引している運送会社
  • 飲料会社のパートナー会社

上記のように、雇用先や契約先はさまざまです。

日本コカ・コーラ株式会社やサントリービバレッジソリューション株式会社といった、大手の飲料会社も自販機補充の求人を多く出しています。

自販機補充は「やめとけ」「きつい」に関する実際の声

ネット上では、自販機補充は「やめとけ」「きつい」という声が多く見られます。

ここでは、自販機補充に関する実際の声を紹介します。

やはり、多くの人が体力的な面できついと感じている人が多いようです。

また、上記のように「ブラックだからやめとけ」といった口コミも見られました。

自販機補充は「やめとけ」「きつい」と言われる理由

自販機補充の仕事はなぜ「やめとけ」「きつい」などマイナスの印象をもたれているのでしょうか。

ここでは、その理由について解説します。

足腰を痛める可能性がある

自販機補充の仕事は、激務と言われるほど体力を必要とする仕事です。

重い荷物を積み下ろしたり運んだりすることで足腰に負担がかかり、痛めて体を壊してしまうおそれがあります。

若いときはよくても、歳をとってからはきついと感じる人も多いようです。

はじめから体力面に不安がある人や持病を抱えている人には向かない可能性があります。

補充だけでなく営業もする必要がある

自販機補充の営業の仕事がきついという人もいるようです。

営業とは主に、新たに自販機を設置してもらうための営業を指します。

そのためある程度の営業力や交渉力、場合によってはマーケティングの知識も求められます

人と話さなくて済む、1人でできる仕事といったイメージで始めると、「こんなはずではなかった」と後悔する可能性があります。

「底辺の仕事」と言われることがある

自販機補充の仕事は、以下のような社会でのイメージから「底辺の仕事」だと言われることがあります。

  • 誰でもできる
  • 学歴を問われないことが多い
  • 体力仕事
  • 収入が低い

もちろん自販機補充の仕事もなくてはならない大切な仕事の1つです。とはいえ、実態は体力が削られるシーンが多かったり、高収入といえなかったりするのも事実です。

勤めている企業によっては長年勤めても収入が増えにくいなどの理由から、定年まで勤め上げるのは難しい可能性があるといえます。

自販機脇のごみ箱が汚くて掃除がきつい

自販機脇に備え付けられているごみ箱や周囲が汚れていることが多く、その掃除やごみの回収が「きつい」と感じる人も多いようです。

空き缶・空き瓶・ペットボトルなど、自販機のごみ箱はごみの種類別に分かれていることが多いですが、きちんとルールを守って捨てられているとはかぎりません。

なかには、一部のマナーの悪い人によって、自動販売機の商品とまったく関係ない家庭ごみやコンビニの袋などが捨てられていることもあります。

また、捨てられているごみによっては、夏場に中身が腐って異臭を放っていることも……。

それらを分別し、回収するのは重労働であり精神的にも疲れるでしょう。

悪天候でも業務を行う必要がある

大雨や強風でも、通常どおり業務を行わなければならない点にきつさを感じる自販機補充員もいます。

屋内ならまだよいですが、自販機が屋外に設置されている場合はずぶ濡れになり最悪です。

ときには飲料の入っている段ボールが濡れてふやけてしまい、中身を落としてしまうことも……。

また、天気が悪い日は運転中に視界が悪くなったり渋滞が起こりやすくなったりするため、運転に神経をすり減らすのがきついという人もいるようです。

自販機補充の仕事の年収は?

自販機補充の仕事の平均月収は20〜30万円程度だといわれています。年収にすると240〜360万円です。

全業界、運送業全職種の平均給与と比較してみましょう。

自販機補充員全業界運送業全職種
平均月収20〜30万円38万1,000円32万6,900円
平均年収240〜360万円457万6,000円392万2,800円
自販機補充員の収入比較

国税庁が公表する資料「令和4年度 民間給与実態統計調査」によると、全業界の平均年収は457万6,000円であるとのデータが出ています。

また、公益社団法人全日本トラック協会が公表する「トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」に記載されている運送業界全職種の平均月給は32万6,900円であり、そこから年収を割り出すと392万2,800円です。

全業界・運送業全職種のどちらと比較しても、自販機補充員の収入は低い傾向にあることがわかります。

出典:
民間給与実態統計調査|国税庁
2022年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態|公益社団法人全日本トラック協会

自販機補充の仕事の将来性は?

結論から言うと、自販機補充員の仕事がなくなることは当分ないでしょう。

自販機の補充には人の手が必要であり、AIや機械が取って代わることは現段階では難しいと考えられるためです。

たしかに、自販機の普及台数は年々減っているのが現状です。

日本自動販売システム機械工業会が公表する資料「自動販売機普及台数」では、平成24年に592万台設置されていた自販機が、10年で396万台まで減少したというデータもあります。

一方で、各メーカーが自販機の設置台数を増やす取り組みも行われています

2021年には、社員2名が同時に社員証をタッチすると無料で飲み物がもらえるユニークな自販機「社長のおごり自販機」が登場し話題を呼びました。

また、自販機商品は飲み物だけに留まりません。最近では、パンなどの軽食や冷凍ラーメン、だし専用の自販機などを目にすることもあります。

自販機にはまだまだ需要も可能性もあります。この先自販機で飲み物を買わなくなる日が来るとしても、当分先のことではないでしょうか。

出典:自動販売機普及台数|一般社団法人日本自動販売システム機械工業会

自販機補充の仕事には「楽」などのメリットもある?

自販機補充の仕事には以下のようなメリットもあります。

  • 専門性がないため未経験からでも始められる
  • 仕事をすぐに覚えられる
  • 人間関係に悩まされにくい
  • マイペースに仕事ができる

自販機補充の仕事は専門性のある仕事ではないため、未経験でも問題なく始められます。

覚えなければならないことも少なく、すぐに1人前になれる点もメリットといえるでしょう。

また、基本的には1人で行動するため、人間関係に悩まされにくいというメリットもあります。

もちろん完全に1人というわけではなく、出社時や退勤時などは会社に戻って作業をするため、ほかの人と顔を合わせることもありますが、わずかな時間です。

自販機の設置場所が企業や店舗、施設などの場合は営業時間内に行く必要がありますが、補充のスケジュールが細かく決まっておらず、マイペースに働ける点も自由度が高いといえるでしょう。

自販機補充の仕事は女性におすすめ?

自販機補充は体力が必要な仕事ですが、「女性だからできない」とい ったことはありません。

10〜20kg程度の荷物を問題なく運ぶことができ、足腰に故障がなければ問題ないでしょう。

体を動かすことが好きな人や、1人で黙々と作業することが好きな人にはおすすめです。

ただし、真夏でも屋外での作業や車両の運転をする必要があります。

日焼け対策を行っていても日焼けしてしまうため、美容に気を遣っている人は要注意です。また、高齢になると体力的にきつさを感じる可能性があります。そのため、生涯にわたって続けられる仕事とはいえないかもしれません。

軽貨物の仕事なら配達の仕事で安定して稼げる◎

自販機補充の仕事は、マイペースにかつ他人に干渉されず働ける点がメリットですが、「きつい」と言われるわりに稼ぎにくい仕事ともいえます。

運転をしながら、黙々と自分のペースで仕事をして稼ぎたい場合は、軽貨物配送の仕事がおすすめです。

案件や働き方にもよりますが、軽貨物ドライバーは荷物を配達した分だけ自分の報酬に繋げられる仕事。

例えば、宅配であれば、荷物1個につき単価が設定されていることが多いため、単価が高い運送会社と業務委託契約を結べば高収入を得られやすいでしょう。

稼ぎは人によって異なりますが、なかには月に50万円以上稼いでいるドライバーも存在します。

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