軽貨物ドライバーの仕事は車内にいる時間と同じくらい車外で配達していく時間があるのも特徴的です。
様々な道具をうまく使って、配達仕事を楽に、かつ円滑に進めていくことができる軽貨物ドライバーがより稼いでいるという現実も。
今回は車内、車外での仕事の際に軽貨物運送業でよく使われている道具についてご紹介していきます。
使っている方が多い道具というのは軽貨物運送の仕事効率をあげるものばかりですので、日々の業務に取り入れてより多くの荷物を配達し、収入アップに繋げていきましょう。
【車内編】軽貨物ドライバーが使用する道具ガイド10選
まず初めに軽貨物運送業でドライバーの方々がよく「車内」で使用している道具を10選ご紹介していきます。
普段の生活で見慣れている道具だけでなく、軽貨物運動業でよく使われる道具というのもあるので、どんな道具を紹介しているのか一度確認してみてください。
きっとこれからの配達に役立つお供となってくれる道具ばかりでしょう。
見慣れない道具もあるかもしれませんが、仕事に取り入れていくことで効率的に配達できるようになるものもありますので、一度チェックされることをおすすめしたいです。
紙の地図
最近ではスマホの地図アプリも増えてきて、紙の地図を使わないという方も多くなってきています。
『スーパーマップル 関東道路地図』(昭文社)や『ゼンリン住宅地図』(ゼンリン) の地図は昔から配送業界で使われており、精度も高く分かりやすい定番の地図です。
常用ではなくても、車の中に1冊保険として置いておくだけで、初めての配達地域や地図アプリではあまり細かく出てこないような地域への配送も安心して請け負うことができます。
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軽貨物ドライバーの紙の地図に関してはこちらの記事で解説しています。
カーナビ
カーナビは軽貨物運送業で必須のアイテムだと言えるのではないでしょうか。交通情報や渋滞情報をリアルタイムでチャックしながら効率よく配達していくことができる優秀な道具です。
お値段は少々かかりますが、お値段に見合う活躍が期待できます。スマホの地図アプリでも代用できる部分もあるでしょう。
ですが、時間に追われたり配達件数に追われたりする軽貨物ドライバーにとって、より正確な交通情報をいち早く得ることで、遅延や誤配を防ぐことができるのではないでしょうか。
プラダンシート
荷台の床に敷く道具としてプラダンシートを選ばれる軽貨物ドライバーも多くいます。
プラダンシートの利点は、軽くて安いが衝撃の吸収性も高く、適度に表面が滑りやすいため、設置や荷物の出し入れに都合が良いというところです。
素材もポリプロピレンで加工がしやすく、車内の荷室の大きさに合わせてカットして敷いていくことができます。
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折りたたみコンテナ
配達地域ごとに荷物を仕分けたり、小さな荷物をまとめて車内に載せたりしたいときに便利なのが折りたたみコンテナです。
使わない時は折りたたんで荷台に置いておけるという優れもの。
通称「オリコン」と呼ばれており、軽貨物運送業で使っていない人がいるの?と思うくらい皆使っている道具です。
効率的な配送だけでなく、小さな荷物の紛失を防ぐことや、車内での小さな荷物の捜索時間短縮のために有効な道具になります。
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荷室仕切りカーテン
軽貨物の車内は意外と広いため、冷暖房の効きが悪くなってしまうことがあります。
冷暖房の効きが悪くなると、燃費やバッテリーの消費も悪くなるため、より経費がかかってしまい減収につながることもしばしば。
省エネだけでなく、無駄なガソリンの消費を減らすこともできるため、経費を下げることにも貢献するでしょう。
日々のこまめな節約による経費削減が、収入アップには欠かせないため、軽貨物ドライバーの使用者が多い道具です。
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シガーソケットタイプの車載充電器
どの業種の仕事でもスマホがなくては今や仕事にならないという時代。軽貨物運送業もスマホをフル活用して仕事をしています。
ですので、配達業務中に充電がなくなってしまい困ってしまうということもしばしば。
シガーソケットタイプの車載充電器を1つ車内に置いておけば、充電切れという事態を避けることができます。
1つ車内に置いておいても良いのではないでしょうか。
買い物カゴ
と疑問に思う方もいるかもしれませんが、買い物カゴも軽貨物ドライバーにとって、重要な仕事道具です。
一人で配達業務をしている際には助手席は空いています。
その空いている助手席に無造作に物を置くのではなく、買い物カゴを置いて荷物を置くことで、買い物カゴの高さまでの荷物なら重ねることもでき、より多くの荷物を運ぶことが可能です。
昼食や飲み物などを買った際にも、買い物カゴの中においておけば、配達する荷物を汚したり濡らしたりといった事故を防ぐこともできるため、役に立ちます。
カゴの中にいれることで、一度に中の物を移動させられるという点も軽貨物ドライバーに好評の道具です。
ワイヤレスイヤホン
携帯電話を持って運転することはできません。ですが、運転時に電話がかかってくることも多く、再配達の依頼や追加の荷物の運送の依頼など、より稼げるタイミングを逃してしまう可能性もあるでしょう。
いつでも連絡が取れるドライバーはやはり稼いでいるドライバーですので、ハンズフリーで対応できるワイヤレスイヤホンは活躍するでしょう。
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消臭除菌スプレー
段ボールの荷物を多く荷室に置いておくと、どうしても荷室に臭いがこもってしまいます。
毎日の配送業務終了時に、荷室に消臭除菌スプレーをしておくことで、不快な臭いをなくし、運転時のストレスを減らせることができるでしょう。
良い気分で運転していくことで、より効率的に仕事ができるのはいうまでもありません。
また、近年は喫煙者に対して厳しい顧客が多く、喫煙後の自分の衣服に吹きかけておくことで、タバコの臭いのクレームを少なくしていくことも重要になってきています。
気をつけてください。
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ロイヤルスノコ(荷室に敷くカーペット)
先ほどご紹介したプラダンシートよりも頑丈で、配達終了後には倉庫などで次の日の荷物を置いておく場所にしたいという方におすすめなのがロイヤルスノコです。
発砲ポリプロピレンで作られているため、荷物の出し入れの際に膝を乗せても痛くないのが良いところ。裏面には滑り止め防止がついているため、荷室に敷き詰めておくのに便利です。
弾力がある表面は荷物を傷つけることもありません。荷室の汚れや擦れ傷も敷いておくことで防げるため、車内を綺麗な状態で保ちたいという方からも選ばれています。
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【車外編】軽貨物ドライバーが使用する道具ガイド10選
配達を効率よく行うための道具だったり、自分が怪我を起こさないための道具だったり。配達情報を記録しておけるアプリも今の時代仕事の頼もしい相棒でしょう。
荷物の破損を防いだり、天候に合わせて必要になったりする道具なんかもあります。
また、配達先から携帯や着用を指定される道具もあるのもご存知でしょうか。車外で軽貨物ドライバーが用意しておくと良い道具が多くあります。
最初に軽貨物ドライバーが実際車外で使用している道具についてご紹介していきましょう。
軍手
段ボールの表面は意外と滑りますし、端が鋭利になっていて手を切ってしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
滑り止めがついた天然ゴムの軍手を使うことで、段ボールも手から滑らず、また、指を切ってしまうということも防げます。
滑らないことで、荷物を素早く出し入れすることができ、配達の効率も上げることが可能です。
台車
運んだ荷物の量がそのまま収入につながるのが軽貨物ドライバーの仕事。
配達先のお宅と車両との往復の回数を減らしていくことで、より効率的に配達をこなしていくことも重要になります。
一度に多くの荷物を安全かつ楽に運ぶためには、台車を使用することをおすすめしたいです。
最近の台車は、耐久性もあり、運んでいく際の音も少なく、車輪もスムーズに回転していく物も増えてきました。
配送時に気を使いすぎずに、より多くの荷物を一度に運んでいける台車を使わないのはもったいないでしょう。
腰袋
胸ポケットに入れたボールペンが落ちてしまったり、伝票が汗で濡れてしまったりといったことが起きてしまうので、胸ポケットに入れるのもなと思うこともあるでしょう。
腰袋を使うことで、ボールペンや伝票、スマホなどを落とすことなく持ち歩けます。
さらに、両手があくので、荷物を持っていくことだけに意識を向けられるため、不慮の事故や破損を防ぐことにもつながるでしょう。
作業灯
軽貨物ドライバーの仕事も日中だけでなく、夜間の配達もあります。契約内容によっては、深夜に仕事を進めていくこともあるでしょう。
暗い中で仕事をしていく上で、作業灯があると、明るさに困ることなく仕事をしていくことができます。
暗くてよく見えない中での仕事は、作業効率も落ちますし、安全確認などもできず、てきぱきとした行動ができないこともしばしば。
ですが、作業灯で手元や足元、前方を明るく照らして仕事をしていくことで、より安全に早く仕事をこなしていくことができます。
配送アプリ
今の配達アプリは、地図だけでというものは少ないです。
ゼンリンの配達アプリは、きめ細かな住宅マップだけでなく、荷物の配達時間や配達先に宅配ボックスがあるかなどの届け先の情報をメモしていくことも可能。
住宅街で、配送アプリを見ながら、どんどん荷物を運べるだけでなく、届け先の情報をメモしておくことで、2回目や3回目の配達にも情報が使えるため便利です。
スマホアプリですので、日中だけでなく、夜間の屋外でも見やすい点もおすすめポイントになります。
レインコート
雨の時期はもちろんのこと、夏の夕立やゲリラ豪雨、冬の雪の日にも軽貨物ドライバーの配達が重なってしまうこともあるでしょう。
天候が悪い日の配達が嫌だという軽貨物ドライバーも多いはず。仕事ができる程度の悪天候の日にレインコートは役立ちます。
傘ですと、手が塞がってしまうので、荷物を安全に運ぶことができません。
その点レインコートですと、両手があいた上で、雨や雪対策もできますのでおすすめです。
特に雪国で配達業務をしていく方は必需品ともいえるでしょう。
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長靴
雨の時期や雪の多い地域に配達業務をしていると、靴が濡れてしまって、そのまま配達先にいって嫌な顔をされてしまったという軽貨物ドライバーもいらっしゃるのではないでしょうか。
長靴もレインコートと同じく、雨の多い地域や雪国での配送業務には必需品です。雨や雪から靴の中が濡れずに済むだけでなく、滑り止めにもなりますので、安心して素早く配達していくこも可能。
さらに、鉄製のつま先芯が入っている物ですと、荷物が落下してきた際に足も保護できるためおすすめです。
冷感スプレー
近年、日本の夏は猛暑が続くことも多く、炎天下40℃の中配達をしていくことも多くなってきました。
配達中に熱中症になってしまったり、そこまでいかなくても気分が悪くなってしまったり、目眩がしたことがあるという軽貨物ドライバーも多いはず。
冷感スプレーを使うことで、体感温度を下げ、炎天下の中の配達時でも清涼感を得られます。気化熱を利用していますので、体を効果的にかつ安全に冷やしていくことも可能。
さらに、消臭できる商品や除菌できる商品もあるので、嫌な夏場の臭いを防ぎながら、熱中症対策していくこともできます。
少しでも涼しさを得ながら夏場のきつい時期の配達を乗り越えていきましょう。
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キーバックチェーン
キーバックチェーンを使うと、鍵を落とすことなく身につけておけますし、手を話すだけで鍵が回収されるため、非常に便利です。
鍵を探すという手間も減ります。鍵を落として悪用されたり、荷物を盗まれたりといった最悪の事態を防ぐためにも、キーバックチェーンを使ってみるのもありなのではないでしょうか。
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ヘルメット
工事現場に荷物を持っていく際に、ヘルメットを着用していない軽貨物ドライバーの入場を拒否するという取引先もあります。
ご自身の契約内容や配達先によってはヘルメットのような配達時に必要となる道具が指定されている現場もあるため、注意が必要です。
配達先や委託先から指定された道具は必ず配達時に使うことで、取引先との信頼関係もうまれていきます。
まとめ:「便利な車内、車外用の道具を使ってより安全かつ効率的に配送業務をこなしていこう」
軽貨物運送業でドライバーたちが車外、車内で使っている道具についてご紹介していきました。
今回ご紹介した道具を普段の業務に取り入れていくことで、今の仕事の問題点や課題を解決していくこともできるでしょう。
仕事効率化だけでなく、自分自身や荷物を守るための道具や悪天候対策、紛失対策、暑さ対策、現場の事情など、様々な状況に合わせて必要な道具も変わってきます。
また、荷物を保護したり、車内を保護したりすることもクレーム防止やメンテナンス費用の抑制につながるため、経費を減らすことが可能です。
稼いでいる軽貨物ドライバーほど、仕事道具への投資やこだわりがしっかりしています。自分への投資だと思って、車外で使える道具をこの機会に一式揃えていくのも良い選択です。
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