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アマゾンフレックスで配りきれない原因と積み方のコツを紹介

荷物を運びきれずに大変な思いをするのは、アマゾンフレックスを始めたばかりの初心者によくある悩みです。

運びきれない日が続くと、配達のコツや配達が遅い原因についてよく調べてしまいますよね。

この記事ではアマゾンフレックスで荷物を配りきれない場合に考えられる原因や、積み方のコツ、対処法を紹介していきます。

目次

アマゾンフレックスの荷物を配りきれない場合に考えられる原因

アマゾンフレックスで配達をしていて「荷物を配りきれない」という経験がある方は多いでしょう。

荷物を配りきれない原因はいくつかありますが、考えられるのは大きくわけて4つです。

  • 配達個数が多い
  • 配達に慣れていない
  • 目的地を毎回確認することで時間を浪費している
  • アプリに表示される数字順に配達している

それぞれ解説していきます。

荷物量、配達個数が多い

単純にアマゾンフレックスの荷物量、配達個数が多いというのも配りきれない原因の1つです。

配達個数が多いと移動時間、配達場所での荷物の積み下ろしにどうしても時間がかかってしまいます。

例えば、荷物1個あたりの配達時間が5分かかる場合、配達件数が100件あると、5分×100件で約8時間かかります。7時間のオファーだと配りきれずに終わるでしょう。

荷物量が多い時期やエリアはある?

荷物量は時期やエリアによって変わります。

配達エリアが都心部だとマンションが多く、1件あたりの配達距離も短くなり個数も多くなります。

さらに、タワーマンションや団地などがあると1つの建物に何件も配達が集中するので、荷物量は、より多くなります。

また、アマゾンが開催するセールの後や年末年始はネットショッピングの需要が増えるので荷物量は多くなるでしょう

初心者で配達に慣れていない

配達業務の初心者は配達する行為自体に慣れていないので、どうしても時間がかかってしまいます。

特に時間がかかるのは、アプリの操作だったり、建物の入口を探したりするときです。

配達に慣れている人はマンションの入口やポストの場所がすぐに分かりますが、初心者は経験値が浅いので、都度時間をかけてしまうのです。

目的地を毎回確認することで時間を浪費している

目的地に到着して配達が完了した後、車に戻ってから次の目的地の確認をする配り方をしていると速く配れるようにはなりません。

配達速度を上げるには、最低でも2個先の目的地まで確認しておくスタイルを目指す必要があります。

配達に慣れている人達の中には、3個先の目的地まで確認している人もいるくらいです。

アプリに表示される数字順に配達している

アマゾンフレックスのアプリに表示されているピンの数字順に配達していることも、配達効率を悪化させる原因と言えます。

数字順が最短ルートになっているわけではありません。

アマゾンフレックスでの配達の順番は自分で決められるので、数字を気にせずに配達をしやすいルートを選びましょう。

どのような順番で配達すれば速くなるかを考え、実践することで自然と配達速度は上がるでしょう。

「アマゾンフレックスで配りきれない」ドライバーは多い?

ここでは、「アマゾンフレックスの荷物を運びきれない」という実際のドライバーの声をSNSを引用し紹介します。

https://twitter.com/lliillo3/status/1644368186173952001
https://twitter.com/jinayuriha/status/1361556324039888897

配達個数が多い、エリアが悪いことなどが配りきれない原因と捉えている人が多いようですね。

とはいえ、ベテランのドライバーは配りきれている人がほとんどであり、配りきれないのは初心者で配達に慣れていないことが原因だと考えられます。

アマゾン側が持たせる荷物量が多いと思われがちですが、よほどのトラブルがなければ配りきれる計算で荷物量は設定されています。

アマゾンフレックスで未配が続くとどうなる?

アマゾンフレックスで未配が続くとアカウント停止につながる恐れがあります

アマゾンフレックスの公式サイトでは、「ノルマはなく時間内に配りきれなければステーションに持ち戻っても報酬は出す」と記載されています。

ですが、アマゾン側も未配を出す配達員より未配を出さない配達員のほうが都合が良いのは事実。

また、未配を出さないために業務が雑になり、お客から何回もクレームをもらうようなこと続いてもアカウント停止なるリスクがあるので注意しましょう。

「アマゾンフレックスの配りきれない」を回避!積み方のコツ

アマゾンフレックスで荷物を配りきれない原因はさまざまですが、配りきれないドライバーの多くが、荷物の積み方に原因があります。

未配を出さないドライバーは、とにかく荷物を出すスピードが速いです。

配達先に着いて荷物を探して取り出す、この作業が何十件と繰り返されると1日の配達時間に大きな影響を与えます。

アマゾンフレックスでの荷物の積み方のコツは以下の3つです。

  • バッグはバラさずに積む
  • 大きい荷物は出しやすい場所に積む
  • 運転席の後ろに2つ積む(最初に配るエリア)

これらを実践することで荷物を探して、出すスピードが速くなります。1つずつ詳しく解説していきます。

バッグはバラさずに積む

アマゾンフレックスではほかの運送会社と異なり、荷物は複数のバッグに詰めこまれています。

理由は、積み込みの時間を早く終わらせるためです。

アマゾンフレックスの場合、積み込みに時間をかけていると、次々に集荷の車が入ってきて渋滞になるので、積み込みを早く終わらせる必要があります。

アマゾンフレックス以外の宅配経験がある方は、バラで積んだほうが速く配達できると思うはずですが、アマゾンフレックスが初めての方はバラさずに積み込んだほうがよいでしょう

初心者がバラすと、配達をしている途中に積んだ荷物が散乱し、逆に探すのに時間がかかります。

もしバッグのままで積めず、バラさないといけない時は、なるべく個数の少ないバッグをバラしましょう。

大きい荷物は出しやすい場所に積む

バッグに入りきらない大きいサイズ、または重量物は出しやすいドアの近くに積み込みましょう。

大きい荷物や重量物を取り出しにくい場所に積み込むと、ほかの荷物を一度おろさなければいけなくなります。

最初に積んだ荷物を一度おろして、再度積み込むことほど無駄な作業はありませんよね。

また、取り出しにくい場所にある重量物を無理な体勢で取り出そうとすると、腰を痛めて配送業務に支障が出る恐れもあります。

大きい荷物は助手席の後ろに積み込むと取り出しやすいので、無駄な時間の削減と体の安全のためにも、工夫して積み込みましょう。

運転席の後ろに2つ積む(最初に配るエリア)

最初に配達するエリアの2バッグ分は運転席の後ろに乗せましょう。運転席の後ろだと降りてすぐに取り出せるので時間短縮になります。

7時間のオファーの場合、毎回6バッグ以上はあるのでバックドアの場所に4~5バッグ、残りの最初に配るエリアのバッグは運転席の後ろに積みましょう。

アマゾンフレックスの荷物を配りきれない場合の対処法

荷物の積み方を工夫しただけでは、完全に未配が出なくなるとはいえません。

どうしてもその日の配達エリアで難易度が変わってくるためです。

ここからは、「荷物の積み方はマスターしたのに未配を出してしまった」という方向けの対処法やコツを紹介していきます。

アマゾンフレックスの荷物を配りきれない場合の対処法は以下のとおりです。

  • 宅配ボックスの場所を必ず確認する
  • AIのルートに頼らない
  • 近い距離は歩いて配る
  • 荷物の種類を覚える
  • 時間指定を把握する

それぞれ詳しく解説します。

宅配ボックスの場所を必ず確認する

マンションへ配達する場合は宅配ボックスの有無を必ず確認しましょう。

アマゾンフレックスでは不在の場合、宅配ボックスがあれば配送指示に関わらず使用しても良いとされています。マンションの配達で、不在時に宅配ボックスを使おうとして探し回っていては時間の無駄になります。

マンションで宅配ボックスがよく置かれている場所は以下の2箇所です。

  • エントランスの中
  • メールコーナーの部屋の中

少し探しても見つからない場合は、早めに諦めるのも大切です。

AIのルートに頼らない

アマゾンフレックスのアプリでは、荷物を読み込むとAIが自動でルートを組んでくれます。しかし、AIが算出したルートに頼らないほうが確実に速く配達できます。

AIのルートでは、荷物を集荷した倉庫から遠い場所からスタートさせることもあるので、移動時間が長くなりタイムロスになります。

配達効率を良くするには、なるべく倉庫から近い目的地から配達するほうがよいでしょう。

近い距離は歩いて配る

住宅地など配達エリアが密集している場所は歩いて配達するほうが速いです。

密集したエリアで次の目的地が100m以内の場所にある場合、車に乗り、移動して、また荷物を出してを繰り返す時間が無駄になります。

また、狭い道で次の目的地が逆方向にあれば、車のUターンにも時間がかかります。

近い距離を車で移動するよりも、2、3件であれば歩いて配達するほうが時間を短縮できますよ

荷物の種類を覚える

アマゾンフレックスの配達では、荷物の種類を覚えることも大切です。

荷物の種類を覚えれば、バッグの中から荷物を探す時間が短くなり配達も速くなります。

アマゾンフレックスでの荷物表記の種類は次のとおりです。

  • XLボックス
  • Lボックス
  • Mボックス
  • Sボックス
  • 封筒
  • バッグに入っていない

これらの荷物のサイズ感を覚えると見つけやすくなります。とはいえ、毎日配達していると嫌でも覚えてくるでしょう。

時間指定を把握する

荷物を集荷した後に、必ず時間指定を把握してから出発しましょう。

配達途中に時間指定があるのに気づいても、現在地より届け先が離れていた場合、時間のロスにつながってしまいます。

さらに、時間指定の遅延は未配と同じく、アカウントの停止リスクがあります。荷物を集荷して最初の目的地に向かう前に時間指定の把握をしておきましょう。

軽貨物初心者は研修制度のある運送会社の委託ドライバーになるのがおすすめ

軽貨物初心者でアマゾンフレックスを始めてうまくいかない場合は運送会社の委託ドライバーから始めるのがおすすめです。

アマゾンフレックスでは、アプリのマニュアルでしか配達方法を学べません。一方で、ほとんどの運送会社の業務委託では研修制度があり、配達の基礎からノウハウまでしっかり教えてくれます。

また、運送会社の委託なら決まったエリアに配達するケースがほとんどなので、道を覚えやすく配達業務に慣れるのも早くなります。

初めて軽貨物の委託案件に挑戦するという方は、ぜひ軽貨物専門の求人サイト「ハコボウズ」から希望に合う条件を探してみてくださいね。

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