【企業向け】応募者は何を基準に企業選びしている?運送会社人事が知っておくこと

2022.03.30

インターネットをフル活用して、就職活動や転職活動を行うのは今や常識です。


軽貨物の世界でも、運送会社に応募したいという方は、大手の求人サイトや運送会社専門の転職サイト、志望度の高い運送会社のHPの採用情報をとてもこまめにチェックしています。


ですが、口コミ情報なども確認してから企業選びを行っているので、受動的な採用活動だけなく、求人票記載内容や口コミサイトへの対策も講じた能動的な採用活動が運送会社に求められています。


今回は、運送会社に応募する方がどんな基準で企業選びしているのかについて、詳しくご説明していきましょう。





多くの運送会社から応募者はどのように企業選びしているのか


運送会社で働きたいと考えている方はどのような情報を確認して応募する企業を選んでいるのでしょうか。


・大手求人サイトで企業選びしている


・運送会社専門の転職サイトも活用している


・運送会社のHPの求人情報も確認している


上記のようなサイトで応募する運送会社を選んでいます。


応募者の確認しているサイトについて、ご説明していきましょう。




大手求人サイトで企業選びしている


応募者は大手の求人サイトは必ずチェックしています。


大手の求人サイトに求人を出すことで、運送会社に応募したい方に見てもらえる確率はあがるでしょう。


ですが、掲載料や採用時に支払うバックも大手求人サイトは高いので、コスト増には注意が必要です。




運送会社専門の転職サイトも活用している


運送会社の採用情報に特化した転職サイトも、情報の見つけやすさから運送業への応募者に人気があります。


情報を出す運送会社にとっても、効率的に専門的な人材が採用しやすいだけでなく、経験者も採用しやすいため、重宝するサイトです。


保有トラック台数や車種、荷物の種類、距離といった条件を細かく求人情報に載せないと応募者が集まらないので注意しましょう。


専門的な情報を見て運送会社を応募者は選ぶので、採用後のミスマッチ率は低いのが特徴です。




運送会社のHPの求人情報も確認している


運送会社に就職したいと思っている方は、希望の運送会社のHPは必ずチェックしています。


ですので、運送会社のHPに求人情報を載せて、さらにそこから応募できるような形にしておくことも良いでしょう。


間に他の会社を通す必要がないため、コストを安くできるのはメリットです。


意欲的にHPを見てくるような応募者ですから、意欲も高く戦力になってくれるでしょう。


ですが、採用間口としてはとても狭くなってしまうので、多く応募者を集めるという点ではあまり効率的な方法ではありません。





応募者は「口コミ情報」で企業を選ぶ時代に


運送会社に応募したい方は必ず、さまざまな口コミ情報を確認してから応募しています。


ですので、企業としては口コミ情報対策やそういった情報から問題点を見つけ出し改善していく必要もでてくるでしょう。


運送会社を選んでいる応募者の口コミに対しての意識をより具体的にご説明していきます。




応募者は働いている人の口コミを必ず確認している


まず運送会社の応募者の多くは、実際にその会社で働いている方の口コミ情報は必ずチェックしています。


昔働いていた方が、雇用条件や待遇、人間関係など、自分が体験した嫌な経験を口コミ情報として各種転職口コミサイトに載せているケースが多いです。


良い点について書かれていることは少ないので、サクラや企業が捏造した口コミ情報ではなく、働いている方のリアルな情報だと応募者は口コミ情報を判断しています。




運送会社を利用したユーザーからの口コミをみている応募者も


働いていた側ではなく、実際に運送会社のサービスを受けた方の口コミ情報も応募者は確認しています。


誰しも自分達の仕事がどのように評価されていくのかは気になりますし、お客さまからのクレームはその運送会社の社員研修や社員教育の問題点でもあるからです。


自分が実際に運送会社で働いて行った場合、社会やお客さまからどのように見られるのかをとても応募者は意識している点も気をつけましょう。




SNSに書き込まれた口コミにも要注意


近年、口コミサイトだけではなく、twitterインスタグラムといったSNSに運送会社の口コミを書いている人も多いです。


また、YouTubeなどの動画サイトにある運送会社の就業体験談なども見ている方が多くなってきました。


運送会社の人事の方も口コミサイトだけでなく、SNSや動画サイトなどに自社の口コミが多く載ってしまっていないか確認していく必要があるでしょう。


特にネガティブな口コミ内容については応募者の応募に対する意識への影響力も高くなってしまうので、会社単位で対策を練っていかなければなりません。




運送会社が求人情報を出す前に確認すること


運送会社の方で、求人情報を出す前に確認しておきたいことについて、まとめていきましょう。




応募者は運送会社の求人票の内容をよく見ている


応募者は運送会社の求人票を穴が開くくらい、とてもよく内容を確認して企業選びに役立てています。


ですので、運送会社の方としても応募者がどのような求人票の項目に興味を持ったのかを面接などで実際にヒアリングして、求人票やその他の採用活動に活かしていく必要あるでしょう。




企業選びの際に応募者が気になるのは「マイナス」な情報


今の時代、ブラック企業に対して風当たりがとても強くなってきています。


応募者が特に気にしているのが、自分が応募した運送会社の「マイナス」な情報です。


どのような評判があるのかを非常に細かく確認してから企業を選んでいますので、企業の側もマイナスなことが書いてある口コミ情報に対するポジティブな回答や対策をしっかりと行っていかなければならないでしょう。





【まとめ】運送会社を応募する方の企業選び基準を熟知しておこう!




運送会社を応募する方の企業選びの基準を企業の側が知っておかないと、なかなか応募者が集まらなかったり、面接後に辞退が増えてしまったりすることがあるでしょう。


採用後のミスマッチも減らす必要があるので、求人票の情報や口コミ情報にはとても気をつけなければなりません。


自社だけで対策が難しいという場合には、軽貨物に特化した求人サイト「ハコボウズ」を利用したり、相談したりして、よりよい採用環境を整えていくこともおすすめいたします。


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