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軽貨物の企業配はきつい?企業配送の特徴や単価、求人について解説

企業配は、配送ドライバーの働き方の1つです。

配送の仕事といえば、個人のお宅に荷物を届ける宅配のイメージが強いですが、企業に対して配送をおこなう企業配という仕事も存在し、独自のメリットがあります。

この記事では企業配の特徴や、報酬の目安、企業配案件の探し方などを解説します。

企業配という働き方があることを知り、基本的な知識を得たいという人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

軽貨物の企業配とは

企業間配送、企業配とは、荷物を個人宅ではなく企業に配送する仕事のことをいいます。

企業配は軽貨物の仕事の1つですが、宅配とは少し違った方法で日々の配送をおこないます。

まずは宅配と比較しつつ企業配の特徴を解説します。

企業配の業務内容

企業配は、指定された荷物倉庫から荷物を積載するところから1日の仕事が始まります。

宅配と違って、企業配は1日に配送するルートが大体決まっているので、同じルートで配送をおこなうのがほとんど。

一般的な企業が仕事をしている時間までに配り終える必要があるので、企業配の仕事は17:00~18:00頃には終わることが多いです。

企業配の特徴

企業配の特徴として、まず安定性が挙げられます。

企業配の報酬は、固定された日給として支払われることが多く、その日1日の仕事の出来不出来に関わらず、決まった報酬を得ることができます。

逆に言えば、出来高制が多い宅配に比べて、大きく稼ぎにくいということでもありますが、波のある報酬よりも安定した報酬を求める人に好まれる傾向にあります。

また、配送先が企業であるため、配達時の不在がほとんどありません。そのため再配達が極めて少ないのも特徴です。

国土交通省が2021年10月に行った調査では、宅配便の再配達の割合は約12%にも上り、再配達問題は物流業界の大きな課題として、長らく問題視されています。

再配達は配送の効率を悪くするだけでなく、配達員のストレスにもなるので、再配達で煩わしい思いをしたくない人にも企業配はおすすめです。

宅配と企業配の違い

宅配と企業配には以下のような違いがあります。

  • 報酬体系の違い
  • 仕事が終わる時間の違い
  • 配送ルートの違い

どの配送方法がよいかは人によって異なるので、次項に記載した企業配のデメリットと照らし合わせて、自分にどちらが向いているのか判断の参考にしてください。

企業配と宅配の違い

軽貨物の企業配はきつい?デメリットや注意点とは

軽貨物について調べていると、企業配はきつい、というような情報をたびたび目にします。

実際のところ、企業配には企業配の苦労が、宅配には宅配の苦労があるという印象ですが、ここでは企業配がきついと言われる理由や、デメリットなどを解説します。

荷物によってはきつい力仕事となることもある

企業配は企業の荷物を配送する仕事なので、個人宅への配送ではあまり見られないような大量の荷物を配送する場合もあります。

なかでもコピー用紙の配送は、企業配でも特にきつい仕事として知られていて、ときには数10kgにも及ぶ重さのコピー用紙を配送しなければならない場合もあります。

また、大きな企業では車から配送場所まで距離がある場合があるので、尚更大変だといえるでしょう。

企業配の仕事は、配送先の企業が大体決まっているので、大量のコピー用紙の配送が必要となる企業に当たった場合は、定期的に配送することも覚悟しなければなりません。

配送先は自分が契約を結んだ配送会社によって決まるので、こればかりは運の要素が強いとも言えます。

努力次第で大きく稼ぐということができない

企業配の報酬体系は、基本的に固定された日給であることが多いです。

宅配は報酬が出来高制の場合が多く、頑張り次第で収入を上げることができますが、固定給である企業配ではそれができません。

まだ若く体力の余っている内は、夜遅くまでの配送や休日配送などを行ってガンガン稼ぎたいという人も多いでしょうが、そういう人には不向きかもしれません。

逆に安定した報酬を求める人や、長時間の労働を避けたい人などは企業配が向いていると言えます。

もしも企業配を始めた後に、時間に余裕ができて、空いた時間に働きたくなったら、宅配の仕事に変えるか、別で単発の仕事を探すという手もあります。

仕事内容に変化が見られにくい

このデメリットは、車の運転や配送の仕事が好きな人ほど感じやすいと思いますが、企業配は基本的に同じルートでの配送なので、毎日の仕事に変化が少なく、面白味にかける部分があります。

初心者のうちは、仕事に変化がないというのは助かる部分ですが、仕事に慣れてきて、なおかつ配送の仕事に愛着が生まれると、毎日同じルートで配送するのに飽きてくる場合があります。

通常の宅配の仕事は、毎日違うルートで配送をおこなうので、特に長距離ドライバーの場合は見知らぬ土地で配送をおこなうのが楽しみだという人もいます。

企業配は同じルートで安定感がある反面、人によってはつまらなく感じてしまうというデメリットも持ち合わせています。

企業配のデメリット
企業配のデメリット

軽貨物の企業配の仕事が向いている人

企業配には人によって向き不向きがあります。企業配に向いている人は以下のような人です。

  • 軽貨物初心者の人
  • 保障された安定感のある収入を求める人
  • 通常の会社員のように17:00〜18:00ぐらいの時間帯には仕事を終えたい人

順に解説します。

軽貨物初心者の人

軽貨物初心者の人に企業配が向いている理由は、宅配と違って配送ルートが大体決まっていることです。

宅配の場合、初心者の内は配送の勝手が分からず、大変さを感じるものです。

その点、企業配は配送ルートが大体決まっているので、1度配送の仕事を経験すれば、その後覚えることが少なくて済みます。初心者としては仕事がやりやすいです。

保障された安定感のある収入を求める人

軽貨物初心者のうちはベテランドライバーのように1日に多くの荷物を配ることができません。

宅配は荷物1つ配るごとにいくら、というように単価で換算された出来高制で報酬が決まることが多いので、初心者のうちは稼ぐのに苦労する場合もあるでしょう

企業配は多くの場合が固定報酬制なので、初心者ドライバーとベテランドライバーの間での報酬差が生まれにくく、気持ちの面でもリラックスして仕事に臨むことができます。

さらに、企業配は大きな金額を稼ぎにくい一方で、1日の報酬が保障されているので、収入に安定感を求める人に企業配は向いています。

配送ルートにも変化が少なく、固定された日給で報酬が支払われるので落ち着いて働きたい人に企業配はおすすめです。

通常の会社員のように17:00〜18:00ぐらいの時間帯には仕事を終えたい人

17:00~18:00頃の早い時間帯に仕事を終えることができるのは、自分のプライベートや家族との時間を大事にしたいという人には、大きなメリットになるでしょう。

物流業界は長時間労働が当たり前の厳しい労働環境で知られています。

夜遅くまで仕事せずに、普通の会社の定時上がりのような時間帯で仕事を終えられるというのは大きなメリットです。

たとえたくさん稼げても、劣悪な労働環境は必ずドライバーの離職を招きます。そういう意味でも企業配は働きやすく、続けやすい仕事であると言えるでしょう。

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軽貨物の企業配の単価はどれくらい?

企業配は、固定された日給で安定した報酬を得られるのがメリットです。

そのため通常の宅配のような荷物1つあたり100〜200円といったような単価で報酬が支払われるという形はあまりありません。

企業配の日給は15,000円ほどと言われています。仕事は平日のみの場合が多いので、月給に換算すると33万円ほどが収入となるでしょう。

これでは少し物足りないなと感じた人は、少しでもよい条件で働けるよう、配送会社の比較を入念におこなうようにしてください。

軽貨物の企業配案件の探し方

実際に企業配を始めてみたいと思っている方のために、企業配案件の探し方をまとめました。

企業配を始めること自体はそれほど難しくないので、少しでも興味を持ったならこの項で記載した方法で案件を探してみてください。

求人サイトで企業配送の求人に応募

軽貨物で企業配を始めるならば、多くの人にとってこれが主な探し方になるでしょう。

求人サイトで仕事を探せば、「企業配」を明記しているものがあるので、その求人に応募するようにしてください。

契約した会社で企業配の仕事を始めれば、通常の宅配ができないわけでもなく、宅配と企業配両方の案件に対応している会社も多いです。

もしも企業配が合わないと思ったときのために、宅配と企業配両方の案件に対応してる会社と契約すれば安心でしょう。

法人として企業配送の業務委託を結ぶ

求人サイトで案件を探すよりもかなりハードルは上がりますが、自分で会社を設立(法人化)して企業配送の業務委託を結ぶという手もあります。

法人化は開業費などの金銭面でデメリットを感じやすいですが、会社に所属せずに自分で荷主と契約できる等のメリットがあります。

初心者にはあまりおすすめできないやり方ですが、ドライバーとして経験を積んで独立を考え出した人などには一考の余地があるでしょう。

個人で企業配送の業務委託を結ぶ

個人で荷主と契約し、企業配送の業務委託を結ぶという選択肢も存在します。

ただこの方法は現実的ではありません。契約を結ぶにしても法人としか契約を結ばないという荷主は多いですし、個人で直接営業するとなると相当なコミュニケーション能力と人脈が必要です。

やはり一番よい方法は、求人サイトで企業配の案件を探すという方法でしょう。まずは住んでいる地域に近いエリアから、自分に合った会社を見つけてみましょう。

軽貨物で会社と契約する際は、最初の会社選びは非常に重要です。安易に決めずに、複数の会社から比較検討をおこなうようにしてくださいね。

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